前回は第3話の「 物語の中盤 」の内、
「 宍戸夏希の嫉妬 」
をお送りしました。
そこでは
職業意識に隠れた、
宍戸夏希の嫉妬がありました。
今回は
「 成長と再生のためのエネルギー 」
についてです。
佐野さくらは、順調に成長しています。
それを支えるモノは何でしょうか?
そして神代が再生し、動き出すために
どういうモノに頼るのでしょうか?
湯浅志津子のカウンセリング
場所は神代が勤める、新宿総合病院です。
由紀さおりさん演じる
湯浅志津子の車椅子を押す、神代公平。
神代は嫉妬が健全な感情だと
話しています。
そこから湯浅志津子の恋の話
になります。
湯浅志津子は結婚している人に恋
をしているようです。
そして湯浅志津子は言います。
「自分の人生にしっかりけじめをつけたいの
次に進むためにもね」と。
神代公平は、音楽と恋に挫折をし、
人生のけじめをつけられずに、
10年以上、前に進めませんでした。
神代はカウンセラーですが、
湯浅志津子をカウンセリングして
ある意味、
自分がカウンセリングを受けています。
前回は恋の話題でした。
今回はさらに発展して、
「 自分の人生にけじめをつけ前に進む 」
ために、恋に決着をつける話です。
湯浅志津子は神代公平の道しるべ
のような役割をしていますね。
神代公平の一種の相談役です。
形は少々特殊ですが。
中村真美は知る
場所は、中村真美の家です。
疲れて眠る佐野さくら。
テーブルの上には、
楽譜、英語の歌の本、
カップ焼きそばの抜け殻、
のど飴、そしてノートPC。
そこへ中村真美が仕事から帰ります。
疲れて眠る佐野さくらを
頑張っているなとうれしそうに眺め、
机の上のものをチェックする、中村真美。
楽譜を眺めて、英語の本を「オッ」と見て、
ノートPCを見ます。
そこには、
陽性転移について書かれたホームページ
が載っています。
中村真美は今回の第3話の始めで、
神代公平がウワサのカウンセラーだと
知りました。
佐野さくらが「デートっぽいこと」
をした相手として、です。
今回は、
患者がカウンセラーに
恋愛のような感情を抱く「陽性転移」
について知りました。
そして「陽性転移」について、
佐野さくらが調べていたこと
も知りました。
このことが今後の物語を、
どこへ導くのでしょうか?