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前回は第5話の「 物語の中盤 」の内、
「 母親の気持ち 」 など
をお送りしました。


母親の気持ちが分からず、
涙する中村真美。


空一に大人の余裕を見せていた神代公平も、
亡き宍戸春乃を想い、涙していました。


今回は「 物語の中盤 」の内、
「 滝川工場長の心配 」
「 協力的な渡辺涼子 」
「 神代公平の待ち合わせ相手 」
をお送りします。


失敗しながらも前へ進む、佐野さくら。


空一との関係から佐野さくらに協力的な、
渡辺涼子。


中途半端なものを抱えながらも、
神代公平は
真剣に前へ進みます。


他人の心配をする、滝川文雄工場長。


場所は、佐野さくらの勤める会社。


「 社内広報誌 」の取材を受ける、
佐野さくら。


詰まりながらも、
ミスしながらも進んでいきます。


心配そうに見守る、滝川文雄工場長。


そこへ
神代公平もやって来ます。


神代に
「 佐野さくらのことが気になりますか? 」
と尋ね、


「 先生の所へ行きだしてから、
ちょっと変わった 」
と心配そうながらも評価している
ようです。


滝川工場長のネクタイが
今日も変わっていないと、神代。


「 自分で綺麗に結べるようになりました 」
と寂しそうに笑う、滝川工場長。


ダメですよーと言いながら、
本を差し出す神代公平。


「 わざわざ私のために、先生やさしい 」
と滝川工場長。


佐野さくらは神代達の視線の先で、
ミスを連発しています。


来客で呼び出され、
去り際に神代へ微笑む滝川文雄工場長。


神代公平は、佐野さくらの方を眺めたまま、
生返事をしています。


協力的な渡辺涼子


バイクの佐野さくら。


空一の通う、料理専門学校に到着します。


中では
空一と渡辺涼子が周囲を気にしながら、
コピーをとっています。


どうやら
佐野さくらの動画配信を宣伝するチラシ
のコピーのようです。


ノックする佐野さくら。


おどろく、空一と渡辺涼子。


そのリアクションに笑う、佐野さくら。


バレタラまずいとたしなめる、空一。


近くに来ていた警備員を、
渡辺涼子がごまかします。


佐野さくらに、怪しい会社でのことを謝り、
ケガの心配をする、
渡辺涼子でした。


空一との関係のために、
渡辺涼子は佐野さくらに悪意
はもたないようです。


空一経由で、
「 佐野さくらの動画のチラシ 」のコピーに
積極的に協力しています。

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完全には吹っ切れない、神代公平。


場所はクラブ「 S 」です。


神代公平が来ています。

笹裕司に自分の元マネージャーの話を振る、
神代公平。

「 ポチャ巻か 」と笹裕司。
覚えていたようです。

連絡先を教えてくれと、神代公平。

神代公平の方をチラッと見て微笑み、

「 ライブのCD、
いくらでも焼いてやるぞ 」

「 名前入りで。with神代公平 」

と、うれしそうに言います。

音楽に再び本気になって来ている、
神代公平の姿
がうれしいのでしょうね。

神代公平は、
「 そこ、いらない 」
と自分の名前はいらないと、
完全には振り切れていない
ようです。

名刺を受け取り礼を言う、
神代公平。

元マネージャーの
弦巻竜介(つるまき りゅうすけ)
に会いに行くようです。

神代公平の待ち合わせ相手

場所は新宿総合病院です。

湯浅志津子の病室をノックする音。

うれしそうに応じる、湯浅志津子。

入ってきたのは、神代公平ではありません。

代わりの男性カウンセラー、
神代公平は用事があるから休み、
と告げます。

「 女かしら? 」
とつぶやく湯浅志津子。

場所はどこかの喫茶店です。

待ち合わせをしている風の、
神代公平。

アイスコーヒーにガムシロップ
を入れています。

そこへ颯爽と、弦巻竜介がやって来ます。

スッキリと、やせています。

「 それじゃ分からない、すごいな! 」
と神代公平。

ドヤ顔で「 低糖質ダイエット 」
と弦巻竜介。

ガムシロップ抜きのアイスティーを
颯爽と頼みます。

颯爽と現れた、弦巻竜介。

以前、
佐野さくらの部屋での動画配信
の撮影の帰り道。

空一に
プラックの方の缶コーヒーを要求した
神代公平。

今回はガムシロップを入れています。

中途半端な神代公平。

低糖質ダイエットでやせた弦巻竜介は、
神代公平とは間逆に、
糖分抜きを徹底しているようです。

取りあえずの突破口

久しぶりに神代公平に呼び出された、
弦巻竜介。

用件を尋ねます。

「 見てもらいたい子がいる 」
と言う神代公平に、

「 昔の知り合いから連絡がある時は、
いつもソレ! 」

「 オレの答えは、いつも決まっている 」

「 現場はもう、若いヤツに任せている 」

とバッサリ切ります。

「 公平さんまだやってるんですか!? 」
という弦巻竜介に、
神代公平は曖昧に答え、話を戻します。

「 この子なんだけど・・・ 」
とCDを渡す神代公平に、

弦巻竜介は、
「 公平さん、
オレには何にもできないんすよ 」
と渋ります。

神代公平は、

「 オレと春乃のことを分かっていた
お前に感想を聞きたいだけ。 」

「 1回聴いてくれ。頼む。」
と粘ります。

それに弦巻竜介は、
「 聴くだけですよ 」
と釘をさし受け取ります。

佐野さくらと中村真美の部屋では、
佐野さくらが熱心に、
ギターの練習をしています。

ギターに親しむ、佐野さくら。

過去に向き合い、
音楽に真剣に向き合う覚悟の神代公平。

微妙に温度差がありながら、
共に前へ進みます。

トレンド川柳

感激す 神代からの やさしさに

吹っ切れぬ 想いを抱え 前へ行く

徹底と 中途半端の 対比魅せ

突破口 聴けばわかると 手渡した

温度差を 抱えて進む 音楽で

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