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トレンド道場

トレンド訓練生の修行場所 それこそがトレンド道場。
トレンドマスターを目指して、今日もトレンドを追い求める・・・

月別アーカイブ:2016年05月

2016年05月の記事一覧。トレンド訓練生の修行場所 それこそがトレンド道場。トレンドマスターを目指して、今日もトレンドを追い求める・・・

ドラマ
前回は第5話の「 物語の始まり 」の内、「 ストイックな神代公一 」等をお送りしました。音楽に真剣に向き合おうとする、神代公平。ストイックに自分にも他人にも厳し..

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ドラマ
前回は第5話の「 物語の始まり 」の内、「 神代公平の始動 」をお送りしました。そこでは、音楽を捨てずに、真剣に向き合うことにした神代公平の姿がありました。今回..

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ドラマ
今回から、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第5話について書きます。今回は、「 物語の始まり 」の内、「 神代公平の始動 」をお送りします。佐野さくらの..

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ドラマ
今回は、月9ドラマ『 ラヴソング 』第6話のあらすじからその魅どころを探ってみました。前回の第5話で、空一のアイデアで始まったインターネットでの動画配信が1万回..

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魅力の秘密
イメージのギャップがあると、ドラマの良さが素直に入ってこないことがあります。月9ドラマ『 ラヴソング 』もそうではないでしょうか?月9ドラマは恋愛ドラマというイ..

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ドラマ
今回は、月9ドラマ『 ラヴソング 』第5話のあらすじからその魅どころを探ってみました。第1話で「 自分の歌 」に触れた、佐野さくら。第2話で、「 ライブの可能性..

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ドラマ
前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、「 神代公平の過去 」「 神代公平の再生の可能性 」についてお送りしました。自身の過去の姿を鋭く指摘される、神代公平。前へ..

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ドラマ
前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、「 絆を守るやさしさ 」についてお送りしました。佐野さくらと中村真美。空一との絆を守るため、それぞれの、やさしさがありまし..

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ドラマ
前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、「 信頼関係 」「 神代公平の才能 」「 大人の助けのない失敗 」「 やさしさへの反応 」「 閉まるドア 」についてお送り..

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ドラマ
前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、「 空一の迷走 」についてお送りしました。無我夢中で行動した、天野空一。その結果、守るべき存在の佐野さくらを巻き込んでしま..

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、「 成長への信頼 」についてお送りしました。桑名喜和子との約束を守り神代公平は、佐野さくらを送り出しました。今回は、「 空..

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前回は第4話の「 物語の中盤 」のラスト、「 守る約束 」についてお送りしました。やってきた「 神代公平の過去 」神代公平は、佐野さくらの歌の夢のために1つの約..

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、「 印象を残す大切さ 」「 桑名喜和子の想い 」「 上手くいくまで捨てさせない 」「 前へ進む勇気 」についてお送りしまし..

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、「 現実的な夢 」についてお送りしました。佐野さくらの歌への夢は、中村真美と天野空一と自分の3人でみる「 現実的な夢 」で..

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、「 佐野さくらの心の支え 」「 宇部優香の相手 」「 空一の迷走 」の3本をお送りしました。佐野さくらの心を支えるのは、や..

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前回は第4話の「 物語の始まり 」のラスト、「 幼馴染の人間関係 」「 イケメンな増村泰造 」「 静かな声援 」の3本をお送りしました。今回からは「 物語の中盤..

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、「 大人の人間関係 」をお送りしました。そこでは神代公平と宍戸夏希の、恋とはいえない関係の深さと長さが見えました。今回は..

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、「 宍戸雅季の登場 」をお送りしました。そこでは、宍戸夏希と宍戸雅季の親子関係がみえ、神代公平が宍戸夏希の家で、新しい朝..

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、「 神代公平の引越し 」をお送りしました。そこでは、年長者と若者の年齢ギャップのドラマがありました。そして、「 バイト代..

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ドラマ
今回から14回にかけて、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第4話について書きます。今回は、「 物語の始まり 」の内、「神代公平の引越し」をお送りします。..

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「 第5話の中盤1・母親の気持ち 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第5話の「 物語の始まり 」の内、
「 ストイックな神代公一 」等
をお送りしました。


音楽に真剣に向き合おうとする、
神代公平。


ストイックに自分にも他人にも厳しい
神代公平を、
クラブ「 S 」マスター・笹裕司が
さりげなく諭しました。


今回は「 物語の中盤 」の内、
「 母親の気持ち 」
「 燃え上がる空一 」
「 大人の余裕 」
をお送りします。


母親の気持ちが分からず、
迷走する中村真美。


名誉挽回のために燃え上がる、空一。


大人の余裕をみせる、神代公平。


「前へ進む」ために、
それぞれ歩いています。


母親の気持ち


場所はどこかの食事屋。


中村真美と婚約者の野村健太
が来ています。


「 赤ん坊のお包みの色が、
ブルーがいいか、ピンクがいいか
気が早い母親が迷ってる 」


と、笑い話として野村健太は話します。


それに対して
「 まだ式場も決まってないのに 」
と憂鬱そうな、中村真美。


そっけなく、
「 白でいいじゃん。 」
「 どっちでもイケルし。 」
「 お母さんには教えたくない 」
と中村真美。


どうやら以前に、
「 お腹が目立つ前に式を挙げろ 」
と言われたようです。


そのことが気にかかっているようで、


「 順番が違うから恥ずかしいんだよ 」
と野村健太の母親の心理を、
推し量ります。


それなのに「 赤ん坊のお包みの色 」
を心配している心理が、
信じられないようです。


婚約者の野村健太は、


「 どうしてそう取るかな? 」
「 いたって普通だよ 」


「 真美ちゃんのことも、
お腹の子どものことも心配している 」


と諭します。


素直にあやまる、中村真美。


母親の気持ちが理解できないようです。


燃え上がる空一


場所は、
中村真美と佐野さくらの部屋です。


神代公平、佐野さくら、天野空一
が集まっています。


中村真美は、
今日は結婚式場を廻っていて
いません。


どうやら
空一のアイデアを形にするため、
集まったようです。


セッティングをしている、
空一。


なんか飲み物を、
と普段通りの佐野さくら。


気合の入った空一に促される、
神代公平。


「 ライブハウスの方が雰囲気がある 」
と空一に助言する神代公平。


「 女の子の部屋の方が再生回数が上がる 」
とこだわりを見せる、空一。


インターネットで動画配信をする
ようです。


セッティングが終わり、いよいよ演奏です。


スタンバイする佐野さくら、隣に座る神代公平。


つっこむ空一。


神代公平に写らないように
言います。


神代公平が退き、画面には佐野さくらが1人。


曲を始めるためにカウントする、神代公平。


つっこむ空一。


黙ってカウントする神代公平。


歌いだす佐野さくら、『 500マイル 』。


自分の「 ナイスアイデア 」実現のために、
気合がみなぎる空一。


ツッコミも冴え渡ります。

» 「 大人の余裕 」 は、こちらです。

「 第5話の序盤ラスト・ストイック 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第5話の「 物語の始まり 」の内、
「 神代公平の始動 」
をお送りしました。


そこでは、
音楽を捨てずに、
真剣に向き合うことにした
神代公平の姿がありました。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「 仲直り 」
「 ストイックな神代公平 」
「 男2人で盛り上がる 」
をお送りします。


