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前回は「 物語の終盤 」の内
「 踏み出せない想い、ケジメへの覚悟 」
をお送りしました。


そこでは、
佐野さくらが
その踏み出せない想いに踏み出し、
神代公平が
過去へのケジメへと動き始めました。


今回は、
「 佐野さくらと神代のライブ 」
をお送りします。


アンコールを願う佐野さくら。


断ち切る決意をした神代公平。


物語は1つの佳境を越え、
新たな展開へと動き出すのです。


2人の舞台、聴き入る観衆。


『 やさしさに包まれたなら 』
荒井由実
ジブリ映画『 魔女の宅急便テーマソング 』

『 Your Song 』(ユア ソング)
LOVE PSYCHEDELICO(ラブ サイケデリコ)

『summer time』(サマータイム)
janis Joplin(ジャニス・ジョップリン)

『500マイル』
忌野清志郎バージョン


佐野さくら、神代の演奏で歌っています。


祈るように見守る、中村真美。


聴き入る観衆。


ノリながら聴く、観衆。


英語の歌を歌っているのに、
びっくりする中村真美と野村健太。


佐野さくらが歌うことを渋っていた、
空一も楽しんでいるようです。


最初の言葉はリズムにノセて


歌が1段落し、スピーチに入りました。


なかなか「 最初の言葉 」がでない、
佐野さくら。


暖かい声援が飛び、
「 早く歌え 」と野次も飛びます。


空一は野次に応酬して、
中村真美に叩かれます。


神代が気を利かせて、
「 佐野さくらの初治療 」の時に使った、
音楽に合わせてスピーチする、
あの曲を演奏し始めます。


佐野さくら、リズムに合わせてしゃべります。


宍戸夏希、指を指揮棒にして応援します。


宍戸夏希は、先生モードですね。


佐野さくらが頑張ってスピーチ
している様子を、
暖かく見守っています。


初めて佐野さくらの治療をした日に、
自分の伴奏に合わせて、
自分がまず歌った思い出。


そして、
佐野さくらに「 今日の出来事 」
を歌ってもらった思い出。


それらの思い出が、胸によぎります。


先生として、うれしいでしょうね。


3人の思い出『 500マイル 』


無事にスピーチが終わり、
佐野さくらは
3人の思い出の曲『 500マイル 』
を歌い始めます。


日本語で歌い始め、詰まりそうになり、
英語で歌います。


空一は息をつめて聴き入り、
涙ぐんで聴きます。


うれしそうな、中村真美と天野空一。


思い出を思い出すような顔の、
天野空一。


宍戸夏希は、
宍戸春乃と重ね合わせるように
聴いています。


歌い終わり盛大な拍手。


カウンターにいた女性が、
出て行きます。


どうやらスマートフォンで
佐野さくらの歌声を録音
していたようです。


佐野さくらがステージで歌うことを
反対していた空一。


自分の結婚スピーチのこともあるからと、
ライブのステージに立つ、
妹のような親友、佐野さくら。


その成長に、はしゃいでいた中村真美。


3人の思い出の曲、『 500マイル 』。


故郷・広島を後にし、
上京してからの思い出が深く染み渡ります。

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鳴り止まぬ、アンコールの声「神代の選択」


鳴り響くアンコールの声。


神代の昔のバンド仲間、
耳鼻科医の増村泰造は「 光り輝いている 」
とほめ、
星田和夫は「 公平は春乃といるトコのようだ 」
と昔と重ね合わせています。


鳴り止まないアンコールの手拍子に、
宍戸夏希は、
心配そうな落ち着かない様子です。


神代は佐野さくらと顔を見合わせ、
「 佐野さくらの手を上にかかげ 」、
収束させようとします。


しかし鳴り止まない手拍子。


愛想笑いしながら、困る神代。


佐野さくらはうれしそうに、「 歌いたい 」
と神代に伝えます。


困った表情の神代。


神代はギターのコードを外します。


そして、佐野さくらに注目を集め、
カウンターに去っていきます。


佐野さくらは、
自分の歌を大勢の人の前で無事に歌え、
中村真美の前で無事に歌い終え、
そして憧れの神代先生の演奏で歌え、
有頂天です。


しかし、
神代は「 決意 」をしていたようです。


断捨離ですね。


前へ進めるよう、断ち切る行動をした、
神代公平。


しかし佐野さくらは、
大きな心の支えを失いました。


物語はどこへ進むのでしょう?


トレンド川柳


やさしさに 包まれ歌う 佐野さくら


この声で あなたの歌を 歌いたい


リズムとり 最初の言葉 つむぎ出す


思い出の 500マイルの あの想い


佐野さくら 宍戸春乃に 重なって


有頂天 歌への想い あふれ出す


鳴り止まぬ 手拍子の音 背中押す


佐野さくら 大きな支え 失って


断ち切って 前へ進む気 神代は








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