SSブログ

月別記事一覧

forest-868715_640_h100.jpg

トレンド道場

トレンド訓練生の修行場所 それこそがトレンド道場。
トレンドマスターを目指して、今日もトレンドを追い求める・・・

月別アーカイブ:2016年04月

2016年04月の記事一覧。トレンド訓練生の修行場所 それこそがトレンド道場。トレンドマスターを目指して、今日もトレンドを追い求める・・・

ドラマ
前回までは、「 物語の中盤 」をお送りしました。今回からは「 物語の終盤 」です。神代に一緒にステージに立つことを断られた翌朝。佐野さくらは“ ライン ”を受け..

記事を読む

ドラマ
前回は「 物語の中盤 」部分の内「 宍戸夏希の診療室の場面 」についてお送りしました今回は、「 物語中盤の最終回 」、診療所からの帰り道から宍戸夏希の部屋の場面..

記事を読む

ドラマ
前回は、「 物語の中盤 」部分の内「 7秒の勇気 」と「 佐野さくらの成長に1番必要なこと 」についてお送りしました。今回は、宍戸夏希の診療室の場面を書きます。..

記事を読む

ドラマ
前回は、「 物語の中盤 」部分の内佐野さくら、天野空一、中村真美「 3人の絆 」についてお送りしました。今回は、「 7秒の勇気 」と「 佐野さくらの成長に1番必..

記事を読む

ドラマ
前回までは「 物語の始まり 」の部分について、お送りしました。今回からは、「 物語の中盤 」の部分について書いていきます。今回は、気分上々の佐野さくらに絡む、人..

記事を読む

ドラマ
今回は、前々回と前回に引き続き、「 物語の始まり 」の部分です。今回は、天野空一の登場シーンをお送りします。料理専門学校での空一と佐野さくら。そして、佐野さくら..

記事を読む

ドラマ
今回は、前回に引き続き、「 物語の始まり 」の部分です。今回は、クラブ「 S 」でのシーンをお送りします。ステージで歌うあのバンド、のことから、物語の1つの山場..

記事を読む

ドラマ
今回から10回に分けてフジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第2話について書きます。今回は、「 物語の始まり 」の内、由紀さおりさん演じる湯浅志津子の登場シ..

記事を読む

チャレンジ
『 ラヴソング 』の第2話が放送されました。前回の第1話のあの「 空気感 」を払拭し、大胆にイメージを変えました。『 ラヴソング 』はオリジナル脚本であり、比較..

記事を読む

人物の環境
吃音の女性・佐野さくらがヒロインのドラマ『 ラヴソング 』その佐野さくらには、モデルになった女性がいました。そして、佐野さくら誕生のためには、多くの配慮と積み重..

記事を読む

可能性
「 感動した 」という多くの声があった、クライマックスの『 500マイル 』のシーン。藤原さくらさんは、そのシーンで、役者にとって大切な「 自然体 」について学..

記事を読む

チャレンジ
東宝の映画『 シン・ゴジラ 』が、2016年の今年、7月29日から上映が開始されます。キャストが328人だそうです。話が、まとまるのでしょうか。東宝といえば、『..

記事を読む

ドラマ
今回は、第2話のあらすじから、その魅どころを探ってみました。第1話で「 自分の歌 」に触れた、佐野さくら。そして、演奏する気になれなかったギターに久しぶりに触れ..

記事を読む

ドラマ
前回は、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話の「 終盤 」の3回目でした。どん底の中、自暴自棄になり、家を飛び出した、佐野さくら。今回の、「 第1話..

記事を読む

ドラマ
前回は、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話の「 終盤 」の2回目でした。「 中村真美の結婚スピーチ 」の可能性を絶たれて、絶望した、佐野さくら。今..

記事を読む

ドラマ
前回は、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話の「 終盤 」の1回目でした。今回も、「 第1話の終盤 」について書きます。今回のテーマは、「 佐野さく..

記事を読む

ドラマ
前回までにおいて、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話の「 物語の中盤 」まで取り上げました。今回からは、「 第1の終盤 」について書きます。今回は..

記事を読む

ドラマ
前回はフジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話の「 物語の中盤の前半 」部分について取り上げました。今回は、「 物語の中盤の後半 」について書きます。今..

記事を読む

ドラマ
前回はフジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話の「 物語の始まり 」部分について取り上げました。今回は、第1話の「 物語の中盤の前半 」について書きます..

記事を読む

ドラマ
今回から7回にかけて、フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の第1話について書きます。今回は、「 物語の始まり 」について書きます。始まりの部分では、福山雅治..

記事を読む

「 第2話の終盤1・間が悪い空一 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

前回までは、
「 物語の中盤 」をお送りしました。


今回からは「 物語の終盤 」です。


神代に一緒にステージに立つことを
断られた翌朝。


佐野さくらは“ ライン ”を受け取ります。


「 間の悪い天野空一 」の“ ライン ”。


そんな「 間の悪い天野空一 」について、
なぜなのか考えてみました。


「 間の悪い空一 」の“ライン”


場所は、佐野さくらが勤める会社
「 ビックモービル 」。


神代に「 ライヴでのギター演奏 」
を断られた、佐野さくら。


天野空一から“ ライン ”がきます。


「 ギター弾いてっかー 」


空一は間が悪いですね。


いつも佐野さくらの情況から、
1歩遅れています。


佐野さくらは
「 ギター返す 」
と返信します。


佐野さくらの方は、
神代から一緒に前に進むことを
断られましたので、
ギターがいらなくなった
のでしょうね。


あくまで
神代がいてこその
ギターであり、
自分の歌声なのです。


空一の方は、
自分がせっかく返したこと
もあるでしょうが、
佐野さくらとの話のネタ
ぐらいの感覚だった
のでしょうか。


弁当をパクつく空一


場所は、天野空一が通う、料理専門学校。


佐野さくらの“ ライン ”を見て、
悪態をつく、天野空一。


弁当をパクついています。


おかずは、卵焼きオンリー。


そんな空一に、呼び出しの放送があります。


呼び出したのは、
山口紗弥加さん演じる渡辺涼子です。


事務員の渡辺涼子は、
どうやら「 学費未納の件 」
で呼び出したようです。


初対面のようですが、
空一は物怖じせず、
渡辺涼子を“ おばさん ”
と呼び、
弁当をパクついています。


渡辺涼子は事務的な声色で、
学費延滞の件を話し、
「 いい加減退学処分になる 」
といいます。


空一は、切れながら返答します。


そこで渡辺涼子が空一の弁当を覗き込み、
事務的な声色を変えて、
「 お金ないんだ? 」
と聞きます。


空一は若干とまどいながら、
返事をします。

» 「 天野空一 」 については、こちらです。

「 第2話の中盤ラスト・帰り道 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

前回は
「 物語の中盤 」部分の内
「 宍戸夏希の診療室の場面 」
についてお送りしました


今回は、「 物語中盤の最終回 」、
診療所からの帰り道から
宍戸夏希の部屋の場面
まで書きます。


交錯する佐野さくらの想い、
宍戸夏希の願い、
神代公平の停滞。


神代公平が動き出せない理由
について、考えてみました。


それは逃げか、大人の対応か


帰りの電車で居眠りする、神代公平。


佐野さくらは、神代の方をちらちらと。


帰りのバスに乗る、佐野さくら。


バスの中でも、

神代のことが気になる様子です。

バスを飛び出し、神代の方へ。

神代に後ろから抱きつき、倒します。

いざとなったら強い行動に出ますね。

そういえば、
中村真美の上京時のバスから
天野空一をひき降ろしたのは、
佐野さくらでした。

佐野さくらは、神代に歌いたい気持ち
を伝えます。

そして、神代のギターで歌いたい
ということを、ひかえめに
「 神代にギターを頼みたい 」
と言います。

神代は、
「 (佐野さくらに対してではなく、)
そればっかりは無理で、
自分よりちゃんとしてギタリスト
を紹介する 」と言います。

佐野さくらは、
とぼとぼと帰ります。

神代は佐野さくらの気持ちが分かった上で、
自分が出来る(と思っている)ラインで
助けようとしています。

それは逃げなのでしょうか?