「 ちゃんと話したい 」
という空一と食事をする、
佐野さくら。


いつもの関係に戻ります。


音楽に真剣に向き合う神代公平を、
笹裕司がさりげなく諭します。


神代公平と天野空一。


男2人は曲のネタで盛り上がります。


友達宣言


場所は、
野外の井戸販売の店側の食事スペースです。


佐野さくらと天野空一。


食事をしながら、2人でいます。


どうやら、天野空一のおごりのようです。


話を振る、天野空一。


返事をしない、佐野さくら。


「 佐野さくらと話すのが好き 」
と言い、必死に話しかける天野空一。


それでも何も言わない佐野さくらに、
「 これまで通りにしたいから、
友達のままでいい 」
と告げます。


佐野さくら、ちょっと微笑み返事します。


そんな佐野さくらに空一は調子を取り戻し、


「 夢に関しては責任があるから、
協力させてくれ 」
と言います。


佐野さくら、
「 何いってんのコイツ 」
という顔。


空一、
「 キツイわー! 」
「 責任を感じて一生結婚できないわー! 」
と、おどけながら言います。


いつもの関係、空一の宣言


いつもの空一に佐野さくら、


「 これ、まずい 」
と食べていたものを空一のと交換
してもらい、


空一が食べていた方を
食べようとします。


その様子を見守る、空一。


間接キスを気にせず食べる、
佐野さくら。


それを見て、うれしそうな空一。


空一は調子づき、
「 お前がいつもそーだから、
同じヤツは食べない 」
と言い、


佐野さくらは返事します。


どうやら2人はいつもの調子
を取り戻したようです。


空一は、


「 歌とギターを続けるように。 」


「 オーディションとライブハウス
を見つけておく 」


と積極的に動くと宣言します。


カッコいい空一
で締めくくられようとした時、
空一に子どもがぶつかります。


食べていた物を落とす空一。


そんな空一に気を使って、
「 明後日、神代と練習する 」
と佐野さくらは告げます。


気を使わなくていいという空一に、
「 時間があったら来て 」
と重ねて告げるのです。

» 「 ストイックな神代公平 」 は、こちらです。

「 第5話の序盤1・再生へと 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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今回から、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』
の第5話について書きます。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「 神代公平の始動 」
をお送りします。


佐野さくらの初ライブを最後に、
音楽を断つ決意をしていた、
神代公平。


桑名喜和子に背中を蹴飛ばされ、
その心に火がつきました。


揺れ動く状況の中で、
再び音楽に向き合っていきます。


愛想笑い


場所は佐野さくらと中村真美の部屋。


第5話の、
空一が佐野さくらにキスしたシーン。


強引にキスした空一を突き飛ばす、
佐野さくら。


あやまる空一。


空一の方を見ない佐野さくら。


「 こっち、みーや。なぁ? 」
と空一。


それでも振り向かない、佐野さくら。


空一、
「 オレと、やってかんか? 」
「 オレが、お前を歌わせちゃるから 」
と佐野さくらに告白します。


佐野さくら、笑って誤魔化しながら、
空一を帰らせます。


困ると愛想笑いで防御する、佐野さくら。


空一の突然の告白は、
佐野さくらにとってはストレス
になったようです。


弟のような家族としてみていた、
空一の突然のキスからの告白。


突然の出来事に、
どうしたらいいか分からなかったようです。


他人のことは、よく分かる。


場所は、
「 ビックモービル 」の神代の医務室です。


ノックがあり、工場長が入ってきます。


木下ほうかさん演じる、滝川文雄工場長。


神代公平に
ストレスチェックのアンケートの集計
を依頼します。


企業カウンセラーとして、
法律で義務付けられているストレスチェック
の管理を任されているようです。


専任の企業カウンセラーを登用して、
ストレスチェックをしっかりやっている
ということは、
「 ビックモービル 」は大手
なのでしょうね。


滝川工場長、
相談があると神代へ切り出します。


工場長の様子をみて神代は、
「 花でも贈ればどうですか? 」
とアドバイスします。


何のことか分からない滝川工場長に、
「 奥さんとケンカでもしたんでしょ 」
と指摘します。


「 ネクタイの結び方が
いつものオシャレなダブルノット結び
と違う 」
ことから見抜いたようです。


「 臨床心理士の先生は
何でも分かっちゃうんだ 」
と滝川文雄工場長。


「 他人のことは、わかる 」
と神代公平。


滝川工場長は去り際に、
佐野さくらが「 社内広報誌の取材 」を受ける
と神代へ伝えます。


佐野さくらへ、
空一からラインが入ります。
「 ちゃんと話したい 」


仕事場のバスの中、
1番後ろの座席で寝転がって
眺めています。


そこへ神代公平から電話が入り、
医務室へ呼ばれます。

» 「 神代公平、音楽と向き合う 」 は、こちらです。

月9ドラマ 『 ラヴソング 』 第6話 「 あらすじから探る魅どころ 」

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今回は、
月9ドラマ『 ラヴソング 』第6話
のあらすじから
その魅どころを探ってみました。


前回の第5話で、
空一のアイデアで始まった
インターネットでの動画配信が
1万回もの再生がされ、


連絡を取った
トップミュージックの弦巻竜介から、
新曲のラブソングを作るよう、
神代公平は言われました。


今回は、
「 神代公平の新曲作り 」
「 展開する恋模様 」
についてです。


始まる神代公平と佐野さくらの
“ラブソング”作り。


それと並行するように、
色々な恋模様が進行するようです。


揺れる宍戸夏希の想い。


再び迷走する、空一。


行動する弦巻竜介。


曖昧な態度を取り続ける
神代公平の想いは、
誰にあるのでしょうか?


過去へのケジメをつけ、
過去の自分に勝つために、
神代公平は音楽と向き合います。


神代公平、作曲準備に入る。


福山雅治さん演じる神代公平は、
再び音楽に深く関わって行く入り口
にいます。


前回の第5話で
自分と宍戸春乃のマネージャーだった、
ポチャ巻こと
弦巻竜介(さかまき りゅうすけ)
と会った神代公平。


大谷亮平さん演じる弦巻き竜介。


ポッチャリ体系がスリムになり、
トップ・ミュージックの取締役に出世
していました。


部下に任せていると渋る逆巻竜介に、
神代公平は、
聴くだけ聴いてみて
その感想が聞きたいと告げ、
佐野さくらのライブの音源CDを渡します。


そして
空一のアイデアで実現した、
佐野さくらのインターネット動画を
見るように依頼しました。


その結果、弦巻隆介から
ラブソングを作るように言われた神代公平。


水野美紀さん演じる宍戸夏希から
キーボードを借りて、作曲作業の準備
をします。


仲直りの食事回「佐野さくらと空一~それぞれの想い~」


夏帆さん演じる中村真美は、
藤原さくらさん演じる佐野さくらと
菅田将暉さん演じる天野空一を
仲直りさせようとします。


真美ネェは、真美・姉ですね。


婚約者の、駿河太郎さん演じる野村健太
も呼び、
アパートで食事会をします。


中村真美は知りませんでいたが、
2人は仲直り済みでした。


空一は佐野さくらに
「 友達でいよう 」
「 音楽の応援をさせて欲しい 」
と告げていました。


そして
インターネット配信とチラシ配りで、
佐野さくらの音楽動画の再生回数が
1万PVに達したのでした。


中村真美は、
前回のグリスター・ミュージックではなく、


トップ・ミュージックから
声を掛けられていることを、
空一からの情報で知ります。


友達といいつつ、
佐野さくらに想いを寄せている空一。


神代公平を想っている様子の佐野さくら。


仲直りに設けた食事会で、
中村真美はそのことを確認します。

» 「 作曲に没頭する神代公平 」 は、こちらです。

月9 『 ラヴソング 』 魅力の秘密 「 邪魔をするイメージのギャップ 」 

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イメージのギャップがあると、
ドラマの良さが素直に入ってこない
ことがあります。


月9ドラマ『 ラヴソング 』も
そうではないでしょうか?


月9ドラマは恋愛ドラマというイメージ。


このイメージが
ドラマの良さを伝え切れていない
のかもしれません。


ですが少し視点を変えると、
『 ラヴソング 』が
味わい深いものになるかもしれません。


月9といえば、王道のラヴストーリー


月9ドラマといえば、
王道のラヴストーリーが定番でした。


いわゆる恋愛ドラマですね。


『 ラヴソング 』もそんな恋愛ドラマ
というイメージで観ている人も
多いのではないでしょうか?


