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トレンド道場

トレンド訓練生の修行場所 それこそがトレンド道場。
トレンドマスターを目指して、今日もトレンドを追い求める・・・

カテゴリ:ドラマ

ドラマのカテゴリ記事一覧。トレンド訓練生の修行場所 それこそがトレンド道場。トレンドマスターを目指して、今日もトレンドを追い求める・・・

ドラマ
前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、「 成長への信頼 」についてお送りしました。桑名喜和子との約束を守り神代公平は、佐野さくらを送り出しました。今回は、「 空..

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ドラマ
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「 第4話の終盤2・空一の迷走 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の終盤 」の内、
「 成長への信頼 」
についてお送りしました。


桑名喜和子との約束を守り神代公平は、
佐野さくらを送り出しました。


今回は、
「 空一の迷走 」
についてお送りします。


集中すると周りが見えなくなる、
天野空一。


その結果、
守るべき存在を
巻き込んでしまいました。


集中すると周りが見えなくなる、空一


場所は料理専門学校です。


「 ライン 」の通知をみて、にやつく空一。


佐野さくらから
「 車を出してくれたら、ラーメン奢る 」
の通知。


佐野さくらから頼られてうれしく、
廊下の真ん中で立ち止まって、にやつく空一。


周りが見えていないようで、
微妙にジャマになっています。


集中すると周りが見えない、空一。


将来ビックになる
佐野さくらのマネージャーとして、
充実した日々を送っています。


料理人としてではなく、
「 佐野さくらのマネージャー 」として。


料理専門学校でも
そのことが頭にあるようですね。


佐野さくらのマネージャーとしての自分
以外が見えなくなっている状態です。


万全の準備のはずが、「忘れた携帯電話」


場所は、
ビックモービルの会社の建物の前です。


佐野さくらが人を待っています。


そこへあの同僚3人組が出てきて、
「 おつかれ 」
と帰りの挨拶をします。


そこへ空一が、高そうな車でやって来ます。


気取って「 お迎えに上がりました 」
と言っています。


こそこそ話し合う女性社員3人組。


「 バイト先の社長から借りてきた 」
と地雷原を歩いている空一。


それを見つめる同僚女子社員3人組。


「 これぐらいやらないと舐められるから 」
と空一。


2人は車に乗って移動します。


終わったら迎えに来るから連絡をくれ、
と言っていた空一は、
自分の携帯がないことに気づきます。


空一の携帯を取りに、
バイト先に戻ることになりました。


万全の準備をした上で、
マネージャーとして
佐野さくらを迎えに来た、天野空一。


自分の携帯電話には、
意識が行っていませんでした。


あまり時間が掛からないだろうと、
軽い気持ちで取りに戻ります。


修羅場の中へ


場所は、空一のバイト先の裏口前。


空一は車を降り、すぐ戻ると言って
裏口から入ります。


中は修羅場でした。


騙されたとわめき散らし、社長を探す女性。


暴れる女性、ひるむ渡辺涼子。


コソコソ逃げる社長。


逃げ慣れている様子です。


裏口から入った空一は、
上から聞こえる喚き声に、
おっかなびっくり進みます。


上からは、渡辺涼子、
騙された女性、連れの男性
が降りてきました。


どうやら、何か商品を買わされたようです。


1階で追い詰められる渡辺涼子。


心配そうな空一に、来ちゃダメと身振りと
小声で伝えます。


やり慣れているであろう社長は、
真っ先に逃げ出します。


世慣れた苦労人の渡辺涼子は、
世慣れない、
踏み込んではいけないラインが分からない、
天野空一を
巻き込まないようにしようとします。

» 「 集中すると周りが見えない空一 」 は、こちらです。

「 第4話の終盤1・成長への信頼 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」のラスト、
「 守る約束 」
についてお送りしました。


やってきた「 神代公平の過去 」


神代公平は、
佐野さくらの歌の夢のために
1つの約束をしました。


今回からは、
「 物語の終盤 」です。


今回は、
「 成長への信頼 」
についてお送りします。


自分は口出ししない約束を
桑名喜和子とした、神代公平。


佐野さくらの成長を信頼して、
迷いながらもその背中を押します。


気になる連絡


場所は、ビックモービルの仕事場です。


作業服姿の佐野さくら。


阪本奨悟さん演じる、
新入社員・高橋正志が隣にいます。


佐野さくらは、ため息。


宍戸夏希に教えてもらったことを、
さっそく実践しています。


工具を置く棚の影からひょっこりと、
工場長・滝川文雄が顔を出し、


「 ため息つくと
幸せ逃げるって知ってた? 」


「 というか、仕事してください、ほら! 」


と佐野さくらに発破をかけます。


佐野さくらは、
作業をする車の所へ向かいます。


「 嫌なことがあってもため息をつくと、
ちょっと安心する 」


という宍戸夏希の言葉。


グリスター・ミュージックの
水原亜矢からの連絡を待つ、
佐野さくら。


そちらに
気を取られているようですね。


現場感覚の、滝川文雄工場長


新人の高橋正志は、


「 ため息はリラックス効果があって
いいんですよ! 」


「 覚えていてください! 」


と上から目線で工場長を諭します。


滝川工場長は素直に「 そうなの? 」
と応じています。


仕事を始めようとした佐野さくらへ、
連絡が来ます。


うれしそうに職場を去る、佐野さくら。


それを呼び止め、
そのまま去られる滝川文雄工場長。


ため息をつきます。


新人の高橋正志、「 ため息をついた 」
と滝川文雄工場長をいじります。


木下ほうかさん演じる滝川文雄は、
あんがい素直なようですね。


第2話の終わりで、
神代公平が「 靴による性格分析 」
をしていました。


それによると、
滝川文雄が履いていた先の尖った革靴は、
「 プライドの高いイケメンエリート 」
でした。


プライドが高いと、
目下の新入社員に上から目線で言われると、
怒りそうなものですが、
滝川文雄は怒りませんでした。


話を合わせて流してましたので、
「 現場によく出ている工場長 」
として、
感覚が現実的・現場的なんでしょうね。

» 「 守る約束、信頼する成長 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤ラスト・守る約束 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 印象を残す大切さ 」
「 桑名喜和子の想い 」
「 上手くいくまで捨てさせない 」
「 前へ進む勇気 」
についてお送りしました。


