前回は
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 物語の中盤の前半 」部分
について取り上げました。
今回は、
「 物語の中盤の後半 」について書きます。
今回は
「 野村健太 」と「 中村真美 」
の結婚スピーチがテーマです。
この結婚スピーチは、
佐野さくらに試練を与え、
成長へと導くのです。
中盤3 結婚スピーチ
中村真美と野村健太の結婚
については、
天野空一の努力もあり、
比較的に良い
場の空気が流れていました。
しかし、
中村真美の婚約者である
野村健太が、
「 結婚スピーチを
佐野さくらに頼むつもり 」
ということを、
ポロっと言ってしまいます。
凍りつく空気。
佐野さくらは、硬直、
天野空一は「 無茶でしょ 」という顔、
中村真美は、言うタイミングを
図ってたのに台無しにされて、
気まずい雰囲気。
受け入れられない佐野さくら。
佐野さくらは、
理由をつけて家を飛び出し、
1人外で時間をつぶします。
夜に帰宅し、
その時に中村真美から
子どもができたという話
を告げられます
聞かされる中村真美の、
母になる喜びと不安。
そして、
「 結婚式のスピーチは
無理にしなくていい、
無理を言ってゴメン 」
と告げられます。
中盤4 過去の思い出を胸に、決意する「 佐野さくら 」
思い出される、中村真美との思い出。
上京したて?の頃、中村真美と歩いた、
新宿歌舞伎町の町。
見るものが新鮮で、
姉と歩いた町の思い出。
中村真美が上京する時、
空一と一緒に見送った思い出。
泣き叫ぶ空一を、
バスから引きずり下ろした思い出。
中村真美との学生時代の思い出、
亡き母が好きだったあの曲『 500マイル 』。
児童擁護施設入所当時、
周囲に馴染めず空一にいじめられ、
中村真美に助けられ、
中村真美がお姉さん的存在になった日。
「 姉代わりである幼馴染の
結婚式のスピーチ 」
これが、
佐野さくらの成長のキッカケになります。