それとも、
大人の対応なのでしょうか?

神代を前へ押す、宍戸夏希

場所は、宍戸夏希の家。

神代公平は宍戸夏希に
「 佐野さくらを振り回さないでくれ 」
と言います。

自分をステージに上げるために、
佐野さくらを利用しているのではないか、
と疑ったのです。

それに対して宍戸夏希は、
自分は純粋に
佐野さくらの歌声を評価している 、
思い上がるな、といいます。

そして、
姉の宍戸春乃の姿と佐野さくらを
重ねるのが怖いのじゃないか、
と言い、
いいかげん前に進むように言います。

煮え切らない神代に宍戸夏希は、
佐野さくらからのメール、
「 あとは自分でがんばる 」
というメッセージを見せます。

それでも煮え切らない神代に、
「 姉のように
神代に利用されなくて良かった 」
と言い捨てます。

さすがに
心に突き刺さった様子の神代ですが、
佐野さくらと一緒にステージに立つ
とは言えないようです。

» 「 神代公平が踏み出せない理由 」 は、こちらです。

「 第2話の中盤3・心緩めて 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

前回は、
「 物語の中盤 」部分の内
「 7秒の勇気 」と
「 佐野さくらの成長に1番必要なこと 」
についてお送りしました。


今回は、
宍戸夏希の診療室の場面
を書きます。


前回の診療で、
「 500マイル 」を歌った佐野さくら。


今回はそのメロディーにのせて、
「 自分の今日 」
を歌います。


世慣れした神代公平と、
世慣れしない佐野さくら。


そこには温度差があります。


普通の朝と、陰鬱な昼のこと


場所は、宍戸夏希の診療室です。


今日することは、前やったことより、
少し前に進みます。


前は自分の好きな歌をうたったのでしたね。


なんとか声を出すことから始まり、
最後は涙ながらに思いを歌ったのでした。


今回は「 歌詞を自分の今日の出来事 」
にして歌います。


朝の出来事から順番に、表に出していきます。


朝は、普通の朝だったという意味のことを書き、
その佐野さくらの言葉を、
「 詩的な表現 」だといって、宍戸夏希は褒めます。


うれしそうな、佐野さくら。


昼の出来事になると一転して顔を曇らせて、
何も書けない佐野さくら。


会社ではあの3人組と一緒の昼食でしたね。


佐野さくらの強い警戒感が伺われます。


幸せな夜のこと


夜の食事になると、
また一転してうれしそうに、
立ち食い蕎麦
と書きます。


センスないねーと、神代をいじる宍戸夏希。


その言葉に、
特天玉海老わかめ蕎麦、おいしかったと
佐野さくら。


宍戸夏希は、神代をいじりながら、
佐野さくらの緊張をほぐしています。


そんな中、佐野さくらは、
神代の方を気にしながら、
「 慌ててたから、同じのを頼んだ 」
と書きます。


神代が悪者みたいになるのが、
気になったのでしょう。


この“ 冗談と本気 ”の区別がうまくつかない
ことから、
佐野さくらの“世慣れしていない”純真さ
が伺われます。


逆に、神代公平は世慣れしすぎるほどに、
世慣れしているのでしょう。


そんな神代に宍戸夏希は、
はぐらかされているのでしょうね。

» 「 コミュニケーションのブレーキ 」 は、こちらです。

「 第2話の中盤2 7秒の勇気 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

heart-1043245_640_blue.jpg

前回は、
「 物語の中盤 」部分の内
佐野さくら、天野空一、中村真美
「 3人の絆 」についてお送りしました。


今回は、
「 7秒の勇気 」と
「 佐野さくらの成長に1番必要なこと 」
を書きます。


神代と行った蕎麦屋で、
言葉が出せない佐野さくら。


自分の心を守るためでしょうか。


そんな佐野さくらに神代公平は、
「 7秒の勇気 」の提案をします。


満員電車に乗って、昼食は蕎麦屋。


場所は、満員の電車です。


佐野さくらの壁になって立つ、神代公平。


神代の近くに居れて、
うれしそうな佐野さくら。


そんな時、
佐野さくらのお腹の音が鳴ります。


笑う周囲。


神代は佐野さくらをかばって、
自分のお腹の音だと言います。


うれしそうな、佐野さくら。


お腹すいたよねと言う話から、
蕎麦屋へ。


神代は、特天玉海老わかめ蕎麦
を頼みます。


がっつり食べたいようですね。


神代は佐野さくらに、
おごるから好きなものを頼むように言い、
水を取りにいきます。


佐野さくらは、なんとか頼もうとしますが、
後から忙しそうなサラリーマンが来て、
「 神代と同じもの 」と言います。


なかなか最初の1言が、
うまく出ないようです。


佐野さくらの成長に、1番大切な事


佐野さくらは、
困ったり警戒すると
「 愛想笑い 」
で身を守ります。


それは無難に過ごしたい、
という一種の諦めの心
の表れではないでしょうか?


それが「 注文 」にもでている、
と思います。


第1話において、
中村真美とケンカして、
「 注文もろくにできない 」
と言われました。


中村真美・天野空一のどちらか
と一緒の時は、
替わりに注文してもらっている
のでしょう。


それは佐野さくらを「 守る 」行為
ですが、
佐野さくらの「 自立 」
を遅くする行為でもあります。


佐野さくらの「 自分への諦め 」
にもつながっています。


以前の「 3人だけの世界 」
であれば、
それで守れたかもしれません。


しかし、
もう以前の「 3人だけの世界 」
ではありません。


中村真美の結婚により、
佐野さくらは「 自立 」
する必要があります。


佐野さくらが
自立(自分の足で立つ)
するためには、
自信(自分を信じられること)
が最初の1歩であり、
最も大事なことです。


そのためのスタートとして、
「 注文を自分でする 」
ことが非常に大切なのです。

» 「 7秒の勇気 」 はこちらです。

「 第2話の中盤1 3人の絆 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

前回までは「 物語の始まり 」の部分
について、お送りしました。


今回からは、
「 物語の中盤 」の部分
について書いていきます。


今回は、
気分上々の佐野さくらに絡む、
人間関係についてです。


神代公平との関係もあって気分が良い
佐野さくら。

その周りの人間関係が、
ちらりちらりと垣間見えます。

佐野さくらの純真さが垣間見え

場所は佐野さくらの勤務先「 ビックモービル 」。

神代の診察室をのぞく、佐野さくら。

神代がいないことに落胆していると、
神代がやって来ました。

神代と話せてうれしそうな、佐野さくら。

そして屋上へ。

タバコを吸おうとして、
神代の方を気にし、
「 タバコを吸うと嫌じゃないか 」
と聞きます。

神代の気にしないという返事を聞き、
タバコを吸います。

会話の流れから、佐野さくらは
「 タバコは喉に良いと聞いた、
吃音も直るらしい 」と言います。

真に受けるところが、
佐野さくらの純真さですね。

言ったのは、あの3人組でしょうか?