福山雅治さん演じる神代公平と
藤原さくらさん演じる佐野さくらの
年齢のギャップが話題になったのも
そういう理由からでしょう。


神代公平の設定年齢は、
40代前半から半ば辺りです。


佐野さくらの設定年齢は、
20代前半です。


いわゆる
親子ほど離れた年齢のギャップです。


福山雅治さんは、
カッコいい男性として、
恋愛ドラマのハマリ役でした。


そして
福山雅治さんは、
2015年9月28日に
吹石一恵さんと入籍しました。


カッコいい男性の福山雅治さんの
結婚後の恋愛ドラマ
ということでよけいに、
神代公平と佐野さくらの
年齢のギャップが強調された側面
もあるようです。


加えて、
藤原さくらさんはベイビーフェイス
ですしね。


成長と再生の物語


今回の月9ドラマ『 ラヴソング 』は、
“ ラヴ ”と付いてますが、
いわゆる恋愛ドラマではないようです。


プロデューサーの草ヶ谷大輔さん
によりますと、
今までにないラブストーリー
にも注目してほしい 」
とのことです。


「 人間愛や絆の大切さ」に注目して欲しい
とのことです。


『 ラヴソング 』の“ ラヴ ”は、
男女間の恋愛というより、
人間愛という、広い意味での愛ですね。


しかし私は
この『 ラヴソング 』を、
「 成長と再生の物語 」
と呼んでいます。


若者たちが、
再生を絡めながらどう成長していくのか。


中年達が、
どう人生を再生し、成長へと向かうのか。


成長と再生を絡めて、
「 前へ進む 」ことがテーマです。


過去のしがらみから再生し、
前へ成長していくこと、
それがこのドラマのテーマです。

» 人間関係が軸の物語

月9ドラマ 『 ラヴソング 』 第5話 「 あらすじから探る魅どころ 」

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今回は、
月9ドラマ『 ラヴソング 』第5話
のあらすじから
その魅どころを探ってみました。


第1話で「 自分の歌 」に触れた、
佐野さくら。


第2話で、
「 ライブの可能性 」
が舞い込んで来ました。


第3話で、
「 神代公平と佐野さくらが初ライブ 」
を終え、


第4話で、


「 佐野さくらは、
キラキラしたデビューの夢 」が終わり、


「 神代公平は過去と向き合い
音楽を続ける必要性 」が出てきました。


今回の第5話は、
天野空一が2人の音楽活動に加わります。


そして神代公平は、
「 神代公平の過去の音楽活動の証 」
と連絡を取ります。


成長と再生の
人間ドキュメンタリー『 ラヴソング 』。


人間関係を軸に、物語は進みます。


神代公平と佐野さくら「それぞれの情況」


神代公平は、
レコード会社との話し合いが不調に終わった、
佐野さくらが気になっています。


グリスターミュージック取締役の
桑名喜和子との約束を守り、


自分が同席しなかった結果を
気にしているようです。


一方の佐野さくらは、
幼馴染ような手の掛かる弟のような存在の、
空一から
突然の告白を受け動揺しています。


友達というより、
家族のような感覚なのでしょうね。


周りを見ずに突っ走り、
よく失敗する空一。


時に手の掛かる弟のような感覚、
なのでしょう。


再び始めるクラブ「 S 」での練習


ビッグモービルの医務室に出勤していた神代公平は、
工場長の滝川文雄に、
「 社員からのアンケートの束 」を渡されます。


その時に神代公平は、
佐野さくらが社内広報誌の取材を受ける
ことを知らされます。


佐野さくらを医務室に呼ぶ、神代公平。


社内広報誌の話題をキッカケに、
会話をほぐし、
クラブ「 S 」でのライヴCDを
佐野さくらに渡します。


クラブ「 S 」のマスターの、
笹裕司が持たせてくれたのです。


笹裕司は、静かに確かに、
甘えにならないように手助けしています。


神代公平は佐野さくらに、
「 チャンスはまだある 」
「 一緒に練習しよう 」
と提案します。


神代公平と一緒の練習に、
佐野さくらは、
うれしそうに受け入れます。


3人の関係


天野空一と会う、佐野さくら。


気まずい空気が流れます。


空一は、
「 友達のままでいよう 」
と告げ、


「 さくらの夢に
これからも協力させて欲しい 」
と佐野さくらにお願いします。


自分のしたミスのけじめを、
行動で取り戻すつもり
のようです。


この行動力は、空一の強みですね。


そんな空一に佐野さくらは、
神代公平と一緒の練習を再開する
と告げます。


音楽に再び向き合う神代公一。


神代公平と一緒の練習が楽しみな、
佐野さくら。


佐野さくらの助けになることで、
神代公一に対抗心を持つ、
天野空一。


3人の人間関係が絡んで、
佐野さくらの音楽物語は進みます。

» 「 支援者の競演 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤ラスト・現実的な夢 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 神代公平の過去 」
「 神代公平の再生の可能性 」
についてお送りしました。


自身の過去の姿を鋭く指摘される、
神代公平。


前へ進むためには、
音楽を断つのではなく、
「 過去の神代公平 」を乗り越える必要
が出てきました。


今回は、
「 現実的な夢 」
「 Gibson J-45 」
についてお送りします。


佐野さくらが視ているのは、
中村真美、天野空一、佐野さくらの3人でみる、
「 現実的な夢 」です。


メジャーデビューという
キラキラした夢が終わり、
「 現実的な夢 」が続きます。


神代公平の愛用のギター、
「 Gibson J-45 」は、
その出番を静かに待っています。


現実的な夢


場所は、中村真美と佐野さくらの部屋です。


ゲームをする佐野さくら、
あやまる空一。


執拗にあやまる空一に、
佐野さくらは「 誰のせいでもない 」
と告げます。


空一は「 怒れよ! 」と
佐野さくらに怒りをぶつけるように
言います。


「 空一は悪くない 」と告げ、
隣の部屋へ行く佐野さくら。


後を追う空一。
「 おまえの夢、潰した 」
と落ち込む空一。


佐野さくらはニヒルな表情で、
「 夢なんて見たことない 」
と言います。


「 歌うチャンスを奪った 」
と言い募る空一に、


佐野さくらは、
「 空一はやさしすぎる 」
と告げます。


涙を流す空一、
慰めながら涙を拭う、佐野さくら。


空一は悲しげな目で
佐野さくらを見つめています。


そして強引に、佐野さくらにキスをします。


驚く佐野さくら。


純粋な空一は、
守るべき存在の佐野さくらの夢を
意図せず潰して、
自分に失望しています。


長い付き合いから、
空一の純粋さと危なっかしい様子を
よく知っている佐野さくらは、
空一を責める気がしません。


そして、
佐野さくらが描いた夢は、
中村真美、天野空一、
そして自分の3人が一緒にいる、
現実的な夢です。


歌は手段なのです。


現実的な夢に欠かせない、
天野空一を責める気はしません。

» 「 Gibson J-45 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤5・再生の可能性 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 絆を守るやさしさ 」
についてお送りしました。


佐野さくらと中村真美。


空一との絆を守るため、
それぞれの、やさしさがありました。


今回は、
「 神代公平の過去 」
「 神代公平の再生の可能性 」
についてお送りします。


グリスター・ミュージックを訪れた、
神代公平。


神代公平の姿を鋭く指摘する、
桑名喜和子。


前へ進むために、
「 過去の神代公平 」を乗り越える必要
が出てきました。


音楽会社へ足を運ぶ、神代公平


場所はグリスター・ミュージック。


取締役室から出てくる、桑名喜和子。


神代公平が来ています。


自惚れるなと神代に言う、桑名喜和子。


報告書を手に、


「 佐野さくらの交際相手が
暴力事件で捕まった 」


「 関わっていた会社は
詐欺すれすれの悪徳会社 」


と告げ、無理だと宣告します。


殊勝にうなづき神代は、
「 佐野さくらの歌を聴いてみて欲しい 」
とお願いします。


音楽から身を引いていた神代公平が、
レコード会社に足を運びました。


佐野さくらの歌の才能への期待、
カウンセラーとしての責任、
大人としての手助け。


そんな理由で、足を運んだのでしょう。


鋭く指摘される、神代公平の姿


そんな神代公平の思いとは別に、
桑名喜和子は、
「 神代公平の過去 」
を抉り出します。


「 恋をしているのか 」
と桑名喜和子が振り、


神代が否定すると、
神代公平と宍戸春乃の関係
に話が及びます。


「 ギター1本でやっていけない 」
「 楽曲提供だけでもやれない 」


と神代の才能を凡人だと告げ、
宍戸春乃を惜しんでいます。


神代公平は、
過去のキズに触れられ、
丁寧な言葉で、ちょっと怒った声で、
話を佐野さくらのことに戻そうとします。


桑名喜和子はそのまま話を続け、
「 春乃と時と同じ 」
と告げます。


春野の歌、表現力は誰が見ても特別だった
と宍戸春乃を惜しみ、


人を動かすのが上手い神代公平
にさえ出会わなければ、
と神代を当てこすります。


「 カフェラテとカプチーノの違い 」
のように、
特別な印象を与える音楽の才能のない、
神代公平。


その神代公平の姿を、
桑名喜和子は鋭く指摘します。

» 「 神代公平の再生の可能性 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤4・絆を守るやさしさ 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 信頼関係 」
「 神代公平の才能 」
「 大人の助けのない失敗 」
「 やさしさへの反応 」
「 閉まるドア 」


