前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 成長への信頼 」
についてお送りしました。
桑名喜和子との約束を守り神代公平は、
佐野さくらを送り出しました。
今回は、
「 空一の迷走 」
についてお送りします。
集中すると周りが見えなくなる、
天野空一。
その結果、
守るべき存在を
巻き込んでしまいました。
集中すると周りが見えなくなる、空一
場所は料理専門学校です。
「 ライン 」の通知をみて、にやつく空一。
佐野さくらから
「 車を出してくれたら、ラーメン奢る 」
の通知。
佐野さくらから頼られてうれしく、
廊下の真ん中で立ち止まって、にやつく空一。
周りが見えていないようで、
微妙にジャマになっています。
集中すると周りが見えない、空一。
将来ビックになる
佐野さくらのマネージャーとして、
充実した日々を送っています。
料理人としてではなく、
「 佐野さくらのマネージャー 」として。
料理専門学校でも
そのことが頭にあるようですね。
佐野さくらのマネージャーとしての自分
以外が見えなくなっている状態です。
万全の準備のはずが、「忘れた携帯電話」
場所は、
ビックモービルの会社の建物の前です。
佐野さくらが人を待っています。
そこへあの同僚3人組が出てきて、
「 おつかれ 」
と帰りの挨拶をします。
そこへ空一が、高そうな車でやって来ます。
気取って「 お迎えに上がりました 」
と言っています。
こそこそ話し合う女性社員3人組。
「 バイト先の社長から借りてきた 」
と地雷原を歩いている空一。
それを見つめる同僚女子社員3人組。
「 これぐらいやらないと舐められるから 」
と空一。
2人は車に乗って移動します。
終わったら迎えに来るから連絡をくれ、
と言っていた空一は、
自分の携帯がないことに気づきます。
空一の携帯を取りに、
バイト先に戻ることになりました。
万全の準備をした上で、
マネージャーとして
佐野さくらを迎えに来た、天野空一。
自分の携帯電話には、
意識が行っていませんでした。
あまり時間が掛からないだろうと、
軽い気持ちで取りに戻ります。
修羅場の中へ
場所は、空一のバイト先の裏口前。
空一は車を降り、すぐ戻ると言って
裏口から入ります。
中は修羅場でした。
騙されたとわめき散らし、社長を探す女性。
暴れる女性、ひるむ渡辺涼子。
コソコソ逃げる社長。
逃げ慣れている様子です。
裏口から入った空一は、
上から聞こえる喚き声に、
おっかなびっくり進みます。
上からは、渡辺涼子、
騙された女性、連れの男性
が降りてきました。
どうやら、何か商品を買わされたようです。
1階で追い詰められる渡辺涼子。
心配そうな空一に、来ちゃダメと身振りと
小声で伝えます。
やり慣れているであろう社長は、
真っ先に逃げ出します。
世慣れた苦労人の渡辺涼子は、
世慣れない、
踏み込んではいけないラインが分からない、
天野空一を
巻き込まないようにしようとします。
集中すると周りが見えない空一
渡辺涼子の身振りと小声で、
後ろに誰かいると被害者女性の連れの男性
は気づきます。
気づかれた空一を、
「 お前もグルか! 」
と怒った男性が殴ります。
わけも分からず殴られる空一。
そして、
裏口から転がり出てくる空一と男性。
空一も殴り返している様子です。
渡辺涼子は、必死に止めています。
佐野さくらは、
尋常ではない様子に車から降りてきます。
男性は
「 邪魔なんだよ、ババア! 」
と渡辺涼子を突き飛ばし、
ババア発言に怒った空一が、
男性に向かって行きます。
被害の女性と連れの男性の2人が、
空一に迫ります。
男性に、
やり返していた空一のパンチが、
止めようと近くにいた、
佐野さくらのアゴにクリーンヒット
します。
集中すると周りが見えなくなる、空一。
守るべき存在の、
佐野さくらを巻き込んでしまいました。
トレンド川柳
集中し 周りのことが 疎かに
高級車 社長に借りて お出迎え
携帯を 取りに修羅場へ 入ってく
無我夢中 守る相手を 巻き込んで
「 第4話のあらすじから探る魅どころ 」は、こちらです。
「 第4話の序盤1・新たな始まり 」は、こちらです。
「 第4話の序盤2・宍戸雅季 」は、こちらです。
「 第4話の序盤3・大人の人間関係 」は、こちらです。
「 第4話の序盤ラスト・静かな声援 」は、こちらです。
「 第4話の中盤1・心の支え 」は、こちらです。
「 第4話の中盤2・現実的な夢 」は、こちらです。
「 第4話の中盤3・前へ進む勇気 」は、こちらです。
「 第4話の中盤ラスト・守る約束 」は、こちらです。
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