ちなみに脚本は、倉本奏子さんでしたね。

倉本奏子さんは、
「 日常の出来事の何気ない悪意 」
を描くのに定評のある人です。

神代は、それは迷信みたいなもの、
と気にしないように言います。

神代は佐野さくらに、
「 仕事終わりにでも
宍戸夏希が来て欲しいと言っていた 」
と伝言します。

最初はしぶる佐野さくらでしたが、
神代が一緒に行くと聞くと、快諾します。

佐野さくらの、3人への警戒心が垣間見え

場所は、会社の更衣室。

更衣室では、
大久保聡美さん演じる榎本理緒
納富有沙さん演じる小林奈々子 
未来さん演じる宇部優香
いつもの3人がデートの話題で
(表面上は)盛り上がっています。

佐野さくらの方を気にせず、
しゃべって帰る3人。

いつものように帰る
ような振りをしていた佐野さくらは、
3人が帰ると、
ロッカーへ向かい、
鏡を見て、
いつもの野暮ったいブルゾンを
ロッカーに置いて出て行きます。

あの3人がいるところでは、
警戒して普段と違うことは
できなかったんでしょうね。

» 「 3人の絆 」 は、こちらです。

「 第2話の序盤3・共依存 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

今回は、前々回と前回に引き続き、
「 物語の始まり 」の部分です。


今回は、
天野空一の登場シーン
をお送りします。


料理専門学校での空一と佐野さくら。


そして、
佐野さくらの、
そもそもの用事を済ませに移動し、
空一の家での2人の様子。


そのことから2人の関係性がみえます。


頼り頼られ、
共に依存し合う2人の関係。


物語が進むにつれ、
2人はどのように「 自立 」していく
のでしょうか?


料理専門学校でみえる「佐野さくらと天野空一の関係」


場所は、天野空一が通う料理専門学校です。


料理専門学校では、
ちょうど料理を作っているようです。


壁の一面がガラス張りになっており、
そこから外が見えます。


空一がふと外を見ると、
佐野さくらが来ていました。


それを見た空一は、
佐野さくらにいいところを見せようと、
フライパンにお酒を投入します。


するとフライパンは大炎上。


驚く空一。


空一は、講師に怒られ、
「 広島へ帰れ 」と言われます。


それに呆れる、佐野さくら。


空一は佐野さくらの前では、
「 イイ所 」を見せたいようですね。


そして調子に乗って失敗する、
というパターンを繰り返している
のかもしれません。


ある部分では、
天野空一は佐野さくらの、
「 手の掛かる弟 」的な存在
かもしれません。


逆に空一からすると佐野さくらは、
「 手の掛かる妹のような幼馴染 」
なのでしょうね。


空一の家1「素直に聞き、さりげなく取り返す」


場所は、空一の家です。


佐野さくらが空一に会いに来たのは、
売ったギターを取り返すため
だったようです。


空一は、
中村真美とのケンカ後の様子を
佐野さくらに聞き、
いつものように心配しているようです。


佐野さくらは「 大丈夫 」といいつつも、
中村真美のことが気になり、
空一に聞いています。


意地を張りつつ、
そこは3人だけの幼馴染ですので、
結局は素直に様子を聞きます。


心を開いていないと、
ここで“ 素直に様子を聞く ”
とはならないでしょうね。


そんなことを話しつつ、
佐野さくらはさりげなく、
「 これ返して 」と
スッとギターを持って帰ろうとします。


空一の家2「空一には強い佐野さくら」


それを聞き流しそうで流せなかった空一は、
ギターを取り返そうとします。


どうやらこのギターは、
佐野さくらが空一に1万円で売りつけた
ようです。


佐野さくらのアパートでは弾けない
ということで空一が押し切られ、
1万円で売りつけられたようです。


返せ返さないの押し問答、
じゃぁ1万円払ってけという問答、
結果はどうなったのでしょう。


次のシーンは、
サクラが咲く道をごきげんにバイクで走る
佐野さくらです。


1万円を払うことなく、
佐野さくらは空一からギターを取り戻した
のでしょうね。

» 「 佐野さくらと天野空一野関係 」 については、こちらです。

「 第2話の序盤2・夢の途中 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

今回は、前回に引き続き、
「 物語の始まり 」の部分です。


今回は、
クラブ「 S 」でのシーン
をお送りします。


ステージで歌うあのバンド、
のことから、
物語の1つの山場への伏線、
アマチュアバンドのイベント、
そしてケンカのシーンで浮かんだ
素朴な疑問、
について書いてみました。


届かない、音楽の夢の話


場所は、クラブ「 S 」。


神代公平、宍戸夏希、星田和夫
そして
耳鼻科医の増村泰造が飲んでいます。


ステージでは、
“ GEEKS ”が『 EIRTY BOY 』
を歌っています。


“ GEEKS ”は、新人バンドの役
のようですね。


実際の“ GEEKS ”は、
2008年から活動している
パンク・ロックバンドです。


ドラマでは、
耳鼻科医の増村泰造を筆頭に
ひどい歌だと酔っ払いながら
言っています。


神代は、
クラブ「 S 」のオーナー・笹裕司に、
「 なんで舞台に上げてやるのか 」
と聞きます。


クラブ「 S 」のオーナー・笹裕司は、
「 夢の途中だから、そういってやるな」
と言います。

笹裕司は、
音楽の夢のためならば、
懐が深いようですね。

物語の1つの山場への伏線

クラブ「 S 」の壁には、
アマチュアバンド募集のチラシ
があります。

どうやら5月の7日~14日に
アマチュアバンドの
イベントをするようです。

笹裕司は、
「 ダイヤの原石 」が落ちてないかと呟き、
それを聞いた神代と宍戸夏希は、
顔を見合わせます。

宍戸夏希は、佐野さくらの名前を出しますが、
神代の反応は渋いのです。

神代は今だ、
過去の苦い経験を引きずっているようです。

宍戸夏希の方は、
佐野さくらを純粋に評価していることと、
神代を動かしたいという想いから、
名前を口に出して言ったのでしょう。

» 「 ケンカの場面で浮かぶ、素朴な疑問 」 はこちらです。

「 第2話の序盤1・謎 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

change-671514_640.jpg

今回から10回に分けて
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』
の第2話について書きます。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
由紀さおりさん演じる湯浅志津子
の登場シーン
について、話します。


由紀さおりさんの役柄については、
アレコレ予想してみましたが、
現時点では見事に外れました。


そのことを反省しつつ、
他に似たような役柄の人物がいないか
探してみました。


物語の序盤で湯浅志津子が登場


今回の物語の始まりは、
神代が勤めている新宿総合病院です。


患者さんの車椅子を押しながら話す、
神代公平。


患者さんは、
由紀さおりさん演じる、湯浅志津子です。


由紀さおりさんは、
患者役として登場しました。


何かしらの「 相談役 」ポジション
だとよんでいましたが、
とりあえずはハズれたようです。


公式ページの「 キャスト紹介 」
に名前が載っていましたので、
重要な役柄と予想していましたが、
現時点では「 ただの患者 」です。


「 相関図 」には載っていない
ということに、
もう少し着目すれば良かった
かと思います。


そのことを反省しつつ、
今後の湯浅志津子を予測するために
似たような立ち位置の人物
を探してみました。


湯浅志津子と高橋正志の共通点


湯浅志津子と似たような立ち位置の人物は、
誰でしょうか?