についてお送りしました。


神代公平の助けがある場合と
助けがない場合。


それぞれの結果に明暗が分かれました。


今回は、
「 絆を守るやさしさ 」
についてお送りします。


佐野さくらのやさしい嘘、
中村真美の激怒。


それは空一との絆を守るための、
それぞれの“ やさしさ ”でした。


絆を守るやさしさ


場所は、
佐野さくらの職場・ビックモービルです。


車下を覗きながら、佐野さくらを探す神代。


佐野さくらの作業する車を見つけ、
合図を送ります。


車下から出てくる、佐野さくら。


神代は
佐野さくらのアゴのバンソーコーに気づき、
どうしたのかと問いかけます。


ぶつけた、と誤魔化す佐野さくら。


昨日の面接について聞く、神代。


佐野さくらは、
「 ああー、やっぱ止めました。 」
「 合わないなって思って 」
と下手な誤魔化しをします。


それに見抜いて何があったか聞く神代に、
佐野さくらは「 仕事 」に戻ります。


佐野さくらは、空一を庇っています。


天野空一、中村真美との3人がいる、
現実的な夢。


その夢の手段として、
自分が好きになっていっている歌
があります。


その優しさは、
幼馴染3人の絆を守るやさしさ
なのでしょう。

» 「 非日常から日常へ 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤3・神代公平の才能 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 空一の迷走 」
についてお送りしました。


無我夢中で行動した、
天野空一。


その結果、
守るべき存在の佐野さくらを
巻き込んでしまいました。


今回は、
「 信頼関係 」
「 神代公平の才能 」
「 大人の助けのない失敗 」
「 やさしさへの反応 」
「 閉まるドア 」
をお送りします。


神代公平の才能は、
やさしさへの反応を信頼関係
に変えました。


佐野さくらは
大人の助けのない失敗の結果、
ドアが閉まりました。


信頼関係


場所は新宿総合病院です。


物を投げつけている、
由紀さおりさん演じる、湯浅志津子。


相手は、いぜん呼び出しボタンで呼ばれ、
拒否された看護師の女性です。


間に入り湯浅志津子に話しかける、
神代。


湯浅志津子は勘違いしているようです。


果敢に説明する女性看護士ですが、
湯浅志津子は、
ヒステリックに出て行くように
言っています。


神代は女性看護士に、
2人にしてもらえるように伝え、


女性看護士は
神代にお願いして出て行きます。


神代は、
湯浅志津子のカウンセリング
を始めます。


神代公平はカウンセラーとして、
湯浅志津子と信頼関係
ができています。


神代公平の才能


「 人を動かすのが上手い 」神代公平。


人を動かすのが上手い、
ということは、
人の心の機微を理解するのが上手い
ということでしょう。


意図的かそうでないのか、
一部、
人の心に鈍感な部分もあるようですが。


神代公平は、宍戸春乃の結末から、
人を動かす上手さという才能が、
一種のコンプレックスになっている
のかもしれませんね。


その神代公平が、
人の心を扱う臨床心理士として働いている、
というのは、
矛盾をはらんだ、人間らしい状態ですね。


好きと嫌いが時に、簡単に裏返るように、
長所は時に短所となり、
コンプレックスとなるのです。


神代公平の再生のカギは、
この「 人を動かすのが上手い才能 」、
「 人の心の機微を理解する才能 」、
にあります。


過去のコンプレックスを克服して、
神代公平が輝きだす日が来るのでしょうか?


果たせぬ約束


パトカーの中です。


佐野さくらと警察官、
職務質問中のようです。


電話をしていいかと聞く佐野さくらに、


警察官は「 今? 」
と信じられないことを言う
という態度です。


急用だと伝えても、
取り合ってくれませんでした。


そして佐野さくらは、
「 面接の約束の時間に遅れる 」
という電話を
掛けられませんでした。


場所はグリスター・ミュージックのオフィス。


面接の時間を取っていた、
取締役の桑名喜和子。


「 親でも亡くなったのかしら? 」
「 孤児だったっけ? 」
と皮肉げにいいます。


水原亜矢はしきりに謝り、
佐野さくらへ電話を掛けます。


桑名喜和子に忠実な水原亜矢は、
結果を宣告する電話をします。

» 「 大人の助けのない失敗 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤2・空一の迷走 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 成長への信頼 」
についてお送りしました。


桑名喜和子との約束を守り神代公平は、
佐野さくらを送り出しました。


今回は、
「 空一の迷走 」
についてお送りします。


集中すると周りが見えなくなる、
天野空一。


その結果、
守るべき存在を
巻き込んでしまいました。


集中すると周りが見えなくなる、空一


場所は料理専門学校です。


「 ライン 」の通知をみて、にやつく空一。


佐野さくらから
「 車を出してくれたら、ラーメン奢る 」
の通知。


佐野さくらから頼られてうれしく、
廊下の真ん中で立ち止まって、にやつく空一。


周りが見えていないようで、
微妙にジャマになっています。


集中すると周りが見えない、空一。


将来ビックになる
佐野さくらのマネージャーとして、
充実した日々を送っています。


料理人としてではなく、
「 佐野さくらのマネージャー 」として。


料理専門学校でも
そのことが頭にあるようですね。


佐野さくらのマネージャーとしての自分
以外が見えなくなっている状態です。


万全の準備のはずが、「忘れた携帯電話」


場所は、
ビックモービルの会社の建物の前です。


佐野さくらが人を待っています。


そこへあの同僚3人組が出てきて、
「 おつかれ 」
と帰りの挨拶をします。


そこへ空一が、高そうな車でやって来ます。


気取って「 お迎えに上がりました 」
と言っています。


こそこそ話し合う女性社員3人組。


「 バイト先の社長から借りてきた 」
と地雷原を歩いている空一。


それを見つめる同僚女子社員3人組。


「 これぐらいやらないと舐められるから 」
と空一。


2人は車に乗って移動します。


終わったら迎えに来るから連絡をくれ、
と言っていた空一は、
自分の携帯がないことに気づきます。


空一の携帯を取りに、
バイト先に戻ることになりました。


万全の準備をした上で、
マネージャーとして
佐野さくらを迎えに来た、天野空一。


自分の携帯電話には、
意識が行っていませんでした。


あまり時間が掛からないだろうと、
軽い気持ちで取りに戻ります。


修羅場の中へ


場所は、空一のバイト先の裏口前。


空一は車を降り、すぐ戻ると言って
裏口から入ります。


中は修羅場でした。


騙されたとわめき散らし、社長を探す女性。


暴れる女性、ひるむ渡辺涼子。


コソコソ逃げる社長。


逃げ慣れている様子です。


裏口から入った空一は、
上から聞こえる喚き声に、
おっかなびっくり進みます。


上からは、渡辺涼子、
騙された女性、連れの男性
が降りてきました。


どうやら、何か商品を買わされたようです。


1階で追い詰められる渡辺涼子。


心配そうな空一に、来ちゃダメと身振りと
小声で伝えます。


やり慣れているであろう社長は、
真っ先に逃げ出します。


世慣れた苦労人の渡辺涼子は、
世慣れない、
踏み込んではいけないラインが分からない、
天野空一を
巻き込まないようにしようとします。

» 「 集中すると周りが見えない空一 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤1・成長への信頼 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」のラスト、
「 守る約束 」
についてお送りしました。


