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前回は、
「 物語の中盤 」部分の内
佐野さくら、天野空一、中村真美
「 3人の絆 」についてお送りしました。


今回は、
「 7秒の勇気 」と
「 佐野さくらの成長に1番必要なこと 」
を書きます。


神代と行った蕎麦屋で、
言葉が出せない佐野さくら。


自分の心を守るためでしょうか。


そんな佐野さくらに神代公平は、
「 7秒の勇気 」の提案をします。


満員電車に乗って、昼食は蕎麦屋。


場所は、満員の電車です。


佐野さくらの壁になって立つ、神代公平。


神代の近くに居れて、
うれしそうな佐野さくら。


そんな時、
佐野さくらのお腹の音が鳴ります。


笑う周囲。


神代は佐野さくらをかばって、
自分のお腹の音だと言います。


うれしそうな、佐野さくら。


お腹すいたよねと言う話から、
蕎麦屋へ。


神代は、特天玉海老わかめ蕎麦
を頼みます。


がっつり食べたいようですね。


神代は佐野さくらに、
おごるから好きなものを頼むように言い、
水を取りにいきます。


佐野さくらは、なんとか頼もうとしますが、
後から忙しそうなサラリーマンが来て、
「 神代と同じもの 」と言います。


なかなか最初の1言が、
うまく出ないようです。


佐野さくらの成長に、1番大切な事


佐野さくらは、
困ったり警戒すると
「 愛想笑い 」
で身を守ります。


それは無難に過ごしたい、
という一種の諦めの心
の表れではないでしょうか?


それが「 注文 」にもでている、
と思います。


第1話において、
中村真美とケンカして、
「 注文もろくにできない 」
と言われました。


中村真美・天野空一のどちらか
と一緒の時は、
替わりに注文してもらっている
のでしょう。


それは佐野さくらを「 守る 」行為
ですが、
佐野さくらの「 自立 」
を遅くする行為でもあります。


佐野さくらの「 自分への諦め 」
にもつながっています。


以前の「 3人だけの世界 」
であれば、
それで守れたかもしれません。


しかし、
もう以前の「 3人だけの世界 」
ではありません。


中村真美の結婚により、
佐野さくらは「 自立 」
する必要があります。


佐野さくらが
自立(自分の足で立つ)
するためには、
自信(自分を信じられること)
が最初の1歩であり、
最も大事なことです。


そのためのスタートとして、
「 注文を自分でする 」
ことが非常に大切なのです。

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7秒の勇気


神代は、佐野さくらに
「 本当は何が食べたかったのか 」
と聞きます。


彼女の返事を聞いて神代は、
「 佐野さくらが言いたかった言葉 」
を実際にしゃべり、秒数を計ります。


「 7秒 」でした。


神代は佐野さくらに、
「 7秒の勇気 」でいいんだよと言います。


忙しそうにしているサラリーマン
を例に出し、
「 あのサラリーマンが朝、
目覚ましを止める時間より短い 」
と言います。


終わりのない時間は頑張り難いですが、
客観的に時間を区切ると
全力で頑張れる事、
ありますよね?


「 注文の時間 」
という具体的で、
すぐに役に立ち、
世界が大きく広がる、
「 7秒 」と言う時間。


神代は佐野さくらの、
「 最初の1言 」
の助けにするために、
この提案をしたのでしょう。


店を出て佐野さくら、
食べ過ぎてゲップ。


思わず神代が出て来ていないか確認し、
いないことでホッとします。


神代が勘定を終えて出て来て、
寒そうな佐野さくらに上着を貸します。


オシャレを気にして上着を置いてきた
のでしたね。


佐野さくらはうれしそうに、
神代にごちそうさま
と言えました。


トレンド川柳


世慣れした 神代かばう 腹時計


出てこない 最初の言葉 誘い水


身を守る 過ぎれば世界 狭くなる


守られる 過ぎれば自立 鈍くする


守られて 自信をなくし 佐野さくら


自信から 力をもらい 自立する


7秒の 終わりがあれば 頑張れる








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