それは佐野さくらが勤める、
「ビックモービル」の新入社員、
高橋正志です。


キャスト紹介に載っていなかった
阪本奨悟さん演じる高橋正志は、
「 相関図 」では登場しました。


その役割は新入社員であり、
重要人物にも
そうでない役割にもなりえます。


由紀さおりさん演じる湯浅志津子も、
どちらにもなりうる役という位置づけ
なのではないでしょうか?


『 ラヴソング 』は、オリジナルの脚本
を採用してますので、
ドラマの展開を比較的自由に変更できる
ようです。


制作現場の方向性しだいでは、
2人の役柄は大きく変わる
かもしれません。

» 「 どちらにも載っていないあの3人 」 については、こちらです。

『 ラヴソング 』第2話 大胆な変更の理由~視聴率かドラマのシーンか~

change-671514_640.jpg

『 ラヴソング 』の第2話が放送されました。


前回の第1話のあの「 空気感 」を払拭し、
大胆にイメージを変えました。


『 ラヴソング 』はオリジナル脚本であり、
比較的自由にドラマの色を変えられます。


ですがなぜ、大胆な変更をしたのでしょうか?


視聴率やドラマのシーンと絡めて、
みてみました。


第1話から第2話~ガラッと変わった空気~


今回の第2話は、
第1回の繊細な空気感のドラマと
雰囲気が変わりました。


第1話の視聴率が10.6%で
ギリギリ2ケタでしたので、
てこ入れをしたのでしょうか?


それとも、
ドラマのシーンに関係する
のでしょうか?


オリジナル脚本ですので、
大胆な変更も自由にやりやすい、
そんな制作環境でしょう。


しかし、
大胆なテコ入れは、
長所にもなりますが、
短所にもなりえます。


視聴率的な結果は、
第3話の視聴率を見るまで
分かりませんが、
制作陣の予想どうりにせよ、
想定外にせよ、
制作環境は良いようですので
調整しながらうまく作っていく
はずです。


速い展開の話とじっくりした展開の話、
小ネタが散りばめられた話と
必要最小限の小ネタの話。


好みは人それぞれです。


第2話の全体的な評価


今回の第2話は、
じっくり観るドラマというより、
ダイジェスト集のような印象
を受けました。


場面の切り替わりも早いですし、
小ネタをたくさん挟んでいました。


私の印象としては、
小ネタを散りばめた、
ダイジェスト集でした。


どこか駆け足のような、
せわしない感じで、
落ち着かない印象を受けました。


印象は人それぞれですので、
今回のようなスピード感がイイ
という人もいるでしょうね。


第2話の印象が変わった理由1


なぜ第2話は第1話とガラッと印象を
変えたのでしょうか?


その理由は
今回のドラマの殺伐としたシーンにある
かもしれません。


今回の物語のシーンは、
乱闘シーンや
中村真美が倒れるシーンなどの
殺伐としたシーンが多くありました。


その殺伐とした印象を和らげようとした
のかもしれません。


シーンの切り替わりを早くすることで、
殺伐としたシーンの印象が薄まっている
ような気がします。


ところどころ挟んでいる、
小ネタ的な演出は、
私は気ぜわしくてどうかと思いますが、
そっちに気をとられて、
殺伐としたシーンの印象が弱められた
かもしれません。


第2話の印象が変わった理由2


第2話の印象を変えた理由として
第1話の視聴率も関係する
かもしれません。


第1話の視聴率は、10.6%。


今回、
第2話の視聴率は、9.1%です。


第1話放送後の視聴率
ですので、
第1話が微妙に不評だった
ということでしょうか?


作品としては、
丁寧に作られていて、
私としては好きだった
のですが。


この『 ラヴソング 』は、
視聴率が低くても自由にやっていける
ように、
「 制作委員会方式 」
というものを採用しているそうです。


「 政策委員会方式 」とは、
委員会のメンバーをスポンサーとし、
スポンサーを広く集めることで、
リスクの分散をする方式です。


利益が出たら山分けをするようで、
オンデマンド配信やDVD、映画化など
長い目で見て、最終的に利益が出れば良い
という視点でドラマを作っているようです。


お財布的には、
少数スポンサーに比べて、
視聴率を気にせずにできる
ようです。


しかし、
視聴率といえば、
メディアで必ず比較されますので、
気分的には無視はできない
と思います。

» 「 第1話の視聴率の原因 」 については、こちらです。

佐野さくらのモデル 「 藤原さくらさん、佐野さくらになる 」

heart-1043245_640_green.jpg

吃音の女性・佐野さくらがヒロインのドラマ
『 ラヴソング 』


その佐野さくらには、
モデルになった女性がいました。


そして、
佐野さくら誕生のためには、
多くの配慮と積み重ね
がありました。


あの「 空気感 」を生み出すために、
心・気持ちを表現する配慮と積み重ね。


『 ラヴソング 』製作現場は、
そんな配慮のある現場のようです。


そこで藤原さくらさんは、
役者として順調に成長しているようです。


「 佐野さくら 」のモデル


ドラマ『 ラヴソング 』のプロデューサーの1人、
草ヶ谷大輔さんによりますと、
ヒロイン・佐野さくらには、
モデルになった女性がいるようです。


その女性とは、
オーストラリアの女性歌手、
(MEGAN WASHINGTON)
ミーガン・ワシントンさんです。


ミーガン・ワシントンさんは、
吃音でしたが、
歌うときには言葉に詰まらず、
歌うことができるそうです。


吃音で言葉に詰まると、
気持ちを表現することで
くやしい想いをすることがあるようですが、
ミーガン・ワシントンさんは、
歌で自分の気持ちを表現し、
伝えられるのです。


ミーガン・ワシントンさんという
実在の人物の存在がヒントになって、
ヒロイン・佐野さくらが生まれました。


『 ラヴソング 』は、
言葉で気持ちを表現することに
コンプレックスを持っている
佐野さくらという女性が、
音楽に出会って希望を見出す、
そんな物語なのです。


「 佐野さくら 」の心を知っていく


吃音の女性が音楽によって希望を見出す
という今回のテーマにあたり、
草ヶ谷大輔さんは、
「 表面的にならないように、
吃音の人が抱える悩みへの理解を
深めた上で芝居して欲しい 」
という想いがあったそうです。


