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前回は第6話の「 物語の始まり 」の内、
「 2つの夕食会 」
をお送りしました。


頼ってきた神代公平のために
宍戸夏希が夕食を用意し、


佐野さくらと空一の仲直りのために
中村真美が夕食会をセッティング
したのでした。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「 動きそうな関係 」
をお送りします。


「 ブルームーン 」恋愛の象徴の月。


「 綺麗な月 」に誘われて、
物語が動きそうな予感をします。


綺麗な月、動きそうな関係。


外を歩く、中村真美と野村健太。


「 空一君は、
さくらちゃんのこと好きでしょ? 」
と野村健太。


恋愛ごとを分かるという野村健太に、
驚く中村真美。


「 空一の佐野さくらへの想い 」と
「 佐野さくらの神代公平への思い 」を
しみじみと呟く、中村真美。


中真美の部屋では、
無邪気に遊んでいる佐野さくらを、
空一が微笑んで見つめています。


中村真美と野村健太は語り合います。


「 恋の一方通行ってヤツだね 」
と野村健太。


中村真美は、つぶやきます。
「 神代先生は、誰が好きなんだろ? 」


神代公平、
宍戸夏希の部屋を出て外にいます。


そこへ宍戸夏希が「 忘れ物 」の
キーボードのペダルを届けます。


言いたい事がありそうな様子で
「 じゃ、がんばってね。 」
とだけ告げ立ち去る、宍戸夏希。


宍戸夏希の様子を気にする神代公平に、
待っていたタクシーが来ます。


中村真美の部屋では、
台所で佐野さくらが外をふと見ます。


窓からは綺麗な月が見えます。

いいものが見れたとうれしそうな、
佐野さくら。

タクシーで帰る神代公平も
タクシーの窓から外を見つめます。

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恋愛の象徴「ブルームーン」


神代公平が勤める、新宿総合病院。



「 今夜はブルームーンよ 」
と、湯浅志津子。


「 恋をしやすくなるんでしたっけ? 」
と応じる神代。


「 そう。つきの魔法ね。素敵でしょ 」
と湯浅志津子。


「 男にとって、ありがたいですね 」
と無難にこたえる、神代。


「 3年に1度しか見られない 」
と言う湯浅志津子に、


「 メモしとかないと 」
と神代。


第6話は恋愛の回ということで、
「 ブルームーン 」
もテーマのようです。


むしろ
テーマというよりは、
象徴でしょうか。


「 綺麗な月 」ブルームーンが
物語を恋愛色にします。


病院の廊下を歩く、神代公平。


神代公平の後ろから、
増村泰造がやって来ます。


「 元気だな! 」
と感心する神代公平。


曲作りの調子を聞く、
増村泰造。


曲作りの締め切りは、
次の月曜日のようです。


機材はたいした物を使ってない
という神代公平に、


「 貸してやるよ 」
と増村泰造。


感謝、感激する神代公平。


頼りになる男、増村泰造。


連絡すると約束を交わし、
別れます。


言いたい言葉がいえない


佐野さくらは会社で仕事をしています。


バスの中で作業する、佐野さくら。


ドライバーをマイクに見てて、
ノリノリで歌いだします。


外から
「 この車、火曜日仕上がりだから 」
の声。


中断してバスを降り、工具を置きに出ます。


近くにいたお客さんに
仕上がり日を聞かれる、佐野さくら。


なかなか言葉が出ず、
周りを見渡しても助けはいません。


苦労して、
「 日曜の次の次の日 」
と答えます。


「 クイズか! 」と
ゴキゲンなお客さん。


言いたい言葉がいえなかっただけの
佐野さくら。


下を向きます。


やって来た滝川工場長、
お客さんに謝罪をし
別の場所へ案内します。


戻ってきた滝川工場長は佐野さくらを注意
しようとしますが、
車の下に“もぐ”ってしまいました。


その佐野さくらに、神代公平から連絡があります。


「 打ち合わせをしよう 」


ゆううつな時間が終わり、
楽しい時間が始まります。


トレンド川柳


踏み出せぬ 綺麗な月が 背中押す


色つける ブルームーンの その光


それ違う 言いたい言葉 それ違う







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