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『 ラヴソング 』の第2話が放送されました。


前回の第1話のあの「 空気感 」を払拭し、
大胆にイメージを変えました。


『 ラヴソング 』はオリジナル脚本であり、
比較的自由にドラマの色を変えられます。


ですがなぜ、大胆な変更をしたのでしょうか?


視聴率やドラマのシーンと絡めて、
みてみました。


第1話から第2話~ガラッと変わった空気~


今回の第2話は、
第1回の繊細な空気感のドラマと
雰囲気が変わりました。


第1話の視聴率が10.6%で
ギリギリ2ケタでしたので、
てこ入れをしたのでしょうか?


それとも、
ドラマのシーンに関係する
のでしょうか?


オリジナル脚本ですので、
大胆な変更も自由にやりやすい、
そんな制作環境でしょう。


しかし、
大胆なテコ入れは、
長所にもなりますが、
短所にもなりえます。


視聴率的な結果は、
第3話の視聴率を見るまで
分かりませんが、
制作陣の予想どうりにせよ、
想定外にせよ、
制作環境は良いようですので
調整しながらうまく作っていく
はずです。


速い展開の話とじっくりした展開の話、
小ネタが散りばめられた話と
必要最小限の小ネタの話。


好みは人それぞれです。


第2話の全体的な評価


今回の第2話は、
じっくり観るドラマというより、
ダイジェスト集のような印象
を受けました。


場面の切り替わりも早いですし、
小ネタをたくさん挟んでいました。


私の印象としては、
小ネタを散りばめた、
ダイジェスト集でした。


どこか駆け足のような、
せわしない感じで、
落ち着かない印象を受けました。


印象は人それぞれですので、
今回のようなスピード感がイイ
という人もいるでしょうね。


第2話の印象が変わった理由1


なぜ第2話は第1話とガラッと印象を
変えたのでしょうか?


その理由は
今回のドラマの殺伐としたシーンにある
かもしれません。


今回の物語のシーンは、
乱闘シーンや
中村真美が倒れるシーンなどの
殺伐としたシーンが多くありました。


その殺伐とした印象を和らげようとした
のかもしれません。


シーンの切り替わりを早くすることで、
殺伐としたシーンの印象が薄まっている
ような気がします。


ところどころ挟んでいる、
小ネタ的な演出は、
私は気ぜわしくてどうかと思いますが、
そっちに気をとられて、
殺伐としたシーンの印象が弱められた
かもしれません。


第2話の印象が変わった理由2


第2話の印象を変えた理由として
第1話の視聴率も関係する
かもしれません。


第1話の視聴率は、10.6%。


今回、
第2話の視聴率は、9.1%です。


第1話放送後の視聴率
ですので、
第1話が微妙に不評だった
ということでしょうか?


作品としては、
丁寧に作られていて、
私としては好きだった
のですが。


この『 ラヴソング 』は、
視聴率が低くても自由にやっていける
ように、
「 制作委員会方式 」
というものを採用しているそうです。


「 政策委員会方式 」とは、
委員会のメンバーをスポンサーとし、
スポンサーを広く集めることで、
リスクの分散をする方式です。


利益が出たら山分けをするようで、
オンデマンド配信やDVD、映画化など
長い目で見て、最終的に利益が出れば良い
という視点でドラマを作っているようです。


お財布的には、
少数スポンサーに比べて、
視聴率を気にせずにできる
ようです。


しかし、
視聴率といえば、
メディアで必ず比較されますので、
気分的には無視はできない
と思います。

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第1話の視聴率が伸びなかった要因


お財布的には視聴率はあまり関係ない
とはいえ、
「 生放送的に観る 」ファンを掴む
という意味では、大切な数値です。


特にフジテレビは、「 生放送にこだわり 」
があります。


月曜日の9時の時間に観るファンは、
社風的に欲しいはずです。


その視聴率は、
第1話でギリギリ10%台でした。


第1話の視聴率が伸びなかった要因として、
月曜日に重い話を見たくない、
という話も挙げられているようです。


確かに、
月曜日が仕事始めの人が多いですので、
忙しい仕事の初日を終えて帰宅後に、
重い話は観たくない、
という気持ちも充分にわかります。


しかし、
実際に観てみると良かった
という声も出ています。


第1話の視聴率が伸びなかった要因(続き)


つまり、
観てはいないけど、
重い話のようだとか
神代公平と佐野さくらの
年の差の恋愛話と思って避けていたとか、
という『 ラヴソング 』の第1印象の問題
のような気がします。


第1印象を覆すのは、なかなか困難ですが、
オリジナル脚本という
ドラマ展開の自由度を生かして、
じょじょにファンを増やして欲しい
ものです。


第1話と空気感を変えた
第2話の試みは、
吉とでるのでしょうか、
凶とでるのでしょうか?


来週の第3話の視聴率で
おおよその結果が出ます。


このてこ入れの自由さは、
オリジナル脚本の利点であり、
欠点でもあります。


利点を存分に生かして、
良質な「 人間ドラマ 」
が魅れることを期待します。


トレンド川柳


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