イメージのギャップがあると、
ドラマの良さが素直に入ってこない
ことがあります。
月9ドラマ『 ラヴソング 』も
そうではないでしょうか?
月9ドラマは恋愛ドラマというイメージ。
このイメージが
ドラマの良さを伝え切れていない
のかもしれません。
ですが少し視点を変えると、
『 ラヴソング 』が
味わい深いものになるかもしれません。
月9といえば、王道のラヴストーリー
月9ドラマといえば、
王道のラヴストーリーが定番でした。
いわゆる恋愛ドラマですね。
『 ラヴソング 』もそんな恋愛ドラマ
というイメージで観ている人も
多いのではないでしょうか?
福山雅治さん演じる神代公平と
藤原さくらさん演じる佐野さくらの
年齢のギャップが話題になったのも
そういう理由からでしょう。
神代公平の設定年齢は、
40代前半から半ば辺りです。
佐野さくらの設定年齢は、
20代前半です。
いわゆる
親子ほど離れた年齢のギャップです。
福山雅治さんは、
カッコいい男性として、
恋愛ドラマのハマリ役でした。
そして
福山雅治さんは、
2015年9月28日に
吹石一恵さんと入籍しました。
カッコいい男性の福山雅治さんの
結婚後の恋愛ドラマ
ということでよけいに、
神代公平と佐野さくらの
年齢のギャップが強調された側面
もあるようです。
加えて、
藤原さくらさんはベイビーフェイス
ですしね。
成長と再生の物語
今回の月9ドラマ『 ラヴソング 』は、
“ ラヴ ”と付いてますが、
いわゆる恋愛ドラマではないようです。
プロデューサーの草ヶ谷大輔さん
によりますと、
「 今までにないラブストーリー
にも注目してほしい 」
とのことです。
「 人間愛や絆の大切さ」に注目して欲しい
とのことです。
『 ラヴソング 』の“ ラヴ ”は、
男女間の恋愛というより、
人間愛という、広い意味での愛ですね。
しかし私は
この『 ラヴソング 』を、
「 成長と再生の物語 」
と呼んでいます。
若者たちが、
再生を絡めながらどう成長していくのか。
中年達が、
どう人生を再生し、成長へと向かうのか。
成長と再生を絡めて、
「 前へ進む 」ことがテーマです。
過去のしがらみから再生し、
前へ成長していくこと、
それがこのドラマのテーマです。
人間関係が軸のドラマ
福山雅治さんが願った「 等身大の人間ドラマ 」。
つまりドキュメンタリー
を魅力的にするのは、登場する人間です。
人間を魅力的にする要素は色々ありますが、
その1つは、「 関わる人間 」です。
つまり人間関係です。
色々な人間関係から登場する人間の色々な顔
が垣間見え、
登場人物に深みをもたらすのです。
以前、『キャスト整理(若くない方)』で
物語の軸を関係性と書きました。
しかし、
もう少し範囲を絞った方が
スッキリ理解しやすいようです。
つまり
このドラマの軸は、人間関係です。
恋愛関係ではありません。
恋愛関係よりもっと広い、人間関係全般です。
恋愛関係のドラマ、とイメージしていると、
このドラマのおもしろさは、
分からないかもしれません。
イメージのギャップがあると、
このドラマの良さはあまり伝わらない
かもしれません。
菅田将暉さん演じる天野空一の、
「“ かわいらしさ ”と“ あぶなっかさ ”」
は好評なようですが。
「 純粋な天野空一 」として、
うまく演技できていますよね。
色々と好きな役者、好きなシーン
があるかと思いますが、
恋愛ドラマとしてではなく
「 どういった人間関係なんだろう? 」
という視点でみてみると、
よりドラマを楽しめると思います。
成長と再生の人間ドキュメンタリー『 ラヴソング 』。
今後の成長に、期待しましょう。
トレンド川柳
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