佐野さくらの才能、
神代公平の過去。


本気で前へ進むためには、
チャレンジする大切さ
を実感することが大切です。


神代公平は
佐野さくらの無邪気さに助けられ、
軽いチャレンジをし、
成し遂げました。


今回は、
「 守る約束 」
についてお送りします。


神代公平の前にやってくる、
「 神代公平の過去 」。


佐野さくらの歌の夢のために、
神代公平は
1つの約束をするのです。


それは物語を、
新たな方向へと進ませるのです。


不意にやってくる、神代公平の過去


場所は、新宿総合病院。


呼び出しボタンを必死に何度も押す、
由紀さおりさん演じる湯浅志津子。


看護士の女性が駆けつけ声をかけるも、
「 あなたは呼んでない 」
とそっけない態度。


それでもめげずに看護師の女性は、
「私が伺います。
湯浅さん、何でしょうか?」
と献身的なやさしさです。


湯浅志津子は、
看護師の女性から体を背け、
ボタンを必死に押します。


そこへ神代公平が通りかかり、
心配そうに覗いています。


その神代へ、
別の看護師の女性が電話が入っている
と告げ、


神代は気になりながらもその場を離れ、
受付前の電話に出ます。


電話はグリスター・ミュージックの
桑名喜和子からでした。


担当の看護師の女性に心を開かない様子の、
湯浅志津子。


同姓だからよけい、なのでしょうか。


神代公平へは、
桑名喜和子からの電話が
不意に掛かってきました。


「 神代公平の過去 」がやってきました。


クラブ「S」と桑名喜和子。


場所はクラブ「 S 」。


CDを眺める、桑名喜和子。


神代公平は席で飲み物を待っています。


飲み物が用意でき、席に戻る桑名喜和子。


手にCDを持ち、「 老けたわねー 」
と言っています。


神代公平と宍戸春乃のCDのようです。


そしてどうやら桑名喜和子は、
以前にもクラブ「 S 」に来たことがある
ようです。


懐かしがり、クラブ「 S 」がよく続いている
と褒めてるのだか貶しているのだか、
どっちのもとれるセリフを言います。


クラブ「 S 」に以前、来ていた
ということは、
マスターの笹裕司とも知り合い
ということです。


過去のクラブ「 S 」では、
どんなドラマが繰り広げられていた
のでしょうか。


桑名喜和子の過去の断片


佐野さくらの資料の仲に
神代公平の名前を見つけた、
と桑名喜和子が話を振れば、


神代公平は、
「 桑名さん、
グリスター・ミュージックですよね? 」
と確認します。


桑名喜和子は「 ずっとそうだ 」
と言い、
神代公平と佐野さくらの関係
を問います。


神代は、
「 佐野さくらの才能を応援している1人 」
と応じ、


桑名喜和子は


「 周辺の環境をできるだけ整理しておきたい 」


「 今後も神代公平が佐野さくらの関わるつもり
ならば、自分達は手を引く 」


と宣告します。


神代公平や宍戸春乃と知り合った頃は
桑名喜和子は別の会社にいた、
ということでしょうか。


とすれば
りょうさん演じる水原亜矢は、
「 神代公平の過去をよく知らない 」
ということになりますね。


その経験のギャップが、
水原亜矢を動かすのでしょうか、
動かさないのでしょうか?


神代公平が出した曲


場所は、宍戸夏希の診療室です。


佐野さくらが
「 昔バンドをやっていたこと 」
を宍戸夏希に尋ねています。


宍戸夏希は驚いた様子です。


「 自分はキーボード担当だったけど、
途中でやめちゃった」


「 神代先生とボーカルの子はデビューし、
CDも出した。 」


どんな話してたか佐野さくらに確認しつつ、
「 CDもそこそこ売れていた 」
と語ります。



宍戸夏希は、
神代公平がそこまで喋ったならばと、
自分達のバンドのことを話します。


ただし、宍戸春乃のことは詳しく言いません。


歌が好きな佐野さくらの治療が進めば、
という思いもあるでしょうね。

» 「 神代公平の約束 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤3・前へ進む勇気 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 現実的な夢 」
についてお送りしました。


佐野さくらの歌への夢は、
中村真美と天野空一と自分の
3人でみる「 現実的な夢 」でした。


今回は、
「 印象を残す大切さ 」
「 桑名喜和子の想い 」
「 上手くいくまで捨てさせない 」
「 前へ進む勇気 」
についてお送りします。


佐野さくらの才能、
神代公平の過去、
チャレンジすることの大切さ。


そして前へ進む勇気。


佐野さくらと神代公平の、
成長と再生のドラマ『 ラブソング 』。


それぞれ前へ進んでいます。


印象を残す大切さ


場所はホテルの外。


水原亜矢との面談を終え
ホテルを出た、
神代公平と佐野さくら。


飲み物を調達し、
2人は歩いていきます。


道では吹奏楽の練習をしていて、
にぎやかな情況です。


話しながら歩く2人。


にぎやかな音や通り過ぎる人に
翻弄されつつ会話しています。


「 超ドン引きされた 」
という佐野さくらに、


神代は
「 超うどん来ました? 」
と聞き返し、


佐野さくらの言い直しに、
「 確実に印象は残せた 」
とフォローします。


「 好印象ではない 」
という佐野さくらに、


「 どんな印象であれ、残すのも1つの手 」
と告げます。


神代公平と佐野さくらが、
第2話の蕎麦屋で食べたのが、
「 特天玉海老わかめ蕎麦 」でした。


今回は蕎麦ではなく、うどんですね。


神代公平は、
今日はガッツリ系のうどん
の気分なのでしょうか。


そんな聞き違いをしつつ、
「 印象を残す大切さ 」を
佐野さくらに語っています。


カフェラテとカプチーノの違い


神代は「 印象に残す大切さ 」を
たとえ話で語り始めます。


「 カフェラテとカプチーノの違い 」
について。


先ほどホテル前で買った飲み物が、
カフェラテとカプチーノなのでした。


佐野さくらに、飲み比べるように言う神代。


間接キスをためらう佐野さくらに、
飲むように促します。


「 違い分かる? 」と話を振る神代、
「 分からない 」という佐野さくら。


それを聞いて神代は、
「 でしょー、印象に残らないんだよ 」
と語ります。


「 でも、買ってますよ? 」
と言う佐野さくらに、


神代は「 そうだよ 」
とナチュラルに返します。


佐野さくらは、
「 意味わかんない 」
と投げます。


神代公平の伝えたかったこと


印象に残らないのに、
「 選んで 」買っている、


佐野さくらにはそこが
自分の場合と比べてピンと来ない
ようです。


音楽の才能がないと認める、神代公平。


カフェラテやカプチーノの違いのように、
選ばれることはあれど
印象を残せない。


そんな自分に比べて佐野さくらは、
歌の才能があります。


悪い印象を与えるかもしれないハンデも、
覚えられることには、変わりがありません。


歌の才能の輝きが認められてくれば、
その悪い印象もただの強い印象に好転する。


神代公平は、
そう言いたいのかもしれません。


桑名喜和子が見つける、神代公平の影


場所はグリスター・ミュージックの部屋。


CDを眺めているりりィさん演じる、
桑名喜和子。


そこへりょうさん演じる、
水原亜矢が入ってきます。


報告書を渡す、水原亜矢。


佐野さくらの声を褒めて、
気になる点として、
「 児童養護施設出身 」なことと
「 吃音 」について挙げます。


しかし桑名喜和子は、
もっと気になることを発見
したようです。


報告書には、神代公平がサポートの文字。


静かに動揺する、桑名喜和子。


それを忠実に見守る、水原亜矢。


桑名喜和子にとって、
神代公平が関係することは、
「 児童擁護施設育ち 」や「 吃音 」より
見逃せない事実のようです。


それだけ
亡き・宍戸春乃に期待していて、
結果に失望した
ということでしょうか。

» 「 神代公平のチャレンジ 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤2・現実的な夢 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の中盤 」の内、
「 佐野さくらの心の支え 」
「 宇部優香の相手 」
「 空一の迷走 」
の3本をお送りしました。


佐野さくらの心を支えるのは、
やはり神代公平でした。


佐野さくらの同僚の宇部優香の想いは、
どのようなドラマを生むのでしょう?


