前回までは「 物語の始まり 」の部分
について、お送りしました。
今回からは、
「 物語の中盤 」の部分
について書いていきます。
今回は、
気分上々の佐野さくらに絡む、
人間関係についてです。
神代公平との関係もあって気分が良い
佐野さくら。
その周りの人間関係が、
ちらりちらりと垣間見えます。
佐野さくらの純真さが垣間見え
場所は佐野さくらの勤務先「 ビックモービル 」。
神代の診察室をのぞく、佐野さくら。
神代がいないことに落胆していると、
神代がやって来ました。
神代と話せてうれしそうな、佐野さくら。
そして屋上へ。
タバコを吸おうとして、
神代の方を気にし、
「 タバコを吸うと嫌じゃないか 」
と聞きます。
神代の気にしないという返事を聞き、
タバコを吸います。
会話の流れから、佐野さくらは
「 タバコは喉に良いと聞いた、
吃音も直るらしい 」と言います。
真に受けるところが、
佐野さくらの純真さですね。
言ったのは、あの3人組でしょうか?
ちなみに脚本は、倉本奏子さんでしたね。
倉本奏子さんは、
「 日常の出来事の何気ない悪意 」
を描くのに定評のある人です。
神代は、それは迷信みたいなもの、
と気にしないように言います。
神代は佐野さくらに、
「 仕事終わりにでも
宍戸夏希が来て欲しいと言っていた 」
と伝言します。
最初はしぶる佐野さくらでしたが、
神代が一緒に行くと聞くと、快諾します。
佐野さくらの、3人への警戒心が垣間見え
場所は、会社の更衣室。
更衣室では、
大久保聡美さん演じる榎本理緒
納富有沙さん演じる小林奈々子
未来さん演じる宇部優香
のいつもの3人がデートの話題で
(表面上は)盛り上がっています。
佐野さくらの方を気にせず、
しゃべって帰る3人。
いつものように帰る
ような振りをしていた佐野さくらは、
3人が帰ると、
ロッカーへ向かい、
鏡を見て、
いつもの野暮ったいブルゾンを
ロッカーに置いて出て行きます。
あの3人がいるところでは、
警戒して普段と違うことは
できなかったんでしょうね。
「中村真美・天野空一・佐野さくらの3人の絆」が垣間見え
場所は、中村真美の家。
どうやら中村真美は、
結婚するにあたり、
もらったバックを売るようです。
けっこう毒舌な買取の人は、
中村真美の職業を当てつつ、
「 モノも人もポイポイ捨てる 」
と言います。
そんな中、空一は、
「 物が減ると佐野さくらが寂しがるだろう 」
のようなことを言います。
それを聞いて中村真美は、
「 やっぱり無理」と買取りの人に言うと、
「抜かりないねー 」と返されます。
噛みあってるような噛みあってない会話の中、
中村真美は、
佐野さくらからのラインを開きます。
そこには「 デートっぽいのに行く 」
とのメッセージが。
一方の空一は、
佐野さくらが持って帰ったギターを、
買取りの人に
「 いくらで売れる?
5万円で買ったんだけど 」
とうそぶいています。
本当に売る気はないでしょうから、
佐野さくらとの話のネタ
にするのでしょう。
空一の佐野さくらへの健気さ
が垣間見れますね。
トレンド川柳
何気ない 言葉を信じる 純真さ
神代と 会えるうれしさ あふれ出す
警戒で いつもの態度 よそおって
噛み合わぬ 会話交わして 買取屋
分析が 上辺だけでは 上滑り
心から 寂しい思い 理解する
空一の 健気な想い 見え隠れ
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