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前回は第5話の「 物語の始まり 」の内、
「 ストイックな神代公一 」等
をお送りしました。


音楽に真剣に向き合おうとする、
神代公平。


ストイックに自分にも他人にも厳しい
神代公平を、
クラブ「 S 」マスター・笹裕司が
さりげなく諭しました。


今回は「 物語の中盤 」の内、
「 母親の気持ち 」
「 燃え上がる空一 」
「 大人の余裕 」
をお送りします。


母親の気持ちが分からず、
迷走する中村真美。


名誉挽回のために燃え上がる、空一。


大人の余裕をみせる、神代公平。


「前へ進む」ために、
それぞれ歩いています。


母親の気持ち


場所はどこかの食事屋。


中村真美と婚約者の野村健太
が来ています。


「 赤ん坊のお包みの色が、
ブルーがいいか、ピンクがいいか
気が早い母親が迷ってる 」


と、笑い話として野村健太は話します。


それに対して
「 まだ式場も決まってないのに 」
と憂鬱そうな、中村真美。


そっけなく、
「 白でいいじゃん。 」
「 どっちでもイケルし。 」
「 お母さんには教えたくない 」
と中村真美。


どうやら以前に、
「 お腹が目立つ前に式を挙げろ 」
と言われたようです。


そのことが気にかかっているようで、


「 順番が違うから恥ずかしいんだよ 」
と野村健太の母親の心理を、
推し量ります。


それなのに「 赤ん坊のお包みの色 」
を心配している心理が、
信じられないようです。


婚約者の野村健太は、


「 どうしてそう取るかな? 」
「 いたって普通だよ 」


「 真美ちゃんのことも、
お腹の子どものことも心配している 」


と諭します。


素直にあやまる、中村真美。


母親の気持ちが理解できないようです。


燃え上がる空一


場所は、
中村真美と佐野さくらの部屋です。


神代公平、佐野さくら、天野空一
が集まっています。


中村真美は、
今日は結婚式場を廻っていて
いません。


どうやら
空一のアイデアを形にするため、
集まったようです。


セッティングをしている、
空一。


なんか飲み物を、
と普段通りの佐野さくら。


気合の入った空一に促される、
神代公平。


「 ライブハウスの方が雰囲気がある 」
と空一に助言する神代公平。


「 女の子の部屋の方が再生回数が上がる 」
とこだわりを見せる、空一。


インターネットで動画配信をする
ようです。


セッティングが終わり、いよいよ演奏です。


スタンバイする佐野さくら、隣に座る神代公平。


つっこむ空一。


神代公平に写らないように
言います。


神代公平が退き、画面には佐野さくらが1人。


曲を始めるためにカウントする、神代公平。


つっこむ空一。


黙ってカウントする神代公平。


歌いだす佐野さくら、『 500マイル 』。


自分の「 ナイスアイデア 」実現のために、
気合がみなぎる空一。


ツッコミも冴え渡ります。

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大人の余裕


佐野さくら達の部屋を出て、
外を歩く神代公平と天野空一。


自動販売機で缶コーヒーを買って、
男2人、歩きます。


2本買って神代公平には渡さない、
天野空一。


神代公平に
佐野さくらのカウンセラーか、
と聞きます。


厳密には違うという、
神代公平の答え。


天野空一は、
「 普通の男女と同じですね 」
と言い、


「 ネットで調べたら、
カウンセラーは患者に手を出さない
と出てて、
そうかと思っていたら
そうじゃないんだ 」
と告げます。


カウンセラーモードの神代は、
「 何かありましたね? 」
と察知します。


「 さくらとキスをしました 」
と神代公平の反応を見ながら、
缶コーヒーを渡します。


「 青春だね! 」という神代公平の答え。


コーヒーはブラックの方がイイと
交換を要求する神代公平に、
「 自分で買え 」
と空一は応じません。


「 ギャラでしょ 」と神代公平。


神代公平をけん制しつつ、
神代公平の佐野さくらへの気持ち
を探りたかった、空一。


遠まわしに探ったつもりでしたが、
神代公平の方が上手でした。


大人の余裕の神代公平に、
空一はすねます。


ちなみに
神代公平がコーヒーのブラック
を要求したのは、
「 糖分が気になる年代 」
だからですね。


将来への涙、過去への涙


場所は、中村真美の部屋です。


帰ってきた、中村真美。


目がちょっと赤い様子です。


泊まりと聞いていた、佐野さくら。


中村真美の様子を見て、心配します。


場所は、神代公平の部屋です。


ギターを抱え、宍戸春乃を想います。


桑名喜和子の強烈な指摘が思い出されます。


「 春乃は惚れてたんじゃない、
同情したにすぎない 」


春乃との曲を弾き、目には涙。


将来への不安から中村真美が泣き、
過去への想いから神代公平が泣きます。


母親が分からず、
自分と赤ちゃんの将来が不安な中村真美。


音楽に真剣に向き合う覚悟の、神代公平。


音楽に向き合うということは、
過去の自分と向き合うことでもあります。


そこには、宍戸春乃への想いも
一緒にあります。


将来への涙と過去への涙。


2人の涙は、報われるのでしょうか?


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