前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 印象を残す大切さ 」
「 桑名喜和子の想い 」
「 上手くいくまで捨てさせない 」
「 前へ進む勇気 」
についてお送りしました。
佐野さくらの才能、
神代公平の過去。
本気で前へ進むためには、
チャレンジする大切さ
を実感することが大切です。
神代公平は
佐野さくらの無邪気さに助けられ、
軽いチャレンジをし、
成し遂げました。
今回は、
「 守る約束 」
についてお送りします。
神代公平の前にやってくる、
「 神代公平の過去 」。
佐野さくらの歌の夢のために、
神代公平は
1つの約束をするのです。
それは物語を、
新たな方向へと進ませるのです。
不意にやってくる、神代公平の過去
場所は、新宿総合病院。
呼び出しボタンを必死に何度も押す、
由紀さおりさん演じる湯浅志津子。
看護士の女性が駆けつけ声をかけるも、
「 あなたは呼んでない 」
とそっけない態度。
それでもめげずに看護師の女性は、
「私が伺います。
湯浅さん、何でしょうか?」
と献身的なやさしさです。
湯浅志津子は、
看護師の女性から体を背け、
ボタンを必死に押します。
そこへ神代公平が通りかかり、
心配そうに覗いています。
その神代へ、
別の看護師の女性が電話が入っている
と告げ、
神代は気になりながらもその場を離れ、
受付前の電話に出ます。
電話はグリスター・ミュージックの
桑名喜和子からでした。
担当の看護師の女性に心を開かない様子の、
湯浅志津子。
同姓だからよけい、なのでしょうか。
神代公平へは、
桑名喜和子からの電話が
不意に掛かってきました。
「 神代公平の過去 」がやってきました。
クラブ「S」と桑名喜和子。
場所はクラブ「 S 」。
CDを眺める、桑名喜和子。
神代公平は席で飲み物を待っています。
飲み物が用意でき、席に戻る桑名喜和子。
手にCDを持ち、「 老けたわねー 」
と言っています。
神代公平と宍戸春乃のCDのようです。
そしてどうやら桑名喜和子は、
以前にもクラブ「 S 」に来たことがある
ようです。
懐かしがり、クラブ「 S 」がよく続いている
と褒めてるのだか貶しているのだか、
どっちのもとれるセリフを言います。
クラブ「 S 」に以前、来ていた
ということは、
マスターの笹裕司とも知り合い
ということです。
過去のクラブ「 S 」では、
どんなドラマが繰り広げられていた
のでしょうか。
桑名喜和子の過去の断片
佐野さくらの資料の仲に
神代公平の名前を見つけた、
と桑名喜和子が話を振れば、
神代公平は、
「 桑名さん、
今グリスター・ミュージックですよね? 」
と確認します。
桑名喜和子は「 ずっとそうだ 」
と言い、
神代公平と佐野さくらの関係
を問います。
神代は、
「 佐野さくらの才能を応援している1人 」
と応じ、
桑名喜和子は
「 周辺の環境をできるだけ整理しておきたい 」
「 今後も神代公平が佐野さくらの関わるつもり
ならば、自分達は手を引く 」
と宣告します。
神代公平や宍戸春乃と知り合った頃は
桑名喜和子は別の会社にいた、
ということでしょうか。
とすれば
りょうさん演じる水原亜矢は、
「 神代公平の過去をよく知らない 」
ということになりますね。
その経験のギャップが、
水原亜矢を動かすのでしょうか、
動かさないのでしょうか?
神代公平が出した曲
場所は、宍戸夏希の診療室です。
佐野さくらが
「 昔バンドをやっていたこと 」
を宍戸夏希に尋ねています。
宍戸夏希は驚いた様子です。
「 自分はキーボード担当だったけど、
途中でやめちゃった」
「 神代先生とボーカルの子はデビューし、
CDも出した。 」
どんな話してたか佐野さくらに確認しつつ、
「 CDもそこそこ売れていた 」
と語ります。
宍戸夏希は、
神代公平がそこまで喋ったならばと、
自分達のバンドのことを話します。
ただし、宍戸春乃のことは詳しく言いません。
歌が好きな佐野さくらの治療が進めば、
という思いもあるでしょうね。
ため息は心の休息
佐野さくらは、
「 神代公平が出した曲 」
に興味があるようです。
佐野さくらは、「 なんて曲? 」と
宍戸夏希に聞き返します。
しゃべり過ぎたと感じたのか宍戸夏希は、
「 あまりペラペラ喋ると怒られるから、
本人に聞いて? 」
と話を閉めようとします。
「 超しりたい! 」とさらに食いつく佐野さくらに、
宍戸夏希は強引に話をそらし、
グリスター・ミュージックの人との面接
について質問します。
失敗したという佐野さくらに、
カウンセリングモードで聞く、宍戸夏希。
神代公平の「 印象を残す大切さの話 」は、
うまく伝わらなかったようです。
ため息をつく、佐野さくら。
それを見て、ため息はいい事だと語る、
宍戸夏希。
「 ため息をつくとリラックス効果がある 」
「嫌なこともため息をつくと、ちょっと落ち着く」
「 ため息をつくと、幸せが逃げる 」
と言う佐野さくらに、
宍戸夏希は、「 迷信、迷信。」
「 した方が体にいいの 」
と諭します。
神代公平の約束
場所は再びクラブ「 S 」です。
神代公平と桑名喜和子が話しています。
桑名喜和子は言います。
「 あの時のことが教訓になっているの。」
「 才能のある人の周りには、
必ず足を引っ張る人がいる 」
神代公平は、
「 自分が口を出すことはない 」
「 臨床心理士をしていて忙しくしている 」
「 佐野さくらのことは、お任せする 」
そう約束します。
それを聞いて桑名喜和子は、
安心したと言って去っていきます。
神代の席に1つのCDを置いて行きます。
宍戸春乃と神代公平のシングルCDです。
「 As time goes by Haruno 」
の文字が読み取れます。
若き日の神代公平と宍戸春乃
が写っているのでした。
神代公平は桑名喜和子と、
「 自分が口出しすることはない 」
と約束します。
この約束が1つのドラマを生み、
挫折と再スタートへと、
ドラマを進ませるのです。
トレンド川柳
献身に 心開かぬ 頑なさ
やって来た 神代の過去 面談す
ため息は 心の休み 一休み
約束を 守って線を 引いていく
「 第4話のあらすじから探る魅どころ 」は、こちらです。
「 第4話の序盤1・新たな始まり 」は、こちらです。
「 第4話の序盤2・宍戸雅季 」は、こちらです。
「 第4話の序盤3・大人の人間関係 」は、こちらです。
「 第4話の序盤ラスト・静かな声援 」は、こちらです。
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