そこで、
吃音のセルフ・ヘルプグループ
「 言友会 」の中央連絡機関
「 全国言友会連絡協議会 」
に協力を依頼したそうです。


その「 言友会 」の
川端鈴笑さんが吃音指導として
バックアップして、
佐野さくらが生まれているのです。


そして、
草ヶ谷大輔さんと藤原さくらさんは、
「 言友会 」への取材を重ね、
ある女性に出会いました。


その女性は、
親友から結婚式のスピーチを頼まれました
そうです。


ですが悩みぬいた末に、
「 友人に迷惑をかけたくないために 」
断ってしまったそうです。


今でもそのことを後悔しているそうで、
そんな内面を表現するために、
藤原さくらさんは積み重ねたそうです。


丁寧な取材で生まれる演技


そんな取材の中で出会ったのが、
吃音指導を担当してくれている、
川端鈴笑さんです。


川端さんは、藤原さくらさんと同じ、
福岡出身です。


川端さんは、
藤原さくらさんとは、
吃音を隠さず普段通りの姿
を見せて会話するそうです。


ドラマの台本も、
川端さんが読む様子をビデオに撮り、
それを藤原さくらさんが見て、
役作りをするようです。


そして、
リハーサルや撮影現場に、
川端さんが立会い、
直接指導するそうです。


その甲斐もあって、
「 吃音の時の内面の心の動きを
体の動きで表現できている 」
と川端さんは絶賛しています。


細かな体の動きは分かりませんが、
ドラマ全体としては、
心の動きが非常に丁寧に表現
できています。


実際に、
藤原さくらさんの演技がうまい
という声も多く聞かれます。


そして、
ドラマのあの「 空気感 」。


あの空気感は、
丁寧に作り込まないと無理
だと思います。

» 「 藤原さくらさんの積み重ね 」 については、こちらです。

藤原さくらさんの成長 「自然体の役作り~500マイルのラヴソング~」

forest-868715_640.jpg

「 感動した 」という多くの声があった、
クライマックスの
『 500マイル 』のシーン。


藤原さくらさんは、
そのシーンで、
役者にとって大切な「 自然体 」
について学んだようです。


そういえば、
あの役者さんたちも
「 自然体の役作り 」
について語っていました。


藤原さくらさんは、
成長ドキュメンタリー『 ラブソング 』で
どのような成長を遂げるのでしょうか?


『 500マイル 』のシーンでの演技


第1話のクライマックスのシーンである、
佐野さくらが歌う『 500マイル 』。


そのシーンで藤原さくらさんは、
演技について学んでようです。


当初の予定では、
あの『 500マイル 』のシーンは、
「 達成感に満ちて終わるシーン 」
だったそうです。


当初
佐野さくらさんは、
頭で考えて、
歌う演技をしたそうです。


2回目を撮り終わった後、
福山雅治さんからアドバイスがあり、
「 あまり考えずに自由に、
歌に出会って楽しいという気持ちで
歌ってみれば 」と言われたそうです。


その言葉があって、
自然に歌うことができたそうです。


学んだことは、
「 演技も歌も、自然体が大切 」
ということです。


自然体の演技1


「 自然体が大切 」というようなことは、
いろいろな役者さんが言っています。


例えば高橋一生さんの場合、
台本に忠実に演技をします。


そして、
現場の雰囲気や空気感から、
役作りのイメージを膨らませていく
ようです。


高橋一生さんの「 演技でのこだわり 」は、
こちらです。

(後半の「 演技でのこだわり 」)


柄本祐さんの場合は、
言葉にするのが苦手らしいのですが、
セリフを覚えて、現場で感覚的に吸収する
らしいです。


頭でアレコレ考えずに、
セリフを覚えた上で、感覚的に吸収する
ということですね。


柄本祐さんの役者観は、こちらです。
(ページ中ほど)


自然体の演技2


ベテランの
柄本明さんの場合、
経験を重ねるほどに、
どんどん演技が難しくなってきた
そうです。


つまり、
演技のより深い部分が見えてきて、
難しく、しかし楽しくなってきたようです。


難しい演技をすることは、
頭で考え込んでできるのでしょうか?


もちろん理詰めで緻密に役を作りあげる人も
いるでしょう。


しかし、
柄本明さんの場合は、
理詰めというより、
感覚で吸収して役に肉付けする
というタイプのように思えます。


「自然体でいる」=「頭で考え込まない」
ということなのでしょう。


柄本明さんの役者観は、こちらです。


藤原さくらさんの
『 500マイル 』のシーンは、
感動したという多くの声がありました。


「 頭でアレコレ考えずに自然体で演技する 」
という役への入り方で、
藤原さくらさんは、
役者への良いスタートラインを切れた
のではないでしょうか?


ラヴソングは、
「 ヒロインの成長ドキュメンタリー 」
でもあります。


藤原さくらさんと、
佐野さくらの、
これからの成長が楽しみですね。

» 「 藤原さくらさん起用の理由 」 は、こちらです。

東宝映画の方向性 「 東宝シンデレラオーディションとゴジラ 」

vintage-917561_640.jpg

東宝の映画『 シン・ゴジラ 』が、
2016年の今年、7月29日から
上映が開始されます。


キャストが328人だそうです。
話が、まとまるのでしょうか。


東宝といえば、
『 ゴジラ 』、
『 ゴジラ 』といえば
『 東宝シンデレラオーディション 』
です。


今後『ゴジラデビュー』する
女優さんは出るのでしょうか?


多ければ多いほど、難しい


今回の『 シン・ゴジラ 』は、
総キャスト数が、328人にも及ぶそうです。


東宝によりますと、邦画の大作でも100人程度、
ハリウッドでさえ、
役名のあるキャストで300人越えは
異例の話だそうです。


確かに、
役名がある人物がそれだけいると、
出演の場面を作るだけでも大変でしょう。


もちろん出演場面があるだけではなく、
物語として必要な登場
である必要もありますよね。


登場人物が増えれば増えるほど、
物語が複雑で煩雑になりがちです。


それを
複数の魅どころがありながら、
物語として1本の筋が通っている、
そんな映画を作らなければなりません。


登場人物が328人もいる状態で、です。


しかもシリーズ物で合計328人ではなく、
1本の映画で328人です。


映画の時間も限られていますので、
非常に思い切った挑戦
といえます。


『 ゴジラ 』シリーズ出演といえば・・・


『 ゴジラ 』シリーズといえば、
東宝で1954年に
第1作が制作された映画です。


その東宝が実施している
女優オーディションに、
『 東宝シンデレラオーディション 』
があります。


その『 東宝シンデレラオーディション 』
の受賞者のほとんどが、
『 ゴジラ 』シリーズに出演しています。


以下は、オーディション受賞者と『ゴジラ』デビュー作です。


第1回オーディション(1984年)

沢口靖子さん:グランプリ
『ゴジラ』
(1984年)

第2回オーディション(1987年)

小高恵美さん:グランプリ
『ゴジラvsビオランテ』
(1989年)

水野真紀さん:審査員特別賞
『GODZILLA FINAL WARS』
(2004年)

第3回オーディション(1991年)

今村恵子さん:グランプリ
『ゴジラvsモスラ』
(1992年)

大沢さやかさん:第3回審査員特別賞
『ゴジラvsモスラ』
(1992年)

第4回オーディション(1996年)

野波麻帆さん:グランプリ
『モスラ2 海底の大決戦』
(1997年)

田中美里さん:審査員特別賞
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』
(2000年)

第5回オーディション(2000年)

長澤まさみさん:グランプリ
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
(2003年)

大塚千弘さん:審査員特別賞
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
(2003年)

» 「 東宝シンデレラオーディションとゴジラ 」については、こちらです。

月9ドラマ 『 ラヴソング 』 第2話 「 あらすじから探る魅どころ 」

heart-1043245_640_blue.jpg

今回は、第2話のあらすじから、
その魅どころを探ってみました。


第1話で「 自分の歌 」に触れた、
佐野さくら。


そして、
演奏する気になれなかった
ギターに久しぶりに触れた、
神代公平。


その2人に「 ライヴの可能性 」
が舞い込んできます。


2人は前へと進めるのでしょうか?

