前回は「 物語の終盤 」の内
「 佐野さくらと神代のライブ 」
をお送りしました。
アンコールを願った佐野さくら。
音楽を断ち切る決意で舞台を降りた、
神代公平。
佐野さくらの1つの想いは終わり、
神代は断ち切って前へ進もう
としています。
今回は、
「 1つの終わりと神代公平の過去の影 」
をお送りします。
音楽を断ち切る決意をしてる、
神代公平。
佐野さくらへは「 神代公平の過去 」
が近づいてきます。
物語は、
新たな展開を迎えようとしています。
独りの舞台、手拍子の脅迫
困惑して落ち込む、佐野さくら。
手拍子に脅迫されます。
そして愛想笑いで防御して、
走り去ります。
観客のアーチをすり抜け、トイレへと。
中村真美の婚約者の野村健太は、
「 感極まっちゃったのかな? 」
とフォローし、
空一は
「 ションベン溜まってたんだね 」
と茶化します。
中村真美は心配そうな表情です。
神代公平への想いで成長し、
歌を歌い終わった佐野さくら。
その神代の支えが
ステージ上でなくなりました。
手拍子は応援から脅迫へと変わり、
いつもの愛想笑いで防御して、
独りになりにいきます。
宍戸夏希は、
先生として心配そうです。
今回・第3話のテーマの1つである、
「 陽性転移 」かもしれない
恋のような感情は、
終わらせられました。
独りで泣く佐野さくら
トイレで独り泣く、佐野さくら。
中村真美が心配してやって来ます。
水を流し、音を消しながら泣く、
佐野さくら。
その普通じゃない様子を伺って、
心配そうな中村真美。
いざという時に、
佐野さくらの1番の助けになる
のは、
中村真美のようですね。
しかし彼女は結婚して、
佐野さくらは自立しなければ
なりません。
神代という心の支えが弱くなり、
今後の佐野さくらを支える存在
は誰になるのでしょうか?
神代公平のケジメ
場所は、バスの中で神代と宍戸夏希。
「 アンコールやってあげれば、よかった 」
と宍戸夏希はいいます。
神代は、「 未練がましくなる 」
と言います。
聞き返す、宍戸夏希。
「 今夜のステージでおしまい、オレは引退 」
と神代。
「 いまさら引退なんて 」、と宍戸夏希がいうと、
神代は「 曖昧なまま終わった20年前のコト 」
にケリをつけたいようです。
そして
「 今夜のステージに上がる前に
そう決めていた 」と告げます。
神代公平は、
「 過去にケジメをつけ前へ進む 」
ことを迫られていました。
そのケジメは、「 音楽をやめる 」
という方向になったようです。
そのため、
音楽への未練を断つために、
アンコールを断ったのです。
しかし音楽は、
神代公平を手放すのでしょうか?