やってきた「 神代公平の過去 」


神代公平は、
佐野さくらの歌の夢のために
1つの約束をしました。


今回からは、
「 物語の終盤 」です。


今回は、
「 成長への信頼 」
についてお送りします。


自分は口出ししない約束を
桑名喜和子とした、神代公平。


佐野さくらの成長を信頼して、
迷いながらもその背中を押します。


気になる連絡


場所は、ビックモービルの仕事場です。


作業服姿の佐野さくら。


阪本奨悟さん演じる、
新入社員・高橋正志が隣にいます。


佐野さくらは、ため息。


宍戸夏希に教えてもらったことを、
さっそく実践しています。


工具を置く棚の影からひょっこりと、
工場長・滝川文雄が顔を出し、


「 ため息つくと
幸せ逃げるって知ってた? 」


「 というか、仕事してください、ほら! 」


と佐野さくらに発破をかけます。


佐野さくらは、
作業をする車の所へ向かいます。


「 嫌なことがあってもため息をつくと、
ちょっと安心する 」


という宍戸夏希の言葉。


グリスター・ミュージックの
水原亜矢からの連絡を待つ、
佐野さくら。


そちらに
気を取られているようですね。


現場感覚の、滝川文雄工場長


新人の高橋正志は、


「 ため息はリラックス効果があって
いいんですよ! 」


「 覚えていてください! 」


と上から目線で工場長を諭します。


滝川工場長は素直に「 そうなの? 」
と応じています。


仕事を始めようとした佐野さくらへ、
連絡が来ます。


うれしそうに職場を去る、佐野さくら。


それを呼び止め、
そのまま去られる滝川文雄工場長。


ため息をつきます。


新人の高橋正志、「 ため息をついた 」
と滝川文雄工場長をいじります。


木下ほうかさん演じる滝川文雄は、
あんがい素直なようですね。


第2話の終わりで、
神代公平が「 靴による性格分析 」
をしていました。


それによると、
滝川文雄が履いていた先の尖った革靴は、
「 プライドの高いイケメンエリート 」
でした。


プライドが高いと、
目下の新入社員に上から目線で言われると、
怒りそうなものですが、
滝川文雄は怒りませんでした。


話を合わせて流してましたので、
「 現場によく出ている工場長 」
として、
感覚が現実的・現場的なんでしょうね。

» 「 守る約束、信頼する成長 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤ラスト・守る約束 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 印象を残す大切さ 」
「 桑名喜和子の想い 」
「 上手くいくまで捨てさせない 」
「 前へ進む勇気 」
についてお送りしました。


佐野さくらの才能、
神代公平の過去。


本気で前へ進むためには、
チャレンジする大切さ
を実感することが大切です。


神代公平は
佐野さくらの無邪気さに助けられ、
軽いチャレンジをし、
成し遂げました。


今回は、
「 守る約束 」
についてお送りします。


神代公平の前にやってくる、
「 神代公平の過去 」。


佐野さくらの歌の夢のために、
神代公平は
1つの約束をするのです。


それは物語を、
新たな方向へと進ませるのです。


不意にやってくる、神代公平の過去


場所は、新宿総合病院。


呼び出しボタンを必死に何度も押す、
由紀さおりさん演じる湯浅志津子。


看護士の女性が駆けつけ声をかけるも、
「 あなたは呼んでない 」
とそっけない態度。


それでもめげずに看護師の女性は、
「私が伺います。
湯浅さん、何でしょうか?」
と献身的なやさしさです。


湯浅志津子は、
看護師の女性から体を背け、
ボタンを必死に押します。


そこへ神代公平が通りかかり、
心配そうに覗いています。


その神代へ、
別の看護師の女性が電話が入っている
と告げ、


神代は気になりながらもその場を離れ、
受付前の電話に出ます。


電話はグリスター・ミュージックの
桑名喜和子からでした。


担当の看護師の女性に心を開かない様子の、
湯浅志津子。


同姓だからよけい、なのでしょうか。


神代公平へは、
桑名喜和子からの電話が
不意に掛かってきました。


「 神代公平の過去 」がやってきました。


クラブ「S」と桑名喜和子。


場所はクラブ「 S 」。


CDを眺める、桑名喜和子。


神代公平は席で飲み物を待っています。


飲み物が用意でき、席に戻る桑名喜和子。


手にCDを持ち、「 老けたわねー 」
と言っています。


神代公平と宍戸春乃のCDのようです。


そしてどうやら桑名喜和子は、
以前にもクラブ「 S 」に来たことがある
ようです。


懐かしがり、クラブ「 S 」がよく続いている
と褒めてるのだか貶しているのだか、
どっちのもとれるセリフを言います。


クラブ「 S 」に以前、来ていた
ということは、
マスターの笹裕司とも知り合い
ということです。


過去のクラブ「 S 」では、
どんなドラマが繰り広げられていた
のでしょうか。


桑名喜和子の過去の断片


佐野さくらの資料の仲に
神代公平の名前を見つけた、
と桑名喜和子が話を振れば、


神代公平は、
「 桑名さん、
グリスター・ミュージックですよね? 」
と確認します。


桑名喜和子は「 ずっとそうだ 」
と言い、
神代公平と佐野さくらの関係
を問います。


神代は、
「 佐野さくらの才能を応援している1人 」
と応じ、


桑名喜和子は


「 周辺の環境をできるだけ整理しておきたい 」


「 今後も神代公平が佐野さくらの関わるつもり
ならば、自分達は手を引く 」


と宣告します。


神代公平や宍戸春乃と知り合った頃は
桑名喜和子は別の会社にいた、
ということでしょうか。


とすれば
りょうさん演じる水原亜矢は、
「 神代公平の過去をよく知らない 」
ということになりますね。


その経験のギャップが、
水原亜矢を動かすのでしょうか、
動かさないのでしょうか?


神代公平が出した曲


場所は、宍戸夏希の診療室です。


佐野さくらが
「 昔バンドをやっていたこと 」
を宍戸夏希に尋ねています。


宍戸夏希は驚いた様子です。


「 自分はキーボード担当だったけど、
途中でやめちゃった」


「 神代先生とボーカルの子はデビューし、
CDも出した。 」


どんな話してたか佐野さくらに確認しつつ、
「 CDもそこそこ売れていた 」
と語ります。



宍戸夏希は、
神代公平がそこまで喋ったならばと、
自分達のバンドのことを話します。


ただし、宍戸春乃のことは詳しく言いません。


歌が好きな佐野さくらの治療が進めば、
という思いもあるでしょうね。

» 「 神代公平の約束 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤3・前へ進む勇気 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 現実的な夢 」
についてお送りしました。


