前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 佐野さくらの心の支え 」
「 宇部優香の相手 」
「 空一の迷走 」
の3本をお送りしました。
佐野さくらの心を支えるのは、
やはり神代公平でした。
佐野さくらの同僚の宇部優香の想いは、
どのようなドラマを生むのでしょう?
純粋な空一は、
流れ流され迷走していました。
今回は、
「 現実的な夢 」
についてお送りします。
神代公平が見守る中、
水原亜矢との面接をする、
佐野さくら。
「 7秒の勇気 」で
前へ進み成長している佐野さくら
が視ている夢は、
中村真美、天野空一との3人での
現実的な夢でした。
集中すると周りが見えない、空一
場所はホテルの前。
空一は、グッタリへばっています。
佐野さくらは、
車の中から神代公平を見つけ、
空一に軽く声をかけ
神代公平のところへいきます。
入り口付近に立つ神代公平に、
駆け寄ろうとする佐野さくら。
たくさんの人の流れに翻弄されながら、
神代公平の下へ行きます。
一方の空一は、
不機嫌な表情で神代たちを見つめます。
車の移動をドアボーイに何度も告げられる、
天野空一。
クラクションも鳴らされました。
空一は、
集中すると周りが見えないようですね。
長所でもあり、短所でもあります。
料理の方で発揮すると、
いい料理人になるかもしれませんね。
素晴らしい声
場所はホテルの廊下。
歩いている、神代公平と佐野さくら。
物珍しげにキョロキョロする佐野さくらは、
神代公平から遅れがちです。
神代公平の誘導で喫茶スペースへ。
グリスター・ミュージックの、
水原亜矢が待っていました。
水原亜矢は上品な声で「 こんにちわ 」
と言い、佐野さくらと話し始めます。
ライブが初めてだったという佐野さくらに、
優しげな声で応じます。
神代公平は見守っています。
水原亜矢が
佐野さくらの声を褒める場面です。
それを聞きながら、
「 りょうさんの声も素晴らしいですよ 」
と突っ込みをいれてました。
「 7秒の勇気 」の成果
水原亜矢が、佐野さくらの方を向いて、
何か飲み物を注文するように言い、
神代公平のフォローで注文します。
最初は
神代公平と同じものを頼んだ佐野さくら。
見つめてくる神代公平の顔を見て、
苦労しながら、「 ペリエ 」を注文します。
その様子を見て上品さの仮面が剥がれて、
若干険しい顔の水原亜矢。
佐野さくらを見定めている様子です。
無事に上手く「 注文 」できて、
微笑みあう、神代公平と佐野さくら。
「 7秒の勇気 」
無難に神代公平と同じものではなく、
自分が欲しいものを「 注文 」
することができました。
その佐野さくらの成長に、
神代公平と佐野さくらは微笑み合います。
水原亜矢は、その普通じゃない様子に、
「 正確な情報 」を
上司の桑名喜和子に持ち帰るため、
見定めています。
いきなり現実的な話の、佐野さくら
水原亜矢は、相変わらず暖かい声で、
質問はあるかと佐野さくらに問い、
言葉に詰まる佐野さくらの、
言いたいことを引継ぎフォローします。
「 契約したら、いくらもらえるのか? 」
という佐野さくらの問いかけ。
おいおい、まずいだろと言う顔の、神代。
佐野さくらは純粋に聞きたいことを聞けて、
うれしそうです。
返答に困る、水原亜矢。
水原亜矢と顔を合わせ神代は、
「 すみません、
若いんで何も知らないんで。
分かってやってくださいという顔。」
制度にのっとって説明することにした、
水原亜矢。
まずはデビュー前の育成契約の段階で、
月に10万といいます。
気落ちする佐野さくら。
続けて水原亜矢は、
「 正式にデビューしたら月に20万 」
と告げます。
幾分か持ち直した顔の佐野さくら。