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今回は、第4話のあらすじから、
その魅どころを探ってみました。


第1話で「 自分の歌 」に触れた、
佐野さくら。


第2話で、
「 ライブの可能性 」
が舞い込んで来ました。


そして第3話で、「 2人の初ライブ 」
を終えました。


今回の第4話は、
「 佐野さくらのスカウトと神代公平の過去 」
です。


過去へのケジメのために、
音楽を断ち、
新たな生活を始めた神代公平に、
音楽が、そして過去が近づいてきます。


佐野さくらのスカウトから始まる、
佐野さくらの音楽物語『 ラヴソング 』は、
神代公平の過去を巻き込みながら
今、始まるのです。


神代公平の引越し


今まで女性の家を転々と渡り歩いていた、
神代公平。


過去へのケジメをつける覚悟をし、
音楽への未練を断つ行動をしたことで、
その自堕落な生活を捨てます。


宍戸夏希の家から離れ、
自分で部屋を借りました。


断捨離ですね。


前回の第3話で、
1夜だけの決意で
サポート役として舞台に立ち、
佐野さくらのアンコールの願い
を断って、舞台を降りた
のでした。


ライブの出演者リストに
自分の名前を載せないことを
マスターの笹裕司に言ったり、


「 今夜だけは
君のためだけに歌う 」
と宣言したりして、


その覚悟の表れが、
佐野さくらのアンコールの願い
を断って舞台を降りること
でした。


神代公平は音楽を断ち、
「 過去へのケジメ 」をつけ、
前へ進むために、
新しい生活を始めようとしています。


その新しい環境の第1歩が、
引越しなのでしょう。


引越し、そしてクラブ「S」へ


引越しの手伝いで、
昔のバンド仲間である
増村泰造と星田和夫の他に、
天野空一も手伝いにきます。


いつもの男性メンバーに空一が加わった形
ですね。


空一のやさしい側面が垣間見えます。


引越しの慰労会
もしくは引越し祝いを、
お馴染みのクラブ「 S 」
で行なうことになりました。


クラブ「 S 」にて。


神代公平、増村泰造、星田和夫、
そして天野空一が、
4人で飲んでいます。


そこへ宍戸夏希が忘れ物を届けに来ました。


神代公平の引越しの忘れ物を
宍戸夏希が持っている意味に気づいた
天野空一は、
2人の関係を詮索します。


佐野さくらは神代公平と宍戸夏希の家が
同じ住所と知っていますが、
空一は始めて知ります。


佐野さくらのために空一は、
食い下がって聞きます。


神代公平と宍戸夏希は、
恋愛関係ではないと否定します。


とうてい納得できない空一に、
マスターの笹裕司は、
大人には男女の垣根を越えた関係もある
と告げます。


唯一若い空一と、それ以外。


笹裕司の貫禄が空一を納得させます。


やってきたあの女性


店に1人の女性が入ってきます。


あのライブの日、
佐野さくらの歌を録音していた女性です。


彼女はりょうさん演じる水原亜矢。


グリスター・ミュージックの
音楽制作1部・部長の肩書きです。


水原亜矢は
佐野さくらをスカウトするために、
ライブが行なわれていた、
クラブ「 S 」へやってきたのでした。


彼女の所属する、
グリスター・ミュージック。


宍戸春乃とも関係がある会社
のようです。


つまり
神代公平の過去とも関わりがある会社
ということです。


過去へのケジメとして、
音楽を断って新しい生活を始める、
神代公平。


しかし神代公平の過去は、音楽は、
神代公平を放しませんでした。


神代公平は、
神代公平の過去を知る人物と再開します。


そこで見えてくる、神代公平の過去。


神代公平の痛み、宍戸春乃の死のナゾ。


神代公平の過去は神代公平を、
どこへ連れて行くのでしょう?

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