純粋な空一は、
流れ流され迷走していました。


今回は、
「 現実的な夢 」
についてお送りします。


神代公平が見守る中、
水原亜矢との面接をする、
佐野さくら。


「 7秒の勇気 」で
前へ進み成長している佐野さくら
が視ている夢は
中村真美、天野空一との3人での
現実的な夢でした。


集中すると周りが見えない、空一


場所はホテルの前。


空一は、グッタリへばっています。


佐野さくらは、
車の中から神代公平を見つけ、


空一に軽く声をかけ
神代公平のところへいきます。


入り口付近に立つ神代公平に、
駆け寄ろうとする佐野さくら。


たくさんの人の流れに翻弄されながら、
神代公平の下へ行きます。


一方の空一は、
不機嫌な表情で神代たちを見つめます。


車の移動をドアボーイに何度も告げられる、
天野空一。


クラクションも鳴らされました。


空一は、
集中すると周りが見えないようですね


長所でもあり、短所でもあります。


料理の方で発揮すると、
いい料理人になるかもしれませんね。


素晴らしい声


場所はホテルの廊下。


歩いている、神代公平と佐野さくら。


物珍しげにキョロキョロする佐野さくらは、
神代公平から遅れがちです。


神代公平の誘導で喫茶スペースへ。


グリスター・ミュージックの、
水原亜矢が待っていました。


水原亜矢は上品な声で「 こんにちわ 」
と言い、佐野さくらと話し始めます。


ライブが初めてだったという佐野さくらに、
優しげな声で応じます。


神代公平は見守っています。


水原亜矢が
佐野さくらの声を褒める場面です。


それを聞きながら、
「 りょうさんの声も素晴らしいですよ 」
と突っ込みをいれてました。


「 7秒の勇気 」の成果


水原亜矢が、佐野さくらの方を向いて、
何か飲み物を注文するように言い、


神代公平のフォローで注文します。


最初は
神代公平と同じものを頼んだ佐野さくら。


見つめてくる神代公平の顔を見て、
苦労しながら、「 ペリエ 」を注文します。


その様子を見て上品さの仮面が剥がれて、
若干険しい顔の水原亜矢。


佐野さくらを見定めている様子です。


無事に上手く「 注文 」できて、
微笑みあう、神代公平と佐野さくら。


「 7秒の勇気 」


無難に神代公平と同じものではなく、
自分が欲しいものを「 注文 」
することができました。


その佐野さくらの成長に、
神代公平と佐野さくらは微笑み合います。


水原亜矢は、その普通じゃない様子に、
「 正確な情報 」を
上司の桑名喜和子に持ち帰るため、
見定めています。


いきなり現実的な話の、佐野さくら


水原亜矢は、相変わらず暖かい声で、
質問はあるかと佐野さくらに問い、


言葉に詰まる佐野さくらの、
言いたいことを引継ぎフォローします。


「 契約したら、いくらもらえるのか? 」
という佐野さくらの問いかけ。


おいおい、まずいだろと言う顔の、神代。


佐野さくらは純粋に聞きたいことを聞けて、
うれしそうです。


返答に困る、水原亜矢。


水原亜矢と顔を合わせ神代は、
「 すみません、
若いんで何も知らないんで。
分かってやってくださいという顔。」


制度にのっとって説明することにした、
水原亜矢。


まずはデビュー前の育成契約の段階で、
月に10万といいます。


気落ちする佐野さくら。


続けて水原亜矢は、
「 正式にデビューしたら月に20万 」
と告げます。


幾分か持ち直した顔の佐野さくら。

» 「 現実的な夢 」 は、こちらです。

「 第4話の中盤1・心の支え 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」のラスト、
「 幼馴染の人間関係 」
「 イケメンな増村泰造 」
「 静かな声援 」
の3本をお送りしました。


今回からは「 物語の中盤 」です。


今回は
「 佐野さくらの心の支え 」
「 宇部優香の相手 」
「 空一の迷走 」
をお送りします。


佐野さくらが
スカウトの面接を受ける決意をする、
その心の支え。


佐野さくらの同僚の宇部優香には、
気になる男性がいるようです。


純粋な空一は、
流れ流され迷走しています。


スカウトを伝える


場所は、ビックモービルの神代の診療室。


中年女性の診療を終え、
女性は晴れやかな表情出て行きます。


水原亜矢との話を回想する神代公平。


昼のチャイムが鳴ります。


昼食にしようと部屋を出る神代公平。


廊下は食事に行こうとする社員達の後ろから、
食事に行く神代公平。


向かいから佐野さくらがやって来て、
通り過ぎます。


神代は佐野さくらを呼びとめ、
一緒にいつもの屋上へ向かいます。


神代は、
グリスターミュージックからのスカウト
について、
佐野さくらに伝えるようです。


心の支え、神代公平


屋上へ向かいながら、
佐野さくらが「 声掛けられたって本当ですか? 」
「 あやしいやつとか・・ 」
と慎重にいえば、


神代公平は
「 あやしくないよ、
大きいレコード会社だから。 」
と太鼓判を押します。


佐野さくらも、
空一経由で知っているんでしたね。


突っ走りがちな空一が持ってきた話
ですので、
佐野さくらも半信半疑なようです。


屋上では、
スモーカー達が立ち去るところのようです。


佐野さくらは神代に、
「じゃぁ、プロになれたりとか。」
と願望を口にし、


神代は慎重に、
「 可能性はね 」と告げ、


「 先方は、
まずは佐野さんと話し合いたい、
と言っている 」
と1歩引いた態度です。


佐野さくらは、「 やります! 」
と乗り気。


神代の返事は煮え切らない様子。


心配そうな佐野さくら。


佐野さくらが前へ進むための
心の支えは相変わらず、
神代公平のようですね。


空一の情報で
神代公平と宍戸夏希が付き合っていない
ことを知ったのでしたね。


気にする宇部優香


少し間が空いた2人の会話。


そこへ
佐野さくらの同僚の女子社員3人組が、
立ち去るために通り過ぎます。


神代先生へお疲れ様と言い、
「 すれ違うだけでドキドキする 」
と言っています。


「 優香は? 」と聞かれ、
未来さん演じる宇部優香は口を濁します。


この宇部優香は、
今後の神代公平の恋愛関係に
絡んでくるのでしょうか?