求む!「ダイヤの原石」


物語は、ライブハウス『 S 』
から始まります。

神代公平は、
宍戸夏希たちと来ているようです。

いつものことなのでしょうね。

マスターの笹裕司は、
「 ダイヤの原石のようなミュージシャン 」
を探しているようです。

神代公平と宍戸夏希の頭には、
佐野さくらの歌声
が頭に浮かんだようですが、
ステージに立つとなると、
即答できなかったようです。

ステージでは、
神代の昔のバンド仲間である
増村泰造が若手バンドに絡み、
乱闘騒ぎになりました。

増村泰造は、
「 春乃の追悼会 」
においても、
酔っ払ってステージで
演奏し出しましたよね。

(お酒が入ると)
素直にパッと言葉や行動に出てしまう、
そんな性格なのでしょう。

遠慮のない関係

一方の佐野さくらは、
天野空一のアパートへ行きます。

佐野さくらは以前、
空一にギターを売りましたが、
それを取り戻したいようです。

押し問答の結果、
ギターを取り戻します。

空一の扱いが少し雑なのは、
幼馴染の気安さで、
心を開けているからです。

心を開いていない相手には、
佐野さくらは、
言葉がうまく出てきませんし、
「 愛想笑い 」
で自分の心を守ります。

遠慮のない態度で接する
ということは、
心を開いている、
ということでもあります。

佐野さくらと天野空一の、
普段の関係が見えますね。

小マメな空一

ギターを取り戻した翌日、
佐野さくらは職場で神代に
声をかけられます。

言語療法士の宍戸夏希が
来て欲しいと伝言されます。

返答に詰まる、佐野さくらですが、
神代公平も一緒だと分かると、
行くように決めます。

姉のような存在で、親友でもある
中村真美には、
「 デートのようなことをする 」
と報告します。

中村真美の方は、
天野空一の手伝いで、
結婚準備のための整理を
しています。

空一は、
いろいろと手伝いで動いてますね。

心を開いている相手のためなら、
いろいろとコマメに動きます。

神代公平相手では、
こうは行きませんよね。

» 「 第2話のあらすじの続き 」 はこちらです。

「 第1話 終盤の魅力・ラスト 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

heart-1043245_640.jpg

前回は、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 終盤 」
の3回目でした。


どん底の中、
自暴自棄になり、
家を飛び出した、佐野さくら。


今回の、
「 第1話の終盤 」ラストは、
「 終わりを願う佐野さくら 」

「 激怒の天野空一」
そして
「紡がれる『 500マイル 』」
がテーマです。


終盤10 終わりを願う佐野さくら
「 止める神代、激怒する空一 」


家を飛び出した佐野さくらは、
車にヒカれそうになりながら、
歩いていきます。


それを神代公平が見かけます。
線路の近くに来た、佐野さくら。


そして、電車に飛び込みますが、
神代が止めます。


揉み合いになる神代公平と佐野さくら。
それを天野空一が見かけます。


激怒する天野空一。


神代から自己紹介されるも、
その名前を聞いて、
さらに激怒し、神代を殴りつけます。


そして、
神代公平、佐野さくら、天野空一は病院へ。


そこには、宍戸夏希がいます。


言葉の専門家として空一に自己紹介する、
宍戸夏希。


神代公平よりは、信用されたそうです。


佐野さくらを心配しつつも帰る空一。
神代公平には、
「 あやまらない 」ことを
わざわざ告げます。


終盤11 紡がれる歌声、動き出す「 佐野さくら 」の心


場面は、佐野さくらの治療。


神代のつぶやきから、
宍戸夏希は佐野さくらへ
音楽療法をします。


そんな中、
佐野さくらが普段歌う歌
の話題になります。


佐野さくらは、
なんとか歌おうとするけど歌えず。


神代は宍戸夏希に任せて、
出て行こうとします。


それを見て、
佐野さくらは必死に歌おうと、
声を出し始めます。


神代は、ギターを取り出します。


“ サルと花の、かわいいシール ”
が貼ってあるガター。


佐野さくらはギターに合わせて、
ぽつりぽつりと、
歌いだします。


そして、
目をつむり、かみ締めるように歌う
佐野さくら。


やがて、
目をうすく開き、微笑むように歌う
佐野さくら。


そして、
泣きながら、声を詰まらせながら歌う、
佐野さくら。


歌い終わり、神代公平と宍戸夏希は、
拍手します。


終盤12 「 佐野さくら 」と「 宍戸春乃 」


飛び出す佐野さくら、追いかける宍戸夏希。


ティッシュを手渡し、診療券を手渡します。
そして、佐野さくらは帰ります。


帰りのバスで物思いにふける表情で、
しかしどこかスッキリした表情の、
佐野さくら。


一方、宍戸夏希は、
佐野さくらが、自分の姉の
故・宍戸春乃に似ていたと、
神代に告げます。


神代は、気のない返事。

その後、
クラブ「 S 」
に顔を出す神代公平。

「 恋をしていないから夜が暇 」
だと、うそぶきます。

翌朝、佐野さくらが、
ごきげんにバイクで出社
する場面で、第1話は
終わります。

» 「 終盤10・11・12のまとめ 」 は、こちらです。

「 第1話 終盤の魅力3 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

balance-1300335_640.png

前回は、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 終盤 」
の2回目でした。


「 中村真美の結婚スピーチ 」
の可能性を絶たれて、
絶望した、佐野さくら。


今回の、「 第1話の終盤 」
第3回目は、
「 絶望の佐野さくら 」

「 周囲の支援者達 」
がテーマです。


終盤7 どん底の「 佐野さくら 」


ある日神代公平は、
ゲームセンターで佐野さくらを見かけます。


そこで神代は佐野さくらに話しかけますが、
避けられます。


神代は追いかけて、
佐野さくらに
吃音の専門家に合ってみないか
と話します。


佐野さくらは、
自暴自棄になってますので、
「 どうせ変われない 」
といって、
自転車を倒してバイクで去ります。


神代公平は、
まだ上機嫌だった佐野さくら
のつもりで話しかけます。


しかし、
「 中村真美の結婚式のスピーチ 」
のための
貴重な第一歩である
「 新観コンパの予約 」
をあっさり潰された佐野さくらは、
どん底の状態にいるのです。


