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2016年3月31日で、
スタジオアルタ 」が休止します。


テレビの時代に、
1つの時代の区切りがつきました。


フジテレビは、
大胆な挑戦を新たに始めます。


「 生放送 」へのこだわりを、
感じさせる挑戦です。


この挑戦を成功させるための、
キーは何でしょうか?


また、
フジテレビの「 生放送 」へのこだわりは、
どこから来るのでしょうか。


フジテレビのチャレンジ


フジテレビが、4月の番組改編で、
平日午前4時から午後7時までの
連続15時間の放送枠を、
すべて生放送にすることを
発表しました。


生放送とは、放送業界の用語です。
放送コンテンツを録音・録画することなく、
ダイレクトに視聴者へ伝えることです。


生放送の魅力は、
なんといってもドキドキワクワクですよね。


出演者の、
作っていない素の表情が垣間見えるのも
魅力ですね。


しかしそれだけに、
規制でコントロールすると
面白くなくなる危険性があります。


最近のテレビの魅力が落ちているのは、
自主規制のため、
という声もあるぐらいです。


もちろん、
何でもアリもまずいでしょうけど。



必要な規制をしつつ、
生放送の良さを生かす。


実現できるとしたら、
大変なチャレンジになります。


危ぶむ声と成功への道


事実、
このチャレンジは無謀だ
という声もあるようです。


「 フジテレビのノリ 」に
視聴者がついていけていない現状で、
生放送をするのは逆効果だろうと。


確かにその危険性は充分あります。



しかしそれは、
必要な規制に失敗した場合の話です。


規制をキチンとしつつ、
生放送の良さを生かすことができれば、
大成功するでしょう。


キーは、規制と自由性のバランスです。


フジテレビには、
コンテンツを作り込み、録画で勝負する道もあります。
もちろん、生放送より経費は掛かるでしょうが。
しかしその道は選びませんでした。


平日の4時から19時までの
15時間まるまる、
生放送にする決定をしましたからね。


あえて、
生放送にこだわった理由は何でしょうか?
経費節減がクローズアップされているようですが、
それ以外の思いもあるようです。

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スタジオアルタの休止


2016年3月31日の公開生放送を最後に、
スタジオアルタでの収録は
休止することになりました。


スタジオアルタといえば、
かつては「 公開生放送の聖地 」でした。
全国のテレビファンの憧れでしたね。


しかし現在は、
公開生放送がほぼ行なわれていません。


理由の1つは、経費削減です。


昨今のテレビ番組の制作費削減によって、
テレビ局は自前のスタジオを利用します。


スタジオアルタが入っているビルは、
三越伊勢丹関連の会社が、
管理しているのでしたね。
http://trend-doujyou.blog.so-net.ne.jp/stadio_arta


理由の2つ目は、
ファンがつく生放送番組が減ったことです



かつては、
生放送は“現場観覧”と一体
だったのではないでしょうか。


現場で番組に参加したいけど、
行けないから放送を観る、
という感じだったのではないでしょうか?


テレビ番組自体の視聴率も、
ものすごく高かったですよね。



今は番組自体のファンというのは、
少ないでしょうね。


出演者の誰かのファン、
ということはあるでしょうが。



その原因は、
参加したいと思わせる番組が
少ないからだと思われます。


今はインターネットという
双方向のメディアがありますので、
生放送の観覧をしなくても、
参加型のメディアを楽しめますからね。


2014年3月末に終了した
『 笑っていいとも! 』後の
生放送は、決まらなかったそうです。


その結果、
スタジオアルタの休止に
つながったようです。


「 アルタ 」に込めた思い


スタジオアルタがある、新宿アルタビル。
アルタ(ALTA)と名には、ある願いが込められています。


「 既存のものに対する新しいもの、
常に新しいモノを発信する 」


この2つのうち、後者に注目しました。


「 常に新しいモノを発信する 」
ということは、
流行(トレンド)の最先端を走りたい
ということです。


そのためには、
「 実験的なことでもチャレンジする 」
そんな精神が必要です。


事実、生放送が盛んな頃は、
それで成功したのではないでしょうか。


新しいモノが偶然から生まれることは、
多々あります。


その偶然が生まれやすいのは、
『 生放送 』です。



今回の、
フジテレビの連続15時間生放送
のチャレンジは、
「 アルタ 」の精神に立ち返ろう
というものではないでしょうか。


規制しすぎれば、生放送の良さが損なわれ、
自由にし過ぎれば、ぐだぐだになります。


そんな大冒険の結果は、
どうなるのでしょうか?


トレンド川柳


バランスを とって成功 大冒険


活力は 規制だけでは 失わる


初心から 挑戦すれば アルタでしょ


フジテレビ 挑戦こそが 企業色


情熱は 規制だけでは 失わる


活気でしょ 生放送の 醍醐味は

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