すれ違い様に佐野さくらを、
チラッと見て去っていきます。


神代は佐野さくらに、
「 歌、歌いたいんでしょ? 」
「やるね?」
と言います。


佐野さくらは、うれしそうです。


憧れの神代公平に認められて、
前へ進めるよう背中を押してもらえて、
うれしいのでしょうね。


渡辺涼子が紹介したバイト


駅の地下のような場所です。


空一はスーツを着て、
街頭アンケートと言って
女性を捕まえています。


ナンパのように女性を綺麗だとほめながら、
ファッションに関するアンケート
の協力を求めています。


空一は素直ですので、
教えられた通りにやっている気がします。


2人に逃げられ、
3人目が捕まりオフィスへ。


席へ案内し、机を片付けます。


女性がお茶を入れ、奥の様子を伺います。


この女性は、
山口紗弥加さん演じる渡辺涼子ですね。


第3話のお好み屋で空一に言っていた、
「 いいバイトの紹介 」
がコレなのでしょうか。


渡辺涼子は世慣れて苦労しているような役柄
のようですが、
料理学校の事務員以外にも
色々やってそうですね。


胡散臭い社長


女性をオフィスの席に案内した、空一。


女性にちょっと待つように言い、
奥の様子を伺いに行き、
社長に殴られます。


「 社長、お客さんです 」のセリフに、
とたんに態度を変える社長の男性。


うるさいほどに女性を褒め、
アンケートを依頼します。


その胡散臭さに
「 アンケート?・・・ 」
と問いかけながら半信半疑な女性。


胡散臭く、「 カモン、カモーン 」
と言いながら、
女性を別の場所へ誘います。


それを「 調子イイナー 」と言いながら、
裏を読まずに、
純粋に参考にしようとする空一。


実は早く帰りたい空一
に気づいている渡辺涼子は、
空一に早く帰るように促します。


確認を取る空一に、
「 バイト代で奢ってね 」
と告げ空一を帰るのでした。


世慣れている渡辺涼子、
世慣れすぎて胡散臭い社長の男性、
世慣れない純粋な空一の対比
が見れます。

» 「 空一の送迎 」 については、こちらです。

「 第4話の序盤ラスト・静かな声援 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、
「 大人の人間関係 」
をお送りしました。


そこでは
神代公平と宍戸夏希の、
恋とはいえない関係の深さと長さ
が見えました。


今回は「 物語の始まり 」の内、
「 幼馴染の人間関係 」
「 イケメンな増村泰造 」
「 静かな声援 」
をお送りします。


幼馴染3人の人間関係がみえる場面。


そこでは、男性と女性の意識のギャップ
がベタな形でありました。


病院では一味違う、増村泰造がいました。


そしてクラブ「 S 」では、
マスターの笹裕司が音楽への愛を込めて、
静かな声援を送っています。


成長を喜ぶ、中村真美


場所は、中村真美の家です。


佐野さくらが顔パックをしながら、
ギターの練習をしています。


中村真美もいるようです。


「 神代先生でも見返したいの? 」
という中村真美に、


佐野さくらは「 違う違う 」
と否定します。


「 まだ未練あるんだろ? 」
と、からかう中村真美に、


佐野さくらはムッとして否定し、
「 歌うの楽しかったから 」
「 1人でも歌えるようになりたい 」
と告げます。


「 さくら、いいよ。今いい顔してる 」
と中村真美が告げ、


「 わかんないじゃん 」と
顔パック中の佐野さくらが応じます。


「 分かる、分からない 」で
2人がじゃれ合っている所へ、
騒々しく空一がやって来ます。


男性と女性の意識のギャップ


嵐のようにやって来た空一は、
勝手に玄関を開けて上がりこみ、


「 佐野さくらにスカウトが来た話 」
を告げます。


名刺を出し、証拠も見せます。


はしゃぐ中村真美、困惑する佐野さくら。


空一は超ハイテンションで、
「 オレがお前のマネージャーをやってやる 」
と佐野さくらの肩を掴み、
ゆさぶっています。


迷惑そうな、佐野さくら。


本人以上に
中村真美と天野空一がハイテンションです。


中村真美は、
佐野さくらのクラブ「 S 」でのライブも
自分のことのように喜んでいました。


歌が得意な佐野さくらが、
その歌で「 自立 」へと向かうのが、
うれしかったのでしょう。


天野空一は、
佐野さくらの歌が、というより、
佐野さくらが出世してビックになる
ことがうれしいのでしょうね。


そして
佐野さくらの出世を自分の手で支える
と燃えています。


この辺りは、
男性と女性の意識のギャップが
ベタな形で描かれています。


長年の付き合いからの、気安さ


どこでスカウトの話を聞いたかの話題になり、
神代公平の引越しを手伝った後に聞いた、
と空一は言います。


「 夏希先生と別れたの? 」と聞く中村真美に、


「 もともと付き合ってなかったらしい 」
と空一が、ぶっちゃけます。


喉が渇いたと空一は、
冷蔵庫を勝手に開け物色。


中村真美は佐野さくらに
「 まだチャンスがある 」
という話をし、


佐野さくらは
「 カウンセリング以外関わらない約束 」
をしたと応じます。


中村真美は「 約束は破るためにある 」
とけしかけ、


佐野さくらは真面目に
「 守るためでしょ 」
と応じます。


空一は冷蔵庫の中からペットボトルの水
を取り出し、
冷蔵庫を開けたまま、がぶ飲みします。


姉のような親友の中村真美は、
「 約束は破るためにある 」


と極端なことを言って、
佐野さくらの背中を押します。


空一は冷蔵庫を勝手に物色し、
開けたままで中の水を飲んでいます。


この気安さが天野空一と、
中村真美、佐野さくらの
3人の長年の付き合いとその深さ、
を物語っています。

» 「 イケメンな増村泰造 」 は、こちらです。

「 第4話の序盤3・大人の人間関係 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、
「 宍戸雅季の登場 」
をお送りしました。


