浪曲師・春野恵子『電波少年』の経験も糧に

『 電波少年 』って何？

芸能界に入ったきっかけ

水面下で話が進んでいたようで…。

話は、日本テレビの廊下
で始まります。

履歴書を受け取った
事務所のマネージャーが、
たまたま日本テレビの廊下で、
『電波少年』の新企画
に関わっている人
と会ったそうです。

そして言われたそうです。
「 高学歴の女性を探している 」と。

そこでそのマネージャーは、
思い出したそうです。
「 そういえば、
あの履歴書の女性が東大卒だな 」と。

そして唐木恵子さんは、
『 電波少年 』のオーディションと
聞かされないまま、
受けに行かされたようです。

断ると思われたんでしょうねぇ、
本人は役者志望ですし・・・。

それからしばらくして、
事務所から連絡があって、
『 電波少年 』の観覧に誘われたそうです。

そして、行っちゃいました。

当時の司会は、
室井滋さんだったそうですが、
観覧席に、こう話を振ったそうです。

「 東大を目指している
芸人さんがいます。
どなたか家庭教師になってくれる人は
いませんか？ 」と。

唐木恵子さんは、
「 手は挙げませんよ 」と
事務所の人に伝えたらしいのですが、
お膳立てはできていたようで…。

アイマスクとヘッドフォン装着で、
そのまま
坂本ちゃんのいる四谷のアパートまで
直行だったようです。

本人は役者志望なのに、
ダチョウなクラブではないのですが、
押すなよ押すなよで、
押されちゃったわけですね。

当初は、
週１回ほど撮影するだけだと
楽観視していたそうです。

しかし実際は、
８ヶ月もの間、
２４時間ずっと、
家庭教師生活だったそうです。
同じアパートに泊まってますもんね。

キツイことも多々あったようですが、
成果もキチンとだせたようです。

坂本ちゃんは、
東大合格こそ逃しましたが、
日本大学などに合格できました。

自分がしたいこと
とは違っていたようですが、
そこでの経験は、
浪曲師としての下積みを耐え抜くこと
に生きていたはずです。

浪曲の世界でも体当たりで飛び込み、
夢を実現できたのは、
『 電波少年 』での
体当たりでやり抜いた経験も、
糧になっているのでしょう。

ケイコ先生改め、
唐木恵子さん改め、
浪曲師・春野恵子さんの、
今後の世界観に期待しましょう。

やり抜いた　経験を糧　浪曲師