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「 ケイコ先生 」後の唐木恵子さん。
タレントとして、忙しく活躍します。
そんな中、幼い頃の夢の1つが叶います。


そのことが唐木恵子さんを、
次のステージへと突き動かしました。
そこで思いがけず、浪曲と出会います。


浪曲との出会いは、
どのようなものだったのでしょう。


女優・唐木恵子さん


『 電波少年 』で
ケイコ先生として活躍した、
唐木恵子さん。


今度はその知名度によって、
タレントとして活躍します。


ドラマでは
『 救命病棟24時 第2シリーズ 』、
『 スタアの恋 』、
『 暴れん坊将軍12 』の第1話、
『 またのお越しを 』に出演しました。


出演映画は、桂あやめ監督の
『 あなたのためならどこまでも 』です。


夢の1つが実現


幼い頃の夢として、
『 暴れん坊将軍 』に出演したい
というものがありました。


日本文化に興味があったようで、
相撲にも興味があったようですね。


その夢が叶い、
『 暴れん坊将軍 』に
ゲスト出演ができました。


その時のエピソードとして、
唐木恵子さんらしいものがあります。


プロデューサーに
運命に翻弄される女性ではなく、
自ら戦う女性を演じたい
と申し出たそうです。


唐木恵子さんらしいですよね。
幼い頃アメリカにいただけあって、
開拓者精神が宿っているのでしょうか。
見習いたいものです…。


その申し出の甲斐があって、
上様を狙うスナイパー
という役をもらえたそうです。


完全燃焼そして落語との出会い


そのドラマを終えて、
芸能界でやりたかったことは
全てやりきった」という状態になった
そうです。


完全燃焼したんですね。


それに加えて、
タレントとしての活動も、
事務所にいわれるままで、
そのことが“確かな土台がない”
という不安がありました。


そんな時に出会ったのが、落語です。

落語との出会いのキッカケは、
『 電波少年 』後に最初に出た
ラジオ番組です。

その放送で、
落語家の春風亭昇太さんと共演して、
落語に親しむようになりました。

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落語から講談へ


そのラジオ番組の後、
落語を観にいったそうです。


それまでは、
落語といえば『 笑点 』
という状態だったそうです。


そのため、
初めて観にいった時は、
衝撃を受けたようです。


ドラマとは違って落語は、
お客さんの頭の中に
絵を浮かべなければなりません。


そんな難しいことを、
扇子をもち、語るだけでやってのける、
そんな落語家に魅了されました。


そうして観に通ううちに、
自然と講談も聞くようになりました。



登場人物になりきり、
「 会話で成り立つ 」落語と違い、
講談は第3者の立場から話をよむ芸
といえます。


その講談との出会いが、
次の出会いをもたらします。


講談から浪曲へ


そんな時、
お目当ての講談師が浪曲の公演にでる
と聞きつけ、もちろん観にいきました。


講談をする出演者は、
お目当ての1人だけだったそうですが、
途中で立つのも失礼と考え、
浪曲も聞いたそうです。


そうしたら、感動が待っていました。
自分が求めていたことが、
全て含まれている 」と。

浪曲は、歌があり、芝居があり、
時代劇でもあります。

ようやく、
一生を賭けて取り組めるものに出会えた、
という思いだったそうです。

周囲の反対を振り切った理由

周囲には、反対されたようです。

「 もったいない 」だとか
「 意味が分からない 」とか
言われたそうですが、
決意は固かったようです。

番組の力で売れて、ちらほやされることに
居心地の悪さを感じていたようです。

持ち前の分析力で、
自分の実力以上に評価されていることに
気づいてしまっていたんでしょうね。

そして、
持ち前のチャレンジスピリッツも
満たされなかったんでしょう。

浪曲との出会いの衝撃も、
大きかったようです。

情熱を傾けていた、
「 芝居 」・「 歌 」・「 日本文化 」
の3者とも浪曲で満たせますからねぇ。

その出会いによって、
芸能界とは距離を置きました。

浪曲と出会い、
一生を賭ける覚悟を決めた唐木恵子さん。
この後、浪曲の世界へ入っていきます。

唐木恵子さんの挑戦に、
エールを送りましょう。

トレンド川柳

暴れん坊 将軍巣立ち 浪曲師

落語から 講談からの 浪曲師

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