そこでは、
宍戸夏希と宍戸雅季の親子関係
がみえ、


神代公平が宍戸夏希の家で、
新しい朝を迎えなかった理由
が分かりました。


今回は「 物語の始まり 」の内、
「 大人の人間関係 」
をお送りします。


神代公平と宍戸夏希の
関係の深さと長さ。


恋とはいえない関係に、
若い空一は納得いきません。


そこで人間関係のドラマ
が生まれます。


神代公平の人を動かす上手さ


場所はクラブ「 S 」です。


マスターの笹裕司は、
打ち合わせをしています。


カウンターでは、
神代公平、耳鼻科医の増村泰造、
星田和夫に加え、
天野空一が来ています。


空一は美味しそうに、
ご飯をパクついています。


それを微笑ましそうに見る、
増村泰造と星田和夫。


どうやら
「 約束していたバイト代 」については、
ご飯を奢ることで話がついた
ようですね。


神代公平は、
増村泰造と星田和夫に、
「 それ、1本までだからな 」
と、奢りのビールの本数について
釘をさしています。


星田和夫の、
「 ハー、ケチくせーなー 」
の言葉に、


神代公平は
「 無理なんだよ、オレ今ねーから 」
と相変わらずお金がないと言っています。


神代公平の
人を動かすのが上手さが
前回の引越しの場面に引き続いて
見えますね


お金がないなりに、
なんとか引越しを手伝ってもらい
無理なくやり遂げています。


なんだかんだといっても、
周りの人間がうまく協力してくれます。


「 神代公平の人を動かす上手さ 」
も物語のキーになってくるようです。


長年の付き合いの気安さ


神代公平達が
引越しのお疲れ会をしているところに、


宍戸夏希が遅れて
クラブ「 S 」へやってきます。


父親の宍戸雅季が帰った
のでしょうね。


「 おつかれさま 」
のねぎらいの言葉に応じながら、
宍戸夏希は神代公平の下へ向かいます。


そして、
「 ハイ!公にぃ、パンティー 」
悪ふざけして紙袋を渡します。


それを聞いていた星田和夫は、
「 パンティー!? 」
と食いつき、
紙袋を奪います。


神代は何のことか分からず
曖昧に聞き返し、


宍戸夏希は
「 ありがと、役に立った! 」
とご満悦です。


紙袋を開けて中のものを取り出した、
星田和夫と増村泰造。


「 公平のパンツ! 」
えらい物に触ったと、大騒ぎ。


神代公平は「 かわんねーよ 」
と応じています。


神代公平が気づかない内に、
宍戸夏希が1枚借りていた
ようですね。


この辺りは長年の付き合いの気安さ
でしょうね。


20年連れ添った夫婦


「 公平のパンツ 」の話題
で盛り上がっているところへ、
空一がつっこみます。


「 なんで同棲やめたんすかー? 」
「付き合ってたんでしょ?」


宍戸夏希は「 恋人同士に見える? 」と
神代公平と肩を組み、ポーズ。


神代公平は、「 うーん 」と唸っています。


空一の答えは、「 20年連れ添った夫婦 」。


星田和夫と増村泰造は、大ウケです。


「 それ、わかるわー 」と星田和夫。


「 確かにフレッシュ感ないなー 」
と分析する、増村泰造。


「 フレッシュ感ないって言うな! 」
「言いたいことばかり言うねー」
と切り返す、宍戸夏希。


マスターの笹裕司からビールを受け取り、
乾杯をします。


神代公平は「 自分のヤツ払ってよ 」
とお金ない発言をし、


宍戸夏希は「 ええー、ケチ! 」
と応じます。


代公平と宍戸夏希の関係の長さと深さ、
そして2人の年齢を感じさせる、
そんな会話ですね。


話を閉める笹裕司、地雷を踏む神代公平


そんな大人の関係性は、
若い空一には分かりません。


空一のツッコミは続きます。


「 付き合ってないのに同棲している
っていうのは、あれっすか・・・ 」


どれなんでしょ。


マスターの笹裕司が、貫禄で諭します。


「 大人になったら、
男女の垣根を越えた関係も成立すんの 」


空一は、
「 信じらんねー」
絶対下心あるでしょ、あの顔 」
と神代を指差します。


神代公平は、「 ないよ、“絶対” 」
のうかつな発言。


宍戸夏希、
ムッとした顔で神代公平を見ます。


空一は、神代公平たちに、
だいぶ気安くなっていますね。


神代公平は、イジリ対象のようですが。


話を閉めた笹裕司ですが、
空一は気安さから話を続けます。


そして神代公平は地雷を踏みます。


宍戸夏希の微妙な女心。


父親から見合いの話が出て、
神代公平の下着をだしに断った、
宍戸夏木。


父親である宍戸雅季の
「逃すな、後がないぞ」
の発言。


現在、神代公平と恋人関係ではない
としても、
本人から「 ぜったい 」と言われれば、
腹も立ちます。

» 「 つっこむ増村泰造 」 は、こちらです。

「 第4話の序盤2・宍戸雅季 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第4話の「 物語の始まり 」の内、
「 神代公平の引越し 」
をお送りしました。


そこでは、
年長者と若者の年齢ギャップのドラマ
がありました。


そして、
「 バイト代 」を渡すに当たって、
それぞれの人間模様がみえる、
ドラマがありました。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「 宍戸雅季の登場 」
をお送りします。


神代公平が宍戸夏希の家で、
新しい朝を迎えなかった理由
はこの訪問でした。


親子関係がみえる場面です。


宍戸雅季の登場


場所は、宍戸夏希の部屋です。


宍戸夏希の父親が来ており、
冷蔵庫を漁っています。


清水章吾さん演じる、
宍戸雅季が登場しました。

清水章吾さんといえば、
某消費者金融のCMで
チワワに魅了される男性
として有名ですね。


宍戸夏希は、
いつものようにタイピング作業中です。


宍戸雅季は、
「 牛乳の賞味期限切れてるぞ 」
と小言をいいます。


宍戸夏希はそれを切り返し、
「 勝手に漁らないでくれ 」
と文句を言います。


「 お茶ぐらい出してくれ 」
という宍戸雅季に、


宍戸夏希は、
「 何しに来たの? 」
と応じます。


神代公平が、宍戸夏希の部屋に泊まらなかった理由


いきなり来た父親に、
宍戸夏希は対応を迫られた
ようです。


神代公平が宍戸夏希の部屋に泊まれずに、
石川恋さん演じる女性の部屋
に泊まったのは、
父親の来襲が理由だったのですね。


「 過去にケジメ 」をつける覚悟をし、
新しい始まりを切った神代公平は、
女性の部屋で
締まらない始まりの朝を迎えました。


神代公平は、
宍戸雅季の亡き娘の、
宍戸春乃の恋人です。


その関係で宍戸夏希は、
神代公平と父親を合わせるのはまずい
と考えたのかのしれませんね。


今後のドラマで、
神代公平と宍戸雅季は会うのでしょうか?