佐野さくらの歌への夢は、
中村真美と天野空一と自分の
3人でみる「 現実的な夢 」でした。


今回は、
「 印象を残す大切さ 」
「 桑名喜和子の想い 」
「 上手くいくまで捨てさせない 」
「 前へ進む勇気 」
についてお送りします。


佐野さくらの才能、
神代公平の過去、
チャレンジすることの大切さ。


そして前へ進む勇気。


佐野さくらと神代公平の、
成長と再生のドラマ『 ラブソング 』。


それぞれ前へ進んでいます。


印象を残す大切さ


場所はホテルの外。


水原亜矢との面談を終え
ホテルを出た、
神代公平と佐野さくら。


飲み物を調達し、
2人は歩いていきます。


道では吹奏楽の練習をしていて、
にぎやかな情況です。


話しながら歩く2人。


にぎやかな音や通り過ぎる人に
翻弄されつつ会話しています。


「 超ドン引きされた 」
という佐野さくらに、


神代は
「 超うどん来ました? 」
と聞き返し、


佐野さくらの言い直しに、
「 確実に印象は残せた 」
とフォローします。


「 好印象ではない 」
という佐野さくらに、


「 どんな印象であれ、残すのも1つの手 」
と告げます。


神代公平と佐野さくらが、
第2話の蕎麦屋で食べたのが、
「 特天玉海老わかめ蕎麦 」でした。


今回は蕎麦ではなく、うどんですね。


神代公平は、
今日はガッツリ系のうどん
の気分なのでしょうか。


そんな聞き違いをしつつ、
「 印象を残す大切さ 」を
佐野さくらに語っています。


カフェラテとカプチーノの違い


神代は「 印象に残す大切さ 」を
たとえ話で語り始めます。


「 カフェラテとカプチーノの違い 」
について。


先ほどホテル前で買った飲み物が、
カフェラテとカプチーノなのでした。


佐野さくらに、飲み比べるように言う神代。


間接キスをためらう佐野さくらに、
飲むように促します。


「 違い分かる? 」と話を振る神代、
「 分からない 」という佐野さくら。


それを聞いて神代は、
「 でしょー、印象に残らないんだよ 」
と語ります。


「 でも、買ってますよ? 」
と言う佐野さくらに、


神代は「 そうだよ 」
とナチュラルに返します。


佐野さくらは、
「 意味わかんない 」
と投げます。


神代公平の伝えたかったこと


印象に残らないのに、
「 選んで 」買っている、


佐野さくらにはそこが
自分の場合と比べてピンと来ない
ようです。


音楽の才能がないと認める、神代公平。


カフェラテやカプチーノの違いのように、
選ばれることはあれど
印象を残せない。


そんな自分に比べて佐野さくらは、
歌の才能があります。


悪い印象を与えるかもしれないハンデも、
覚えられることには、変わりがありません。


歌の才能の輝きが認められてくれば、
その悪い印象もただの強い印象に好転する。


神代公平は、
そう言いたいのかもしれません。


桑名喜和子が見つける、神代公平の影


場所はグリスター・ミュージックの部屋。


CDを眺めているりりィさん演じる、
桑名喜和子。


そこへりょうさん演じる、
水原亜矢が入ってきます。


報告書を渡す、水原亜矢。


佐野さくらの声を褒めて、
気になる点として、
「 児童養護施設出身 」なことと
「 吃音 」について挙げます。


しかし桑名喜和子は、
もっと気になることを発見
したようです。


報告書には、神代公平がサポートの文字。


静かに動揺する、桑名喜和子。


それを忠実に見守る、水原亜矢。


桑名喜和子にとって、
神代公平が関係することは、
「 児童擁護施設育ち 」や「 吃音 」より
見逃せない事実のようです。


それだけ
亡き・宍戸春乃に期待していて、
結果に失望した
ということでしょうか。

» 「 神代公平のチャレンジ 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤2・現実的な夢 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 佐野さくらの心の支え 」
「 宇部優香の相手 」
「 空一の迷走 」
の3本をお送りしました。


佐野さくらの心を支えるのは、
やはり神代公平でした。


佐野さくらの同僚の宇部優香の想いは、
どのようなドラマを生むのでしょう?


純粋な空一は、
流れ流され迷走していました。


今回は、
「 現実的な夢 」
についてお送りします。


神代公平が見守る中、
水原亜矢との面接をする、
佐野さくら。


「 7秒の勇気 」で
前へ進み成長している佐野さくら
が視ている夢は
中村真美、天野空一との3人での
現実的な夢でした。


集中すると周りが見えない、空一


場所はホテルの前。


空一は、グッタリへばっています。


佐野さくらは、
車の中から神代公平を見つけ、


空一に軽く声をかけ
神代公平のところへいきます。


入り口付近に立つ神代公平に、
駆け寄ろうとする佐野さくら。


たくさんの人の流れに翻弄されながら、
神代公平の下へ行きます。


一方の空一は、
不機嫌な表情で神代たちを見つめます。


車の移動をドアボーイに何度も告げられる、
天野空一。


クラクションも鳴らされました。


空一は、
集中すると周りが見えないようですね


長所でもあり、短所でもあります。


料理の方で発揮すると、
いい料理人になるかもしれませんね。


素晴らしい声


場所はホテルの廊下。


歩いている、神代公平と佐野さくら。


物珍しげにキョロキョロする佐野さくらは、
神代公平から遅れがちです。


神代公平の誘導で喫茶スペースへ。


グリスター・ミュージックの、
水原亜矢が待っていました。


水原亜矢は上品な声で「 こんにちわ 」
と言い、佐野さくらと話し始めます。


ライブが初めてだったという佐野さくらに、
優しげな声で応じます。


神代公平は見守っています。


水原亜矢が
佐野さくらの声を褒める場面です。


それを聞きながら、
「 りょうさんの声も素晴らしいですよ 」
と突っ込みをいれてました。


「 7秒の勇気 」の成果


水原亜矢が、佐野さくらの方を向いて、
何か飲み物を注文するように言い、


神代公平のフォローで注文します。


最初は
神代公平と同じものを頼んだ佐野さくら。


見つめてくる神代公平の顔を見て、
苦労しながら、「 ペリエ 」を注文します。


その様子を見て上品さの仮面が剥がれて、
若干険しい顔の水原亜矢。


佐野さくらを見定めている様子です。


無事に上手く「 注文 」できて、
微笑みあう、神代公平と佐野さくら。


「 7秒の勇気 」


無難に神代公平と同じものではなく、
自分が欲しいものを「 注文 」
することができました。


その佐野さくらの成長に、
神代公平と佐野さくらは微笑み合います。


水原亜矢は、その普通じゃない様子に、
「 正確な情報 」を
上司の桑名喜和子に持ち帰るため、
見定めています。


いきなり現実的な話の、佐野さくら


水原亜矢は、相変わらず暖かい声で、
質問はあるかと佐野さくらに問い、


言葉に詰まる佐野さくらの、
言いたいことを引継ぎフォローします。


「 契約したら、いくらもらえるのか? 」
という佐野さくらの問いかけ。


おいおい、まずいだろと言う顔の、神代。


佐野さくらは純粋に聞きたいことを聞けて、
うれしそうです。


返答に困る、水原亜矢。


水原亜矢と顔を合わせ神代は、
「 すみません、
若いんで何も知らないんで。
分かってやってくださいという顔。」


制度にのっとって説明することにした、
水原亜矢。


まずはデビュー前の育成契約の段階で、
月に10万といいます。


気落ちする佐野さくら。


続けて水原亜矢は、
「 正式にデビューしたら月に20万 」
と告げます。


幾分か持ち直した顔の佐野さくら。

» 「 現実的な夢 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤1・心の支え 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」のラスト、
「 幼馴染の人間関係 」
「 イケメンな増村泰造 」
「 静かな声援 」
の3本をお送りしました。


今回からは「 物語の中盤 」です。


今回は
「 佐野さくらの心の支え 」
「 宇部優香の相手 」
「 空一の迷走 」
をお送りします。


佐野さくらが
スカウトの面接を受ける決意をする、
その心の支え。


佐野さくらの同僚の宇部優香には、
気になる男性がいるようです。


純粋な空一は、
流れ流され迷走しています。


スカウトを伝える


場所は、ビックモービルの神代の診療室。


中年女性の診療を終え、
女性は晴れやかな表情出て行きます。


水原亜矢との話を回想する神代公平。


昼のチャイムが鳴ります。


昼食にしようと部屋を出る神代公平。


廊下は食事に行こうとする社員達の後ろから、
食事に行く神代公平。


向かいから佐野さくらがやって来て、
通り過ぎます。


神代は佐野さくらを呼びとめ、
一緒にいつもの屋上へ向かいます。


神代は、
グリスターミュージックからのスカウト
について、
佐野さくらに伝えるようです。


心の支え、神代公平


屋上へ向かいながら、
佐野さくらが「 声掛けられたって本当ですか? 」
「 あやしいやつとか・・ 」
と慎重にいえば、


神代公平は
「 あやしくないよ、
大きいレコード会社だから。 」
と太鼓判を押します。


佐野さくらも、
空一経由で知っているんでしたね。


突っ走りがちな空一が持ってきた話
ですので、
佐野さくらも半信半疑なようです。


屋上では、
スモーカー達が立ち去るところのようです。


佐野さくらは神代に、
「じゃぁ、プロになれたりとか。」
と願望を口にし、


神代は慎重に、
「 可能性はね 」と告げ、


「 先方は、
まずは佐野さんと話し合いたい、
と言っている 」
と1歩引いた態度です。


佐野さくらは、「 やります! 」
と乗り気。


神代の返事は煮え切らない様子。


心配そうな佐野さくら。


佐野さくらが前へ進むための
心の支えは相変わらず、
神代公平のようですね。


空一の情報で
神代公平と宍戸夏希が付き合っていない
ことを知ったのでしたね。


気にする宇部優香


少し間が空いた2人の会話。


そこへ
佐野さくらの同僚の女子社員3人組が、
立ち去るために通り過ぎます。


神代先生へお疲れ様と言い、
「 すれ違うだけでドキドキする 」
と言っています。


「 優香は? 」と聞かれ、
未来さん演じる宇部優香は口を濁します。


この宇部優香は、
今後の神代公平の恋愛関係に
絡んでくるのでしょうか?


