前回は第6話の「 物語の終盤 」の内、
「 ブルームーン 」
をお送りしました。
恋愛の象徴の月、ブルームーン。
それぞれの夜の始まりを、お送りしました。
今回は「 物語の終盤 」の内、
「 綺麗な月 」
をお送りします。
新しい関係へすすむ、空一。
新しい関係へすすめない、宍戸夏希。
夜の散歩をし綺麗な月をみる、
佐野さくらと神代公平。
それぞれの夜を過ごします。
それぞれの夜
神代公平と佐野さくらは、
夜の街を散歩しています。
夜の公園では
誰かと待ち合わせ中の、空一。
電話を受けながら探す、
空一。
「 後ろ向いて 」と、渡辺涼子の声。
道路の向こうで手を振る、渡辺涼子。
神代公平と佐野さくらは、
レコードショップに入ったようです。
レコードを手に取り、
どうやって聴くのかと佐野さくら。
神代公平がレコードプレイヤーにセットし、
ヘッドフォンを共有して聴きます。
空一と渡辺涼子はホテルにいます。
強引な勢いで乗り切ろうとする空一に、
渡辺涼子は
「 佐野さくらへの気持ち 」指摘します。
動けない空一に、
渡辺涼子のリードで進みます。
宍戸夏希の部屋では、
弦巻竜介と宍戸夏希がいます。
恋人時代に戻ったような2人。
弦巻竜介は進みますが、
宍戸夏希は踏みとどまります。
誘ったキッカケのデザートを食べようと
弦巻竜介を思い留まらせます。
冷蔵庫の傍で涙をぬぐう、宍戸夏希。
佐野さくらの想い「言葉へのこだわり」
夜のどこかの路上。
何かの撮影をしているようです。
離れた場所のベンチで眺める、
神代公平と佐野さくら。
「 あのキャンピングカー、かっこいいね 」
と話の糸口を話す、神代公平。
佐野さくらは、
自らの思いを語ります。
「 火曜日 」と言いたいのに、
別の言葉で言い換えてしまったという、
会社での出来事。
神代公平の方をチラッと見ながら、
好きな人をデートに誘う時に、
「 私のオートバイ乗る? 」
とサラッと言えたらいいのに。
「 でも、歌うときは違う 」
「 言いたいことは、そのまま言える 」
「 魔法みたい 」
「 夢の中みたいに
スラスラ言葉が出てくる 」
「 歌ってるときは
自分のこと、好きになれる 」
言葉への思いを、本気で語ります。
普段、「 言いたい言葉 」で言えない、
佐野さくら。
「 言いたいことが言える 」歌は、
かけがいのない存在になっているようです。
綺麗な月、晴れる心。
言葉への、歌詞へのこだわりを語った、
佐野さくら。
締め切りのことを切り出します。
神代公平は
「 納得のいくまで作詞して
良い曲にしよう 」と
締め切りへの自身のこだわりを捨てました。
しかし
佐野さくらは微笑み、
「 大丈夫です 」
「 間に合わせます 」
と宣言します。
立ち上がって振り返り、
「 綺麗な月 」に気づく、佐野さくら。
「 月、綺麗ですね 」
と佐野さくら。
「 月、綺麗だね 」
と神代公平が言い、
「 月が綺麗ですね 」
と佐野さくら。
綺麗の月に後押しされ、
「 夏目漱石がアイラヴユーを翻訳した 」
と話題をだす、佐野さくら。
自分ならどう訳すか聞かれ、
「 好きなものは好き 」
と答えます。
「 そのまんまだね 」
「 佐野さん、らしいけど 」
と2人で笑いあいます。
「月の魔法」それぞれの終わり
綺麗な月を見ながら語っていた2人。
イキナリ大きな音が鳴ります。
抱き合う2人。
撮影をしている方からです。
撮影の様子を見て危険じゃないと気づく、
神代公平。
抱きしめていた手を離し、
佐野さくらの方を見ます。
離れる、佐野さくら。
2人でその場を後にします。
宍戸夏希の部屋では
宍戸夏希が独りで泣いています。
ホテルでは、
渡辺涼子が話しています。
「 さくらちゃんのこと、好きなんでしょ 」
と指摘する、渡辺涼子。
背を向けている空一、
「 帰らなくていいんすか 」
とすねた声でいいます。
「 なによ、いまさら 」
と空一の頭をなでる渡辺涼子。
「 子ども 」とつぶやく、空一。
離れる渡辺涼子、
「 別れた旦那に・・・
連れてかれちゃった 」
とつぶやきます。
思わず渡辺涼子をみる、空一。
渡辺涼子がやさぐれていた理由を知った、
やさしい空一。
どんな行動をとるのでしょうか?
トレンド川柳
すすむ人 すすまない人 それぞれを
夜の月 本気の言葉 つむいでく
こころ晴れ きれいな月が そらの上
それぞれの 月にまつわる その終わり
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