「 神代公平の過去 」という意味で、
キーになる人物の1人になる
かもしれませんね。

» 「親と娘の、意識のギャップ」 は、こちらです。

「 第4話の序盤1・新たな始まり 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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今回から14回にかけて、
フジテレビの月9ドラマ『 ラヴソング 』
の第4話について書きます。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「神代公平の引越し」
をお送りします。


音楽を断ち過去と決別する決意をした、
神代公平。


新たな始まりは締まりなく、
女性の部屋からです。


天野空一にも手伝ってもらい、
無事に引っ越し終えた神代公平。


「 バイト代 」を渡すに当たって、
それぞれの人間模様がみえる、
ドラマがありました。


始まりの朝は、締まりなく。


場所は女性の家です。
神代公平が女性のベットで寝ています。


神代公平に近づく、石川恋さん演じる女性。


「 今夜来る? 」と
寝起きで気だるげな神代公平
に甘えます。


「 今日はベットを運ばないと 」
とぽろっと言います。


「 彼女できたんでしょ? 」と女性。
神代は「 彼女“なんか”作んないよ 」
と迂闊な言葉をこぼします。


女性、「 私はなんなの? 」
と神代公平の表情を見ながら言います。


生返事をする神代公平。


女性、神代公平をツネリあげます。


痛がる神代公平。


痛がる様子を見て、いくらか満足げな女性。


新しい生活を始める、神代公平。


その始まりは、自堕落なまま始まりました。


どうやら理由があって、
宍戸夏希の部屋に泊まれなかった
ようです。


石川恋さんについて


石川恋(いしかわ れん)さんは、
グラビアアイドルから始まり、


女優デビューもしています。


1993年7月18日生まれで、
2016年5月3日現在で、22歳です。


出身は栃木県です。


19歳の時にスカウトされ、グラビアデビュー。


2016年の今年、
武蔵野大学を卒業しました。。


 ベストセラーの通称『 ビリギャル 』
のカバーモデルでブレイクし、


2015年に、
映画『 キリング・カリキュラム
~人狼処刑ゲーム 序章~ 』
で女優デビューを果たしました。


奮闘する、天野空一


場所は、引越し会社の貸し倉庫でしょうか。


神代公平と天野空一がいます。


神代公平に指示を出しながら、
わりと要領良く作業する、天野空一。


神代公平は、天野空一の指示で、
マイペースでやっています。


微妙に要領の悪い神代公平を尻目に、
天野空一が奮闘します。


冷蔵庫を1人で運ぶ、天野空一。
階段を下りると、1休みできます。


狭い通路を後ろから、
神代公平が通り過ぎます。


冷蔵庫を抱え、
狭い場所でパニックになる空一。


神代公平はマイペースで、
小さな荷物を手に軽やかに階段を降ります。


神代公平、お金の余裕がないとこぼす


場所は神代公平の引越し先です。


買出しから帰ってくる、神代公平。


ビルの階段前に落ちていた、
自分達が出したガムテープのゴミ
を拾います。


そして部屋に入り、
買ってきた飲み物を配ります。


部屋の中では、
昔のバンド仲間である、
増村泰造と星田和夫が冷蔵庫の設置
をしています。


空一は、小物を入れたダンボールを
整理しています。


空一は限界のようで、
床に寝転がります。


耳鼻科医の増村泰造は
「 久々の1人暮らしが
うれしくてしょうがないか? 」
と神代公平をからかいます。


神代公平は、
「 超うれしいよ、お金の余裕ないけどね 」
お金がない発言。


空一の苦労をいたわる2人


星田和夫は「 人使い荒すぎなんだよ 」
と笑いながらグチリ、


増村泰造が空一に、
「 悪いね、こっちもこんなに働かされるとは
思ってなかったよ 」
とこぼします。


星田和夫が空一に、
「 バイト代、倍増してもらえ 」
と誘い、


空一は、「 別にいいっすよ 」と遠慮します。


どうやらバイト代を出す約束で、
若い空一が応援に来ていたようです。


増村泰造と星田和夫は、
年長者として若い天野空一に、
気づかっています。


仲間の神代公平の手伝いに
わざわざ来てくれた空一に、
人生の先輩として、
気分良く帰ってもらいたいのでしょう。


増村泰造は、
自分もさんざん働かされたとこぼし、
空一の苦労に共感し、


星田和夫は、
「 バイト代を倍増してくれ、
ぐらい言ってもいいんだぞ 」
と自分から言えないだろう空一に、
話を振ります。


ですが、
それが逆に空一を頑なにさせるもの、
にもなったようです。

» 「 空一のプライド 」 は、こちらです。

月9ドラマ 『 ラヴソング 』 第4話 「 あらすじから探る魅どころ 」

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今回は、第4話のあらすじから、
その魅どころを探ってみました。


