今回は、第2話のあらすじから、
その魅どころを探ってみました。
第1話で「 自分の歌 」に触れた、
佐野さくら。
そして、
演奏する気になれなかった
ギターに久しぶりに触れた、
神代公平。
その2人に「 ライヴの可能性 」
が舞い込んできます。
2人は前へと進めるのでしょうか?
求む!「ダイヤの原石」
物語は、ライブハウス『 S 』
から始まります。
神代公平は、
宍戸夏希たちと来ているようです。
いつものことなのでしょうね。
マスターの笹裕司は、
「 ダイヤの原石のようなミュージシャン 」
を探しているようです。
神代公平と宍戸夏希の頭には、
佐野さくらの歌声
が頭に浮かんだようですが、
ステージに立つとなると、
即答できなかったようです。
ステージでは、
神代の昔のバンド仲間である
増村泰造が若手バンドに絡み、
乱闘騒ぎになりました。
増村泰造は、
「 春乃の追悼会 」
においても、
酔っ払ってステージで
演奏し出しましたよね。
(お酒が入ると)
素直にパッと言葉や行動に出てしまう、
そんな性格なのでしょう。
遠慮のない関係
一方の佐野さくらは、
天野空一のアパートへ行きます。
佐野さくらは以前、
空一にギターを売りましたが、
それを取り戻したいようです。
押し問答の結果、
ギターを取り戻します。
空一の扱いが少し雑なのは、
幼馴染の気安さで、
心を開けているからです。
心を開いていない相手には、
佐野さくらは、
言葉がうまく出てきませんし、
「 愛想笑い 」
で自分の心を守ります。
遠慮のない態度で接する
ということは、
心を開いている、
ということでもあります。
佐野さくらと天野空一の、
普段の関係が見えますね。
小マメな空一
ギターを取り戻した翌日、
佐野さくらは職場で神代に
声をかけられます。
言語療法士の宍戸夏希が
来て欲しいと伝言されます。
返答に詰まる、佐野さくらですが、
神代公平も一緒だと分かると、
行くように決めます。
姉のような存在で、親友でもある
中村真美には、
「 デートのようなことをする 」
と報告します。
中村真美の方は、
天野空一の手伝いで、
結婚準備のための整理を
しています。
空一は、
いろいろと手伝いで動いてますね。
心を開いている相手のためなら、
いろいろとコマメに動きます。
神代公平相手では、
こうは行きませんよね。