すれ違い様に佐野さくらを、
チラッと見て去っていきます。


神代は佐野さくらに、
「 歌、歌いたいんでしょ? 」
「やるね?」
と言います。


佐野さくらは、うれしそうです。


憧れの神代公平に認められて、
前へ進めるよう背中を押してもらえて、
うれしいのでしょうね。


渡辺涼子が紹介したバイト


駅の地下のような場所です。


空一はスーツを着て、
街頭アンケートと言って
女性を捕まえています。


ナンパのように女性を綺麗だとほめながら、
ファッションに関するアンケート
の協力を求めています。


空一は素直ですので、
教えられた通りにやっている気がします。


2人に逃げられ、
3人目が捕まりオフィスへ。


席へ案内し、机を片付けます。


女性がお茶を入れ、奥の様子を伺います。


この女性は、
山口紗弥加さん演じる渡辺涼子ですね。


第3話のお好み屋で空一に言っていた、
「 いいバイトの紹介 」
がコレなのでしょうか。


渡辺涼子は世慣れて苦労しているような役柄
のようですが、
料理学校の事務員以外にも
色々やってそうですね。


胡散臭い社長


女性をオフィスの席に案内した、空一。


女性にちょっと待つように言い、
奥の様子を伺いに行き、
社長に殴られます。


「 社長、お客さんです 」のセリフに、
とたんに態度を変える社長の男性。


うるさいほどに女性を褒め、
アンケートを依頼します。


その胡散臭さに
「 アンケート?・・・ 」
と問いかけながら半信半疑な女性。


胡散臭く、「 カモン、カモーン 」
と言いながら、
女性を別の場所へ誘います。


それを「 調子イイナー 」と言いながら、
裏を読まずに、
純粋に参考にしようとする空一。


実は早く帰りたい空一
に気づいている渡辺涼子は、
空一に早く帰るように促します。


確認を取る空一に、
「 バイト代で奢ってね 」
と告げ空一を帰るのでした。


世慣れている渡辺涼子、
世慣れすぎて胡散臭い社長の男性、
世慣れない純粋な空一の対比
が見れます。

» 「 空一の送迎 」 については、こちらです。

「 第4話の序盤ラスト・静かな声援 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、
「 大人の人間関係 」
をお送りしました。


そこでは
神代公平と宍戸夏希の、
恋とはいえない関係の深さと長さ
が見えました。


今回は「 物語の始まり 」の内、
「 幼馴染の人間関係 」
「 イケメンな増村泰造 」
「 静かな声援 」
をお送りします。


幼馴染3人の人間関係がみえる場面。


そこでは、男性と女性の意識のギャップ
がベタな形でありました。


病院では一味違う、増村泰造がいました。


そしてクラブ「 S 」では、
マスターの笹裕司が音楽への愛を込めて、
静かな声援を送っています。


成長を喜ぶ、中村真美


場所は、中村真美の家です。


佐野さくらが顔パックをしながら、
ギターの練習をしています。


中村真美もいるようです。


「 神代先生でも見返したいの? 」
という中村真美に、


佐野さくらは「 違う違う 」
と否定します。


「 まだ未練あるんだろ? 」
と、からかう中村真美に、


佐野さくらはムッとして否定し、
「 歌うの楽しかったから 」
「 1人でも歌えるようになりたい 」
と告げます。


「 さくら、いいよ。今いい顔してる 」
と中村真美が告げ、


「 わかんないじゃん 」と
顔パック中の佐野さくらが応じます。


「 分かる、分からない 」で
2人がじゃれ合っている所へ、
騒々しく空一がやって来ます。


男性と女性の意識のギャップ


嵐のようにやって来た空一は、
勝手に玄関を開けて上がりこみ、


「 佐野さくらにスカウトが来た話 」
を告げます。


名刺を出し、証拠も見せます。


はしゃぐ中村真美、困惑する佐野さくら。


空一は超ハイテンションで、
「 オレがお前のマネージャーをやってやる 」
と佐野さくらの肩を掴み、
ゆさぶっています。


迷惑そうな、佐野さくら。


本人以上に
中村真美と天野空一がハイテンションです。


中村真美は、
佐野さくらのクラブ「 S 」でのライブも
自分のことのように喜んでいました。


歌が得意な佐野さくらが、
その歌で「 自立 」へと向かうのが、
うれしかったのでしょう。


天野空一は、
佐野さくらの歌が、というより、
佐野さくらが出世してビックになる
ことがうれしいのでしょうね。


そして
佐野さくらの出世を自分の手で支える
と燃えています。


この辺りは、
男性と女性の意識のギャップが
ベタな形で描かれています。


長年の付き合いからの、気安さ


どこでスカウトの話を聞いたかの話題になり、
神代公平の引越しを手伝った後に聞いた、
と空一は言います。


「 夏希先生と別れたの? 」と聞く中村真美に、


「 もともと付き合ってなかったらしい 」
と空一が、ぶっちゃけます。


喉が渇いたと空一は、
冷蔵庫を勝手に開け物色。


中村真美は佐野さくらに
「 まだチャンスがある 」
という話をし、


佐野さくらは
「 カウンセリング以外関わらない約束 」
をしたと応じます。


中村真美は「 約束は破るためにある 」
とけしかけ、


佐野さくらは真面目に
「 守るためでしょ 」
と応じます。


空一は冷蔵庫の中からペットボトルの水
を取り出し、
冷蔵庫を開けたまま、がぶ飲みします。


姉のような親友の中村真美は、
「 約束は破るためにある 」


と極端なことを言って、
佐野さくらの背中を押します。


空一は冷蔵庫を勝手に物色し、
開けたままで中の水を飲んでいます。


この気安さが天野空一と、
中村真美、佐野さくらの
3人の長年の付き合いとその深さ、
を物語っています。

» 「 イケメンな増村泰造 」 は、こちらです。

「 第4話の序盤3・大人の人間関係 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、
「 宍戸雅季の登場 」
をお送りしました。


