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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 絆を守るやさしさ 」
についてお送りしました。


佐野さくらと中村真美。


空一との絆を守るため、
それぞれの、やさしさがありました。


今回は、
「 神代公平の過去 」
「 神代公平の再生の可能性 」
についてお送りします。


グリスター・ミュージックを訪れた、
神代公平。


神代公平の姿を鋭く指摘する、
桑名喜和子。


前へ進むために、
「 過去の神代公平 」を乗り越える必要
が出てきました。


音楽会社へ足を運ぶ、神代公平


場所はグリスター・ミュージック。


取締役室から出てくる、桑名喜和子。


神代公平が来ています。


自惚れるなと神代に言う、桑名喜和子。


報告書を手に、


「 佐野さくらの交際相手が
暴力事件で捕まった 」


「 関わっていた会社は
詐欺すれすれの悪徳会社 」


と告げ、無理だと宣告します。


殊勝にうなづき神代は、
「 佐野さくらの歌を聴いてみて欲しい 」
とお願いします。


音楽から身を引いていた神代公平が、
レコード会社に足を運びました。


佐野さくらの歌の才能への期待、
カウンセラーとしての責任、
大人としての手助け。


そんな理由で、足を運んだのでしょう。


鋭く指摘される、神代公平の姿


そんな神代公平の思いとは別に、
桑名喜和子は、
「 神代公平の過去 」
を抉り出します。


「 恋をしているのか 」
と桑名喜和子が振り、


神代が否定すると、
神代公平と宍戸春乃の関係
に話が及びます。


「 ギター1本でやっていけない 」
「 楽曲提供だけでもやれない 」


と神代の才能を凡人だと告げ、
宍戸春乃を惜しんでいます。


神代公平は、
過去のキズに触れられ、
丁寧な言葉で、ちょっと怒った声で、
話を佐野さくらのことに戻そうとします。


桑名喜和子はそのまま話を続け、
「 春乃と時と同じ 」
と告げます。


春野の歌、表現力は誰が見ても特別だった
と宍戸春乃を惜しみ、


人を動かすのが上手い神代公平
にさえ出会わなければ、
と神代を当てこすります。


「 カフェラテとカプチーノの違い 」
のように、
特別な印象を与える音楽の才能のない、
神代公平。


その神代公平の姿を、
桑名喜和子は鋭く指摘します。

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蹴飛ばされる、神代公平の背中


話は音楽性だけではなく、
宍戸春乃自身にも及びます。


「 春乃は神代公平に同情して音楽をやめた 」
と告げ、
「 その後に事故で亡くなってしまった 」、
と言います。


神代に惚れたのではなく、
同情して音楽をやめたと、
桑名喜和子は言います。


そして、
「 春乃も所詮たいした女じゃなかった 」
と春乃もけなしてみせます。


静かに怒る神代公平。


桑名喜和子はつぶやきます。


「 佐野さくらの歌唱力は
天賦の才能“だった”かもしれない 」


「 でも運の悪い子は、一生運が悪いのよ 」


激怒して出て行く、神代公平。


その背中に桑名喜和子の
「 だって、
あなたと出会っちゃったんだもの 」
という嘲笑があびせられます。


神代公平の怒りに火をつける、
桑名喜和子。


神代公平の怒りは、
チャレンジすることを諦めた
神代公平の背中を、
蹴飛ばすのです。


神代公平の再生の可能性


神代公平の過去の姿を鋭く指摘する、
桑名喜和子。


佐野さくらに対しても、
「 過去の神代公平 」のように、
何の結果も出せないだろうと
指摘します。


音楽から引退し、
過去にケジメをつける覚悟で
新たな生活を始めていた、
神代公平。


ケジメをつけようとした過去が
追いかけてきて、
「 過去の神代公平 」を乗り越えるよう
迫ってきたのです。


神代公平が再生するためには、
「 過去の神代公平 」を乗り越える
必要が出てきました。


順調に成長し前へ進んでいる、
佐野さくら。


前へ進もうとして、
音楽を完全にやめようとした、
神代公平。


神代公平が前へ進むために、
神代公平は音楽を続けなければなりません。


それは
神代公平と佐野さくらの音楽活動を
再び近づけるのです。


トレンド川柳


足運ぶ 責任果たし 救うため


抉り出す 神代公平 その姿


蹴飛ばされ 火をつけられる その心


向き合って 過去の自分を 乗り越える


音楽は 前へ進むに 不可欠な







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