第1話で「 自分の歌 」に触れた、
佐野さくら。


第2話で、
「 ライブの可能性 」
が舞い込んで来ました。


そして第3話で、「 2人の初ライブ 」
を終えました。


今回の第4話は、
「 佐野さくらのスカウトと神代公平の過去 」
です。


過去へのケジメのために、
音楽を断ち、
新たな生活を始めた神代公平に、
音楽が、そして過去が近づいてきます。


佐野さくらのスカウトから始まる、
佐野さくらの音楽物語『 ラヴソング 』は、
神代公平の過去を巻き込みながら
今、始まるのです。


神代公平の引越し


今まで女性の家を転々と渡り歩いていた、
神代公平。


過去へのケジメをつける覚悟をし、
音楽への未練を断つ行動をしたことで、
その自堕落な生活を捨てます。


宍戸夏希の家から離れ、
自分で部屋を借りました。


断捨離ですね。


前回の第3話で、
1夜だけの決意で
サポート役として舞台に立ち、
佐野さくらのアンコールの願い
を断って、舞台を降りた
のでした。


ライブの出演者リストに
自分の名前を載せないことを
マスターの笹裕司に言ったり、


「 今夜だけは
君のためだけに歌う 」
と宣言したりして、


その覚悟の表れが、
佐野さくらのアンコールの願い
を断って舞台を降りること
でした。


神代公平は音楽を断ち、
「 過去へのケジメ 」をつけ、
前へ進むために、
新しい生活を始めようとしています。


その新しい環境の第1歩が、
引越しなのでしょう。


引越し、そしてクラブ「S」へ


引越しの手伝いで、
昔のバンド仲間である
増村泰造と星田和夫の他に、
天野空一も手伝いにきます。


いつもの男性メンバーに空一が加わった形
ですね。


空一のやさしい側面が垣間見えます。


引越しの慰労会
もしくは引越し祝いを、
お馴染みのクラブ「 S 」
で行なうことになりました。


クラブ「 S 」にて。


神代公平、増村泰造、星田和夫、
そして天野空一が、
4人で飲んでいます。


そこへ宍戸夏希が忘れ物を届けに来ました。


神代公平の引越しの忘れ物を
宍戸夏希が持っている意味に気づいた
天野空一は、
2人の関係を詮索します。


佐野さくらは神代公平と宍戸夏希の家が
同じ住所と知っていますが、
空一は始めて知ります。


佐野さくらのために空一は、
食い下がって聞きます。


神代公平と宍戸夏希は、
恋愛関係ではないと否定します。


とうてい納得できない空一に、
マスターの笹裕司は、
大人には男女の垣根を越えた関係もある
と告げます。


唯一若い空一と、それ以外。


笹裕司の貫禄が空一を納得させます。


やってきたあの女性


店に1人の女性が入ってきます。


あのライブの日、
佐野さくらの歌を録音していた女性です。


彼女はりょうさん演じる水原亜矢。


グリスター・ミュージックの
音楽制作1部・部長の肩書きです。


水原亜矢は
佐野さくらをスカウトするために、
ライブが行なわれていた、
クラブ「 S 」へやってきたのでした。


彼女の所属する、
グリスター・ミュージック。


宍戸春乃とも関係がある会社
のようです。


つまり
神代公平の過去とも関わりがある会社
ということです。


過去へのケジメとして、
音楽を断って新しい生活を始める、
神代公平。


しかし神代公平の過去は、音楽は、
神代公平を放しませんでした。


神代公平は、
神代公平の過去を知る人物と再開します。


そこで見えてくる、神代公平の過去。


神代公平の痛み、宍戸春乃の死のナゾ。


神代公平の過去は神代公平を、
どこへ連れて行くのでしょう?

» 「 前へ進む佐野さくら 」 は、こちらです。

「 第3話の終盤ラスト・過去の影 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は「 物語の終盤 」の内
「 佐野さくらと神代のライブ 」
をお送りしました。


アンコールを願った佐野さくら。


音楽を断ち切る決意で舞台を降りた、
神代公平。


佐野さくらの1つの想いは終わり、
神代は断ち切って前へ進もう
としています。


今回は、
「 1つの終わりと神代公平の過去の影 」
をお送りします。


音楽を断ち切る決意をしてる、
神代公平。


佐野さくらへは「 神代公平の過去 」
が近づいてきます。


物語は、
新たな展開を迎えようとしています。


独りの舞台、手拍子の脅迫


困惑して落ち込む、佐野さくら。


手拍子に脅迫されます。


そして愛想笑いで防御して、
走り去ります。


観客のアーチをすり抜け、トイレへと。


中村真美の婚約者の野村健太は、
「 感極まっちゃったのかな? 」
とフォローし、
空一は
「 ションベン溜まってたんだね 」
と茶化します。


中村真美は心配そうな表情です。


神代公平への想いで成長し、
歌を歌い終わった佐野さくら。


その神代の支えが
ステージ上でなくなりました。


手拍子は応援から脅迫へと変わり、
いつもの愛想笑いで防御して、
独りになりにいきます。


宍戸夏希は、
先生として心配そうです。


今回・第3話のテーマの1つである、
「 陽性転移 」かもしれない
恋のような感情は、
終わらせられました。


独りで泣く佐野さくら


トイレで独り泣く、佐野さくら。

中村真美が心配してやって来ます。

水を流し、音を消しながら泣く、
佐野さくら。

その普通じゃない様子を伺って、
心配そうな中村真美。

いざという時に、
佐野さくらの1番の助けになる
のは、
中村真美のようですね。

しかし彼女は結婚して、
佐野さくらは自立しなければ
なりません。

神代という心の支えが弱くなり、
今後の佐野さくらを支える存在
は誰になるのでしょうか?

神代公平のケジメ

場所は、バスの中で神代と宍戸夏希。

「 アンコールやってあげれば、よかった 」
と宍戸夏希はいいます。

神代は、「 未練がましくなる 」
と言います。

聞き返す、宍戸夏希。

「 今夜のステージでおしまい、オレは引退 」
と神代。

「 いまさら引退なんて 」、と宍戸夏希がいうと、

神代は「 曖昧なまま終わった20年前のコト 」
にケリをつけたいようです。

そして
「 今夜のステージに上がる前に
そう決めていた 」と告げます。

神代公平は、
「 過去にケジメをつけ前へ進む 」
ことを迫られていました。

そのケジメは、「 音楽をやめる 」
という方向になったようです。

そのため、
音楽への未練を断つために、
アンコールを断ったのです。

しかし音楽は、
神代公平を手放すのでしょうか?

» 「 神代公平の過去の影 」 は、こちらです。

「 第3話の終盤2・神代の選択 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は「 物語の終盤 」の内
「 踏み出せない想い、ケジメへの覚悟 」
をお送りしました。


そこでは、
佐野さくらが
その踏み出せない想いに踏み出し、
神代公平が
過去へのケジメへと動き始めました。


今回は、
「 佐野さくらと神代のライブ 」
をお送りします。


アンコールを願う佐野さくら。


断ち切る決意をした神代公平。


物語は1つの佳境を越え、
新たな展開へと動き出すのです。


2人の舞台、聴き入る観衆。


『 やさしさに包まれたなら 』
荒井由実
ジブリ映画『 魔女の宅急便テーマソング 』

『 Your Song 』(ユア ソング)
LOVE PSYCHEDELICO(ラブ サイケデリコ)

『summer time』(サマータイム)
janis Joplin(ジャニス・ジョップリン)

『500マイル』
忌野清志郎バージョン


佐野さくら、神代の演奏で歌っています。


祈るように見守る、中村真美。


聴き入る観衆。


ノリながら聴く、観衆。


英語の歌を歌っているのに、
びっくりする中村真美と野村健太。


佐野さくらが歌うことを渋っていた、
空一も楽しんでいるようです。


最初の言葉はリズムにノセて


歌が1段落し、スピーチに入りました。


なかなか「 最初の言葉 」がでない、
佐野さくら。


暖かい声援が飛び、
「 早く歌え 」と野次も飛びます。


空一は野次に応酬して、
中村真美に叩かれます。


神代が気を利かせて、
「 佐野さくらの初治療 」の時に使った、
音楽に合わせてスピーチする、
あの曲を演奏し始めます。


佐野さくら、リズムに合わせてしゃべります。


宍戸夏希、指を指揮棒にして応援します。


宍戸夏希は、先生モードですね。


佐野さくらが頑張ってスピーチ
している様子を、
暖かく見守っています。


初めて佐野さくらの治療をした日に、
自分の伴奏に合わせて、
自分がまず歌った思い出。


そして、
佐野さくらに「 今日の出来事 」
を歌ってもらった思い出。


それらの思い出が、胸によぎります。


先生として、うれしいでしょうね。


3人の思い出『 500マイル 』


無事にスピーチが終わり、
佐野さくらは
3人の思い出の曲『 500マイル 』
を歌い始めます。


日本語で歌い始め、詰まりそうになり、
英語で歌います。


空一は息をつめて聴き入り、
涙ぐんで聴きます。


うれしそうな、中村真美と天野空一。


思い出を思い出すような顔の、
天野空一。


宍戸夏希は、
宍戸春乃と重ね合わせるように
聴いています。


歌い終わり盛大な拍手。


カウンターにいた女性が、
出て行きます。


どうやらスマートフォンで
佐野さくらの歌声を録音
していたようです。


佐野さくらがステージで歌うことを
反対していた空一。


自分の結婚スピーチのこともあるからと、
ライブのステージに立つ、
妹のような親友、佐野さくら。


その成長に、はしゃいでいた中村真美。


3人の思い出の曲、『 500マイル 』。


故郷・広島を後にし、
上京してからの思い出が深く染み渡ります。

» 「 神代の選択 」 は、こちらです。

「 第3話の終盤1・前へ進むために 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回までは「 物語の中盤 」
をお送りしました。