そこでは、
宍戸夏希と宍戸雅季の親子関係
がみえ、


神代公平が宍戸夏希の家で、
新しい朝を迎えなかった理由
が分かりました。


今回は「 物語の始まり 」の内、
「 大人の人間関係 」
をお送りします。


神代公平と宍戸夏希の
関係の深さと長さ。


恋とはいえない関係に、
若い空一は納得いきません。


そこで人間関係のドラマ
が生まれます。


神代公平の人を動かす上手さ


場所はクラブ「 S 」です。


マスターの笹裕司は、
打ち合わせをしています。


カウンターでは、
神代公平、耳鼻科医の増村泰造、
星田和夫に加え、
天野空一が来ています。


空一は美味しそうに、
ご飯をパクついています。


それを微笑ましそうに見る、
増村泰造と星田和夫。


どうやら
「 約束していたバイト代 」については、
ご飯を奢ることで話がついた
ようですね。


神代公平は、
増村泰造と星田和夫に、
「 それ、1本までだからな 」
と、奢りのビールの本数について
釘をさしています。


星田和夫の、
「 ハー、ケチくせーなー 」
の言葉に、


神代公平は
「 無理なんだよ、オレ今ねーから 」
と相変わらずお金がないと言っています。


神代公平の
人を動かすのが上手さが
前回の引越しの場面に引き続いて
見えますね


お金がないなりに、
なんとか引越しを手伝ってもらい
無理なくやり遂げています。


なんだかんだといっても、
周りの人間がうまく協力してくれます。


「 神代公平の人を動かす上手さ 」
も物語のキーになってくるようです。


長年の付き合いの気安さ


神代公平達が
引越しのお疲れ会をしているところに、


宍戸夏希が遅れて
クラブ「 S 」へやってきます。


父親の宍戸雅季が帰った
のでしょうね。


「 おつかれさま 」
のねぎらいの言葉に応じながら、
宍戸夏希は神代公平の下へ向かいます。


そして、
「 ハイ!公にぃ、パンティー 」
悪ふざけして紙袋を渡します。


それを聞いていた星田和夫は、
「 パンティー!? 」
と食いつき、
紙袋を奪います。


神代は何のことか分からず
曖昧に聞き返し、


宍戸夏希は
「 ありがと、役に立った! 」
とご満悦です。


紙袋を開けて中のものを取り出した、
星田和夫と増村泰造。


「 公平のパンツ! 」
えらい物に触ったと、大騒ぎ。


神代公平は「 かわんねーよ 」
と応じています。


神代公平が気づかない内に、
宍戸夏希が1枚借りていた
ようですね。


この辺りは長年の付き合いの気安さ
でしょうね。


20年連れ添った夫婦


「 公平のパンツ 」の話題
で盛り上がっているところへ、
空一がつっこみます。


「 なんで同棲やめたんすかー? 」
「付き合ってたんでしょ?」


宍戸夏希は「 恋人同士に見える? 」と
神代公平と肩を組み、ポーズ。


神代公平は、「 うーん 」と唸っています。


空一の答えは、「 20年連れ添った夫婦 」。


星田和夫と増村泰造は、大ウケです。


「 それ、わかるわー 」と星田和夫。


「 確かにフレッシュ感ないなー 」
と分析する、増村泰造。


「 フレッシュ感ないって言うな! 」
「言いたいことばかり言うねー」
と切り返す、宍戸夏希。


マスターの笹裕司からビールを受け取り、
乾杯をします。


神代公平は「 自分のヤツ払ってよ 」
とお金ない発言をし、


宍戸夏希は「 ええー、ケチ! 」
と応じます。


代公平と宍戸夏希の関係の長さと深さ、
そして2人の年齢を感じさせる、
そんな会話ですね。


話を閉める笹裕司、地雷を踏む神代公平


そんな大人の関係性は、
若い空一には分かりません。


空一のツッコミは続きます。


「 付き合ってないのに同棲している
っていうのは、あれっすか・・・ 」


どれなんでしょ。


マスターの笹裕司が、貫禄で諭します。


「 大人になったら、
男女の垣根を越えた関係も成立すんの 」


空一は、
「 信じらんねー」
絶対下心あるでしょ、あの顔 」
と神代を指差します。


神代公平は、「 ないよ、“絶対” 」
のうかつな発言。


宍戸夏希、
ムッとした顔で神代公平を見ます。


空一は、神代公平たちに、
だいぶ気安くなっていますね。


神代公平は、イジリ対象のようですが。


話を閉めた笹裕司ですが、
空一は気安さから話を続けます。


そして神代公平は地雷を踏みます。


宍戸夏希の微妙な女心。


父親から見合いの話が出て、
神代公平の下着をだしに断った、
宍戸夏木。


父親である宍戸雅季の
「逃すな、後がないぞ」
の発言。


現在、神代公平と恋人関係ではない
としても、
本人から「 ぜったい 」と言われれば、
腹も立ちます。

» 「 つっこむ増村泰造 」 は、こちらです。

「 第4話の序盤2・宍戸雅季 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、
「 神代公平の引越し 」
をお送りしました。


そこでは、
年長者と若者の年齢ギャップのドラマ
がありました。


そして、
「 バイト代 」を渡すに当たって、
それぞれの人間模様がみえる、
ドラマがありました。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「 宍戸雅季の登場 」
をお送りします。


神代公平が宍戸夏希の家で、
新しい朝を迎えなかった理由
はこの訪問でした。


親子関係がみえる場面です。


宍戸雅季の登場


場所は、宍戸夏希の部屋です。


宍戸夏希の父親が来ており、
冷蔵庫を漁っています。


清水章吾さん演じる、
宍戸雅季が登場しました。

清水章吾さんといえば、
某消費者金融のCMで
チワワに魅了される男性
として有名ですね。


宍戸夏希は、
いつものようにタイピング作業中です。


宍戸雅季は、
「 牛乳の賞味期限切れてるぞ 」
と小言をいいます。


宍戸夏希はそれを切り返し、
「 勝手に漁らないでくれ 」
と文句を言います。


「 お茶ぐらい出してくれ 」
という宍戸雅季に、


宍戸夏希は、
「 何しに来たの? 」
と応じます。


神代公平が、宍戸夏希の部屋に泊まらなかった理由


いきなり来た父親に、
宍戸夏希は対応を迫られた
ようです。


神代公平が宍戸夏希の部屋に泊まれずに、
石川恋さん演じる女性の部屋
に泊まったのは、
父親の来襲が理由だったのですね。


「 過去にケジメ 」をつける覚悟をし、
新しい始まりを切った神代公平は、
女性の部屋で
締まらない始まりの朝を迎えました。


神代公平は、
宍戸雅季の亡き娘の、
宍戸春乃の恋人です。


その関係で宍戸夏希は、
神代公平と父親を合わせるのはまずい
と考えたのかのしれませんね。


今後のドラマで、
神代公平と宍戸雅季は会うのでしょうか?


「 神代公平の過去 」という意味で、
キーになる人物の1人になる
かもしれませんね。

» 「親と娘の、意識のギャップ」 は、こちらです。

「 第4話の序盤1・新たな始まり 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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今回から14回にかけて、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』
の第4話について書きます。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「神代公平の引越し」
をお送りします。


音楽を断ち過去と決別する決意をした、
神代公平。


新たな始まりは締まりなく、
女性の部屋からです。


天野空一にも手伝ってもらい、
無事に引っ越し終えた神代公平。


「 バイト代 」を渡すに当たって、
それぞれの人間模様がみえる、
ドラマがありました。


始まりの朝は、締まりなく。


場所は女性の家です。
神代公平が女性のベットで寝ています。


神代公平に近づく、石川恋さん演じる女性。


「 今夜来る? 」と
寝起きで気だるげな神代公平
に甘えます。


「 今日はベットを運ばないと 」
とぽろっと言います。


「 彼女できたんでしょ? 」と女性。
神代は「 彼女“なんか”作んないよ 」
と迂闊な言葉をこぼします。


女性、「 私はなんなの? 」
と神代公平の表情を見ながら言います。


生返事をする神代公平。


女性、神代公平をツネリあげます。


痛がる神代公平。


痛がる様子を見て、いくらか満足げな女性。


新しい生活を始める、神代公平。


その始まりは、自堕落なまま始まりました。


どうやら理由があって、
宍戸夏希の部屋に泊まれなかった
ようです。


石川恋さんについて


石川恋(いしかわ れん)さんは、
グラビアアイドルから始まり、


女優デビューもしています。


1993年7月18日生まれで、
2016年5月3日現在で、22歳です。


出身は栃木県です。


19歳の時にスカウトされ、グラビアデビュー。


2016年の今年、
武蔵野大学を卒業しました。。


 ベストセラーの通称『 ビリギャル 』
のカバーモデルでブレイクし、


2015年に、
映画『 キリング・カリキュラム
~人狼処刑ゲーム 序章~ 』
で女優デビューを果たしました。


奮闘する、天野空一


場所は、引越し会社の貸し倉庫でしょうか。


神代公平と天野空一がいます。


神代公平に指示を出しながら、
わりと要領良く作業する、天野空一。


神代公平は、天野空一の指示で、
マイペースでやっています。


微妙に要領の悪い神代公平を尻目に、
天野空一が奮闘します。


冷蔵庫を1人で運ぶ、天野空一。
階段を下りると、1休みできます。


狭い通路を後ろから、
神代公平が通り過ぎます。


冷蔵庫を抱え、
狭い場所でパニックになる空一。


神代公平はマイペースで、
小さな荷物を手に軽やかに階段を降ります。


神代公平、お金の余裕がないとこぼす


場所は神代公平の引越し先です。


買出しから帰ってくる、神代公平。


ビルの階段前に落ちていた、
自分達が出したガムテープのゴミ
を拾います。


そして部屋に入り、
買ってきた飲み物を配ります。


部屋の中では、
昔のバンド仲間である、
増村泰造と星田和夫が冷蔵庫の設置
をしています。


空一は、小物を入れたダンボールを
整理しています。


空一は限界のようで、
床に寝転がります。


耳鼻科医の増村泰造は
「 久々の1人暮らしが
うれしくてしょうがないか? 」
と神代公平をからかいます。


神代公平は、
「 超うれしいよ、お金の余裕ないけどね 」
お金がない発言。


空一の苦労をいたわる2人


星田和夫は「 人使い荒すぎなんだよ 」
と笑いながらグチリ、


増村泰造が空一に、
「 悪いね、こっちもこんなに働かされるとは
思ってなかったよ 」
とこぼします。


星田和夫が空一に、
「 バイト代、倍増してもらえ 」
と誘い、


空一は、「 別にいいっすよ 」と遠慮します。


どうやらバイト代を出す約束で、
若い空一が応援に来ていたようです。


増村泰造と星田和夫は、
年長者として若い天野空一に、
気づかっています。


仲間の神代公平の手伝いに
わざわざ来てくれた空一に、
人生の先輩として、
気分良く帰ってもらいたいのでしょう。


増村泰造は、
自分もさんざん働かされたとこぼし、
空一の苦労に共感し、


星田和夫は、
「 バイト代を倍増してくれ、
ぐらい言ってもいいんだぞ 」
と自分から言えないだろう空一に、
話を振ります。


ですが、
それが逆に空一を頑なにさせるもの、
にもなったようです。

» 「 空一のプライド 」 は、こちらです。

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