前回は第6話の「 物語の終盤 」の内、
「 綺麗な月 」
をお送りしました。
新しい関係に進んだ空一、
進めない宍戸夏希。
綺麗な月を眺めた2人。
ブルームーンの時間は終わりました。
今回は「 物語の終盤 」の内、
「 朝の関係 」
をお送りします。
散歩を終え、部屋に戻ってきた、
神代公平と佐野さくら。
レコーディングをします。
疲れてねむる2人。
宍戸夏希がやって来ます。
レコーディング「一発勝負」
部屋に戻ってきた、神代公平と佐野さくら。
神代公平に声を掛ける、
佐野さくら。
ヘッドフォンで曲チェックをしていて
聞こえていない、神代公平。
神代公平にノートを差し出します。
チェックする神代公平を
真剣な表情でみる、佐野さくら。
やがて神代公平のOKがでて、
歌詞が完成しました。
時間は朝、締め切りの時間直前です。
記念すべき、レコーディング。
一発ですべて録ると
神代公平は宣言し準備に入ます。
気合を入れる、神代公平。
緊張して上手く声がでない、佐野さくら。
神代公平と一緒に深呼吸して
緊張をほぐします。
準備がすべて整い、歌いだす佐野さくら。
『 好きよ好きよ好きよ 』
神代公平への思いを込めて歌います。
神経を使い果たした様子の、神代公平。
歌い終わりハイタッチをねだる、
佐野さくら。
ハイタッチをする2人。
そっと近くに。
焼き終わった3枚のCD。
そのケースに文字を書く、佐野さくら。
2016.5.23 DEMO
作詞.佐野さくら.神代公平
作曲.神代公平
書き終わり神代公平に声をかける、
佐野さくら。
返事がありません。
寝ているようです。
本当に寝ているか確認して、
隣に寝転がります。
神代の方を向き、ドキドキする佐野さくら。
大胆に抱きつきます。
その拍子に神代公平の姿勢が変わり、
離れる佐野さくら。
再び神代公平の側で、寝転がります。
神代公平の部屋を始めて訪れ、
夜の散歩をし、
「 綺麗な月 」をみて、
神代公平に抱きついた、佐野さくら。
神代公平との距離が縮まっています。
20年連れ添った夫婦
寝ている神代公平と佐野さくら。
チャイムの音で起きる、
神代公平。
隣で寝ている佐野さくらに気づく、
神代公平。
寝ぼけ頭でボーとしています。
もう一度鳴る、チャイムの音。
さらにもう一度のチャイム。
佐野さくらに毛布をかけ、
玄関に向かう神代公平。
弦巻竜介ではなく、
玄関には宍戸夏希が来ています。
「 差し入れ持ってきた 」
「 いい? 」
と奥の覗き込みながら確認する、
宍戸夏希。
生返事する神代公平をすり抜け、
中へ入ります。
「 何?徹夜? 」
と言いながら差し入れを置く、
宍戸夏希。
昨夜、元恋人の弦巻竜介との関係に
踏み込めなかった、宍戸夏希。
いつもしているように、
神代公平の世話を焼きに来ます。
空一いわく「 20年連れ添った夫婦 」
の2人です。
地雷を踏む神代公平、嫌な想像。
今終わったトコという神代公平に
聞かせてくれと宍戸夏希。
部屋の中を進みます。
「 後で 」
と聞かせない神代公平に従って歩く中で、
となりの部屋のベットで眠る、
佐野さくらに気づきます。
涙ぐむ、宍戸夏希。
「 何だ、心配しすぎちゃった 」
と、つぶやきます。
生返事する神代公平。
「 ばてちゃって、寝てんだよ 」
「 さっきまで、やってたからさ 」
と、無用心な発言をする神代公平。
深刻な表情の宍戸夏希。
佐野さくらが神代公平の部屋で夜を過ごした
ことに、
ショックを受ける宍戸夏希。
曲作りの手伝いできた時に、
佐野さくらのブレスレットが神代公平の部屋
に落ちていたのに、
気づきました。
「 ばてちゃった 」
「 やりすぎちゃった 」
という神代公平の無用心な言葉と
神代公平のふだんの女癖のわるさに、
いやな想像をします。
動揺を押えようとする、宍戸夏希。
ショックを受けた、宍戸夏希。
差し入れの所へ行き、
急に買ってきたものの説明をし、
気持ちを落ち着けようとします。
奮発して買った
「 有名な店のサンドイッチ 」や
フルーツ、「 焼きたてのパン 」と
説明していきます。
新曲の祝いと
作曲で疲れた神代公平を労わろうと、
いろいろ買ってきたようです。
佐野さくらは既に帰っている、
と思っていた宍戸夏希。
動揺しています。
どこか変な宍戸夏希に声を掛けようとする、
神代公平。
チャイムが邪魔をします。
宍戸夏希の方を気にしながら、
玄関へ向かう神代公平。
やって来たのは、
約束してた弦巻竜介でした。
弦巻竜介は、
あさにデモテープを取りに来る
と約束していたのでしたね。
状況がよく分かっていない、弦巻竜介。
神代公平ごしに
中を覗き込みながら、
「 デモできてます? 」
と尋ねる、弦巻竜介。
「 も・ちろん! 」と威勢よく答える、
神代公平。
「 夏希、弦巻きたよー 」
の神代のセリフにおどろく、弦巻竜介。
どうやら弦巻竜介は知らなかったようです。
泣いている、宍戸夏希。
その涙を必死に隠します。
デモのCDを弦巻竜介に渡す、神代公平。
となりの部屋から起きてきた佐野さくらが、
「 頑張ったから、聴いてください 」
と言います。
佐野さくらとは初対面の弦巻竜介は、
佐野さくらの顔を確認し、
会社に戻ると神代公平に伝えます。
「 じゃぁ、ちょうどいいや 」
「 弦巻くん送って行くね 」
と宍戸夏希はその場から逃げます。
状況がよく分かってない様子の弦巻竜介
をともなって、
宍戸夏希は帰って行きました。
トレンド川柳
1度切り 緊張ほぐし 勝負する
無事終わり 疲れてねむる その傍で
慣れたもの いつもの世話を 焼きに来る
神代も さすがに気づく おかしさに
なんでいる 深くは聞けず 紳士的
「 第6話の終盤1・ブルームーン 」は、こちらです。
「 第6話の終盤2・綺麗な月 」は、こちらです。
「 第6話の終盤3・朝の関係 」は、こちらです。
「 第6話の終盤ラスト・春乃への想い 」は、こちらです。
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