前回は第6話の「 物語の中盤 」の内、
「 曲の完成 」
をお送りしました。
神代公平は宍戸夏希の手も借りて、
新曲を完成させました。
佐野さくらにとっても、
悪い感触の曲ではなかったようです。
今回は「 物語の中盤 」の内、
「 曲変更 」
をお送りします。
星田和夫に
「納得いくまで、こだわれ!」
と背中を押された、神代公平。
佐野さくらの意見も聞き、
物思いにふけり、
「 曲変更 」を決断します。
神代公平の悪いクセ
場所はクラブ「 S 」。
神代公平がやって来ます。
ドラムを叩いている、星田和夫。
「 お酒を卸しに来たら、笹裕司がいない 」
と星田和夫。
酒屋さんをやっているのですね。
神代公平は
ギターの弦をもらいに来たようです。
「 新曲をきかせろ 」
と星田和夫。
「 歌詞がまだ 」
と渋る神代公平。
「 納得してないんだろ? 」
「 納得したら、(昔は)
すぐに周りに聞かせてくれた 」
と見抜く星田和夫。
とぼける神代公平。
「 納得してないなら粘れ 」
と焚きつける、星田和夫。
話をそらす、神代公平。
「 ここに春乃がいたら・・・ 」
と話し出す星田和夫をさえぎって、
関係ない話をしだす、神代公平。
「 やっぱ変わってないな 」
「 さくらちゃんと会って変わった
と思ったんだけど。 」
「 人が真面目にぶつかっても直ぐかわす 」
と「 人を動かすのが上手い神代公平 」の
悪いくせを指摘する、星田和夫。
宍戸夏希も
「 真面目にぶつかるとかわす癖 」
に手を焼いていました。
「 おまえ、
春乃がいないと曲つくれないんだろ? 」
強烈に指摘する、星田和夫。
沈黙している神代公平。
「 作れたら、音楽続けてた・・・か。」
星田和夫はつぶやき、ドラムを再開します。
それをバックに神代公平は出て行きます。
ブレスレット、背中も押す「 矛盾 」
場所は、宍戸夏希の診療室。
佐野さくらが座っています。
飲み物を手に、書類を抱え入ってくる、
宍戸夏希。
抱えていた書類を落としてしまいました。
佐野さくらの方を意識しながら、
書類を拾います。
なにげない風をよそおって、
「 歌詞はできたか 」と聞く宍戸夏希。
「 出来た 」と答える佐野さくらに
「 神代先生なんだって? 」
と嫉妬まじりで聞きます。
「 自信ないから見せていない 」
「 そもそも、期待されていない 」
と佐野さくら。
「 文才あるんだから見せなよ 」
とカウンセラーモードで言う宍戸夏希。
思い悩み、「 ハイ 」と答え、
愛想笑い気味の、佐野さくら。
その手首には、
宍戸夏希が神代公平の部屋の床で見かけた、
あのブレスレットがあります。
それに気づく、宍戸夏希。
場所は神代公平の部屋。
取ってきた弦でギターの調整をしている、
神代公平。
そこへ佐野さくらから歌詞が届きます。
歌詞を見ながら、メロディーを合わせてみる
神代公平。
曲変更の決断「こだわりを捨てる」
場所は工事現場。
スマホを見る、空一。
傍にあるラジオからは
「 今夜はブルームーン 」
と聞こえてきます。
佐野さくらにラインする、空一。
「 今日はデモテープ録るんだな 」
「 終わったらパーティーしようぜ 」
しかめ面で、祈るように送信しました。
場所は神代公平の部屋。
神代公平と佐野さくらがいます。
空一からのラインが来て、
大丈夫と返信しない、佐野さくら。
神代公平との新曲のことで
頭がいっぱいのようです。
新曲を聴く佐野さくら。
公園で聴いた曲ではないようです。
「 昨日、
佐野さんの歌詞を見て新しく作った 」
と神代公平。
無邪気に「 すごい 」とはしゃぐ、
佐野さくら。
物思いにふける、神代公平。
「 こっちの方が好き 」
と無邪気にいう佐野さくら。
執拗に「 本当に? 」
と尋ねる、神代公平。
無邪気にほめる、佐野さくら。
1呼吸置いて
「 うっし! 」
「 これで行こう! 」
と決断する、神代公平。
メロディー譜面に合わせて
歌詞を調整していこうという、
神代公平。
デモテープ作成に向けて、
曲と歌詞を擦り合せるようです。
途中でつまずく佐野さくらを
指導する神代公平。
新曲作りは佳境に入ります。
トレンド川柳
悪いくせ 本気の言葉 避けていく
矛盾する 背中を押して 嫉妬して
良い曲を 仕上げるために 脇に置く
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