その結果すれ違いが起こり、
佐野さくらは自暴自棄の状態で
去ってしまうのです。


終盤8 あきらめの「 佐野さくら 」、動く支援者達


次の日、神代公平は、
新観コンパの場所が変わった
ことを知ります。


しかも幹事が、
佐野さくらではなく、
女子社員3人組になっています。


滝川工場長と話してみると、
佐野さくらのクビの話しも出ている
ことを知ります。


それを、
中村真美の婚約者であり、
佐野さくらを会社に入れた
野村健太の耳にも入ります。


野村は、神代を訪ね、
婚約者の中村真美にも
電話します。


その日は、
佐野さくらが出勤していないのです。


中村真美は仕事がありましたが、
自宅へ帰ります。


そこで佐野さくらは、
ゲームをしています。


佐野さくらは、
「 貴重な小さな第一歩 」を潰され、
どうでも良くなったのでしょうね。


中村真美は、
「 新観コンパ 」の電話
のことは知らないでしょうし、
「 結婚式のスピーチ 」の話も
終わった話なのでしょう。


そして、
佐野さくらと中村真美
の気持ちは、すれ違うのです。


終盤9 すれ違う想い「 佐野さくらと中村真美 」


激怒する中村真美。


売り言葉に買い言葉で、
激しく喧嘩する2人。


中村真美が、
「 コーヒーや水も
まともに頼めないくせに 」
といえば、
佐野さくらは、
「 キャバ嬢のくせに 」
とつぶやきます。


本音を言うようにいう
中村真美に対して、
佐野さくらは、
「 結婚なんかしないで 」
と心の内を打ち明けます。


周りの人が支援していると、
佐野さくらを中村真美は諭します。


しかし、
やけになっている佐野さくらは、
「 どうせ変われない 」
と結局、中村真美と喧嘩になります。


そして中村真美を突き飛ばし、
家を飛び出します。


中村真美は、
お腹を押えて座り込んでいます。


中村真美のお腹には、
赤ちゃんがいるのでした。

» 「 終盤の7・8・9のまとめ 」 は、こちらです。

「 第1話 終盤の魅力2 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

balance-1300335_640.png

前回は、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 終盤 」
の1回目でした。


今回も、
「 第1話の終盤 」について書きます。


今回のテーマは、
「 佐野さくらの成長の成果 」、
「 宍戸春乃の面影 」、
そして
「 佐野さくらの絶望 」
です。


終盤4 「 佐野さくら 」、成し遂げる


佐野さくらは、新観コンパの予約の電話をします。


1度目の電話は「 何も言えずに 」切られ、
2度目の電話でも何も言えません。


携帯に映る
「 中村真美との2人の写真 」
を見て勇気をもらおうとしますが、
どうすることもできませんでした。


そして、
自分に絶望して悶えます。


舞台は、居酒屋「 さしすせそ 」。


佐野さくらが、
新観コンパの予約をしようとした場所。


神代公平は、
佐野さくらが落とした無料券を持って、
居酒屋「 さしすせそ 」
に来ています。


そこでは、
佐野さくらが新観コンパの予約のため、
「 電話ではなく 」直接来ています。


つっかえながらも、
何とか無事に予約を取る、佐野さくら。


神代公平は、
それを見守っていました。


終盤5「 神代公平 」の努力、ごきげんな「 佐野さくら 」


舞台は、宍戸夏希の家。


宍戸夏希が帰ると、
神代公平は寝ています。


ふと見ると、
「 吃音についての本 」
があります。


神代公平が見ていたのでしょう。


神代公平の良い所が見れて、
うれしそうな宍戸夏希。


次の日、
佐野さくらは、職場へ。


ごきげんにくわえタバコをくわえ、
いつもの屋上へ。


それを見かけた神代も気になって屋上へ。


亡き母が好きだった『 500マイル 』
を聴きながら、ごきげんに鼻歌。


その姿と歌声を聴いて神代公平は、
亡き恋人?の宍戸春乃の姿を
見い出します。


佐野さくらに拒否された神代公平は、
佐野さくらを助けようと、
専門分野ではない「 吃音 」
についても熱心に調べます。


宍戸夏希は、
「 自堕落ではない神代公平 」
の姿を見れて、うれしいようですね。


佐野さくらは、
ほぼ自分だけの手で
コンプレックスである
「 言葉をしゃべること 」で
新観コンパの予約をとれて、
気分は最高潮のようです。


終盤6 何気ない言葉「 佐野さくら 」どん底へ


神代は去り、
女子社員3人組がやってきます。


佐野さくらが店の予約を出来たことを、
祝福しつつ、
よさそうなイタリアンの店があるからと、
場所変更をするように佐野さくらに告げます。


何もいえない、佐野さくら。
佐野さくらは、どん底に絶望します。


この辺りの何気ない悪意の味付けは、
脚本の倉本奏子さんの得意技ですね


現実的に有りうる会話で、
何も起こってないようで、
心の中はそうでないという。


心の機微の扱いがうまいですね。


この演出が、
ドラマ全体としては
「 等身大の物語 」
であり
「 ドキュメンタリー 」
ですので、
サラッとした印象ですよね。


そこに
倉本奏子さんの演出が
良い意味でのスパイスになっています。

» 「 終盤4・5・6 のまとめ 」 は、こちらです。

「 第1話 終盤の魅力1 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

balance-1300335_640.png

前回までにおいて、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 物語の中盤 」まで
取り上げました。


今回からは、
「 第1の終盤 」について書きます。


今回は
物語の終盤、全4回の内の第1回です。


今回のテーマは、
「 神代公平を頼る佐野さくら 」、
「 天野空一に甘える佐野さくら 」、
そして
「 神代公平の過去が垣間見える話 」
です。


終盤1「 佐野さくら 」、「 神代公平 」を頼る


佐野さくら、
吃音を短期間で直す決意をします。


神代公平からもらった名刺をもとに、
新宿総合病院へ。


神代公平は、
転がり込んだ宍戸夏希
(水野美紀さん演じる)
の助言をもとに、
「 あせらずに、直すより、
うまい付き合い方を覚える 」
ことを助言します。


宍戸夏希は、
言語療法士なのです。


佐野さくらは、
自分の決意を否定された
ように感じ、
またその気持ちを言葉にできず、
出て行きます。


この辺りのすれ違いは、
「言いたいのに言葉が出てこない」
という
佐野さくら自身の事情と、
佐野さくらの親しい人間関係に
神代公平が入っていないこと
によるすれ違いですね。


過剰な表現にならず、
サラッと流しながらも、
必要なことは
しっかり表現できてますね。


この後、佐野さくらは、
自分だけの手で吃音の克服
をしようとします。


終盤2「 佐野さくら 」、「 天野空一 」の助けを借りる


佐野さくらは、
かねてから話に挙がっていた
自分が新歓コンパの幹事になって、
店を決めることを、
自分の手で為し遂げようとします。


職場の同僚女性3人組に、
勇気を出して話しかけ、
新観コンパの店の場所の情報を
仕入れます。


そして
新観コンパの予約を、
自分で電話をかけてしようとします。


練習相手は、空一。


うまくできない、佐野さくら。


空一は、「 無理しなくていい 」と諭すが、
さくらの決意をみて、練習に付き合う。


終盤3「春乃の追悼会」


場所は、クラブ「 S 」での春乃の追悼会。
神代公平は、迷いつつも出席したようです。


そこで暗示される、春乃と神代公平の関係。
神代の大学時代のバンドメンバー5人の写真。
神代と春乃が仲良く歌う様子。


その追悼会で、大学時代のバンドメンバーのうち、
神代以外の男性メンバーが酒に酔ってステージへ。


ドラムの星田和夫、ベースの増村泰造。
陽気にセッションを始め、神代公平を誘います。


なかなか乗らない神代に、
宍戸夏希がキーボードで参加します。


そうするうちにクラブ「S」マスターの笹裕司が
ギターで参加します。


神代公平は、それを眺めつつ静かに飲んでいます。
ギターを手にする気には、なれないようです。

» 「 終盤1・2・3のまとめ 」 は、こちらです。

「 第1話 中盤の魅力・後半 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

balance-1300335_640.png

前回は
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 物語の中盤の前半 」部分
について取り上げました。


今回は、
「 物語の中盤の後半 」について書きます。


今回は
「 野村健太 」と「 中村真美 」
の結婚スピーチがテーマです。


この結婚スピーチは、
佐野さくらに試練を与え、
成長へと導くのです。


中盤3 結婚スピーチ


中村真美と野村健太の結婚
については、
天野空一の努力もあり、
比較的に良い
場の空気が流れていました。


しかし、
中村真美の婚約者である
野村健太が、
「 結婚スピーチを
佐野さくらに頼むつもり 」
ということを、
ポロっと言ってしまいます。


凍りつく空気。


佐野さくらは、硬直、
天野空一は「 無茶でしょ 」という顔、
中村真美は、言うタイミングを
図ってたのに台無しにされて、
気まずい雰囲気。


受け入れられない佐野さくら。


佐野さくらは、
理由をつけて家を飛び出し、
1人外で時間をつぶします。


夜に帰宅し、
その時に中村真美から
子どもができたという話
を告げられます



聞かされる中村真美の、
母になる喜びと不安。



そして、
「 結婚式のスピーチは
無理にしなくていい、
無理を言ってゴメン 」
と告げられます。



中盤4 過去の思い出を胸に、決意する「 佐野さくら 」


思い出される、中村真美との思い出。


上京したて?の頃、中村真美と歩いた、
新宿歌舞伎町の町。


見るものが新鮮で、
姉と歩いた町の思い出。


中村真美が上京する時、
空一と一緒に見送った思い出。


泣き叫ぶ空一を、
バスから引きずり下ろした思い出。


中村真美との学生時代の思い出、
亡き母が好きだったあの曲『 500マイル 』。


児童擁護施設入所当時、
周囲に馴染めず空一にいじめられ、
中村真美に助けられ、
中村真美がお姉さん的存在になった日。


「 姉代わりである幼馴染の
結婚式のスピーチ 」


これが、
佐野さくらの成長のキッカケになります。

» 「 中盤3・4のまとめ 」 については、こちらです。

「 第1話 中盤の魅力・前半 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

balance-1300335_640.png

前回は
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』の
第1話の「 物語の始まり 」部分
について取り上げました。


今回は、第1話の
「 物語の中盤の前半 」について書きます。


今回は
「 野村健太 」と「 中村真美 」の結婚
がテーマです。


この結婚は、
佐野さくらと天野空一に衝撃を与えます。


その態度、表情、行動から、
独特の空気感が生まれています。


『 ラヴソング 』は
「 等身大の人間物語 」
なのです。


中盤1 「 野村健太 」と「 中村真美」のサプライズ結婚報告


中村真美と佐野さくらが暮らす家
が舞台です。


今日は天野空一も来ています。


そして、
なぜか手の込んだ料理を、
中村真美はしています。


問われても、あいまいな返事をする、
中村真美。


そこに来客が来ます。


なぜか佐野さくらに、
来客の対応を任せる、中村真美。


中村真美は佐野さくらの「 吃音 」
について当然知っており、
いつもは自分、もしくは空一
が対応しているようです。


中村真美の態度に違和感を覚えつつ、
玄関に向かう、佐野さくら。


空一も違和感を覚えているようです。


来客は、野村健太でした。
佐野さくらを今の会社に入れた人間です。


「 会社クビかも? 」とうろたえる佐野さくら。


中村真美はそれをなだめ、
野村健太と結婚することを告げます。


中盤2  なんとか祝福の言葉を口にする「 佐野さくら 」


駿河太郎さん演じる野村健太と
夏帆さん演じる中村真美の
サプライズ結婚報告によって、
ドラマが大きく動くのです。


第1話で結婚報告をして、
ドラマのどこかの時点で、
結婚するのですね。


中村真美の結婚を聞いて、
ショックをうける佐野さくら。


菅田将暉さん演じる天野空一は、
場の空気をよくしようと、
テンションをあげて、
積極的に盛り上げます。


その甲斐もあって、
佐野さくらも中村真美に
祝福の言葉をいいます。


この場面は、
空一の努力が光ってますよね。


佐野さくらを気づかいつつ、
中村真美の結婚を祝福し、
場の空気を沈ませないように
努力しています。


その場の空気への配慮も、
どちらかといえば、
佐野さくらの印象が悪くならないように
という配慮のような気もします。


自分も動揺しているのでしょうに、
「心を開いた相手には優しい気づかい」
をしてますね。


空一の努力もあって、
無事に場の空気も良くなったようです。

» 「 中盤の前半、まとめ 」 は、こちらです。

「 第1話の序盤の魅力 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』 を観て~

balance-1300335_640.png

今回から7回にかけて、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』
の第1話について書きます。


今回は、「 物語の始まり 」について書きます。

始まりの部分では、
福山雅治さんの願いである、
「 等身大の人間物語 」
が実現できていることが
確認できました。

退屈なドキュメンタリーにならず、
かといってクドイ表現にならず、
サラッとしていながら
しっかりとスパイスが効いているのです。

序盤の「 神代公平 」

神代公平が泊まる女性の部屋から
神代公平が出て行くシーン
から物語は始まります。

前評判では、
神代公平役である福山雅治の、
ラヴシーンであり、だらしない姿
ということで、
評価しない声がありました。

しかし私的には、
見終わってみると、
福山雅治さんが望んだ
「等身大の物語」
として出来上がっている
ように思えました。

ベッドシーンも
あくまで
ドキュメンタリーの1部
として、
過剰にならず、
そして
神代公平のキャラ説明に必要なことを
説明調にならず、
さらっと魅せれています。

この辺りは、
脚本の倉本奏子さんの持ち味
が生きているのではないでしょうか?

序盤の「 佐野さくら 」

佐野さくらの魅せかたとしては、
「 困ると愛想笑い 」や、
会社での顔と
夏帆さん演じる中村真美に見せる顔
の違いによって、
その内部の葛藤を魅せています。

この微妙な心の動きの魅せ方は、
うまいと思います。

脚本の倉本奏子の持ち味である、
「 微妙な心の動きを描くこと 」
が生きてますよね。

会社では佐野さくらは、
木下ほうかさん演じる
滝川文雄工場長に、
コミュニケーション問題
が直らなければ、
クビと告げられ、
カウンセラーの神代公平に紹介されます。

その一方、佐野さくらを会社に入れた
駿河太郎さん演じる野村健太は、
営業が順調なようで、
木下ほうかさん演じる
滝川文雄工場長にも
評価されているようです。

野村健太は、
工場長の上の人にも顔がきく
ようです。

» 「 序盤のまとめ 」 については、こちらです。

Copyright © トレンド道場 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。