今回からは「 物語の終盤 」です。


前回は
「 踏み出せない想い、ケジメへの覚悟 」
でした。


今回は、
佐野さくらが
その踏み出せない想いに踏み出し、
神代公平が
過去へのケジメへと動き始めます。


そして物語は、
佐野さくらのライブへと向かうのです。


ライプの日 「佐野さくら勇気をもらい、中へ。」


場所は、クラブ「 S 」。


佐野さくらは、クラブ「 S 」のトイレにいます。


水をだし、手を洗います。


腕に神代に書いてもらった、
練習用のギターのコード線を見て
勇気をもらいます。


佐野さくら、営業中のクラブ「 S 」の中へと。


神代を見かけた佐野さくらは
話しかけようと近づきますが、
客の女性に止められます。


神代はいつもの場所でいつものメンバーと
話し出します。


佐野さくらは、
仲良さそうに笑う、神代と宍戸夏希を見ます。


話しかけようとしますが、できません。


宍戸夏希、佐野さくらに気づき呼びかけます。


メンバーに紹介される、佐野さくら。


佐野さくらは神代に「 ちょっといいですか? 」
といい2人で席を外します。


神代の昔のバンドメンバーの星田和夫は、
「 わけーな、うちの嫁より若いぞ 」
と言っています。


神代に話しかけられないでいた
佐野さくらは、
恋敵の宍戸夏希に助けられます。


宍戸夏希は特に意識せずに、
普通に助けています。


宍戸夏希はあくまで、
言語療法士の先生の顔、
がメインですね。


宍戸夏希のいない場所へ


外へ向かう、神代と佐野さくら。


そこへ中村真美、野村健太
そして天野空一が、クラブ「 S 」に
入ってきます。


佐野さくらを呼ぶ、中村真美。


話しかけず出ていく、佐野さくら。


野村健太は、「 緊張してんのかな 」
とフォローし、
空一は「 何なんだよ」と悪態をつき、
「何でライブなんかやるんだよ 」
と愚痴ります。


一方の中村真美は、
何か思うところがある雰囲気です。


宍戸夏希のいないところで、
勝負しようとする佐野さくら。


次の機会があるか分かりませんので、
話しかけている余裕はありません。


中村真美は佐野さくらの
「 デートっぽいこと 」の相手が神代
だと知ってますし、
佐野さくらが「 陽性転移 」
について調べていたことも知っています。


何か思うことがあるようですね。


緊張をほぐす会話をする、神代


場所はクラブ「 S 」の外。


佐野さくらと神代は、
タバコを吸います。


佐野さくらにタバコをもらい
吸おうとして神代は、
「 緊張してるのかな 」
と言ってやめます。


そして「 カープの黒田選手の話題 」
を佐野さくらにふります。


神代は、
「 黒田選手でさえ
マウンドに立つと緊張する 」といって、
リラックスさせようとします。


佐野さくらは、
「 黒田選手と本気で結婚したかった 」
とつぶやきます。


そして綺麗な発音で、
「 黒田さくらです、黒田さくらでございます。」
といい、
「 何故かこれだけは、ちゃんと言える 」
とつぶやきます。


「 カ行なのにね 」と神代。

佐野さくらは気持ちがうまく言葉にノルと、
きれいにしゃべれるようですね。

勝負する佐野さくら、沈黙する神代

緊張をほぐそうとフォローする神代に、
佐野さくらは
「 優しいんですね、先生 」
といい
神代は「 よく言われる 」
と応じます。

「 陽性転移しちゃいますよ 」
と佐野さくら。

神代は笑いながら、
「 よく知ってるね、そんな言葉。
調べたんでしょ? 」
と流します。

「 このままじゃ歌える気がしない 」と
佐野さくら。

神代はアッサリ「 今夜はやめとくか? 」
と提案します。

佐野さくらは歌いたいと訴え、
神代は自分はどっちでも良いと言います。

佐野さくらは、
「 先生のことを想って歌っていいですか? 」
といい、

神代は沈黙しています。

どこか一線を引いている神代。

過去の恋人・宍戸春乃への
義理立てでしょうか?

しかしそのことが、
神代を過去に縛り付けてもいる
のです。

» 「 次へ進むために 」 は、こちらです。

「 第3話の中盤ラスト・恋の中 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第3話の「 物語の中盤 」の内、
「 パン粉インパクト 」
についてお送りしました。


空一が起こした、パン粉インパクト。


ハラヘリな空一は、渡辺涼子を頼った
のでした。


今回は
「 踏み出せない想い、ケジメへの覚悟 」
についてです。


神代公平と宍戸夏希の関係を見せられ、
踏み出せない佐野さくら。


神代は亡き恋人・宍戸春乃の曲を聴きながら、
「 過去にケジメをつける覚悟 」
をします。


流れる『 恋の中 』。


恋の中で、それぞれの想いが交差します。


一致する住所


場所は宍戸夏希のクリニック前。


佐野さくらがバイクでやって来ました。


宍戸夏希は電話片手に出てきて、
神代はまだだけど入るように
言います。


宍戸夏希は電話で自分の住所を
言っています。


神代が書いた住所と一緒だと気づく、
佐野さくら。


そこに神代が到着します。


神代のあいさつに佐野さくらは
そそくさと診療室へ去ります。


神代と宍戸夏希の住所が一緒だと知った、
佐野さくら。


神代への接し方に迷いが出たようです。


前回の宍戸夏希の診療室で、
「 神代へ恋心を抱くのは神代に迷惑 」
と言われた、佐野さくら。


神代と宍戸夏希の住所が一緒であること、
宍戸夏希が「 好きな人はいる 」
と言っていたことから、
いろいろな想いが頭に駆け巡っている
のでしょう。


その想いは佐野さくらを、
どういう方向へと行動させる
のでしょうか?


阿吽の呼吸でセッション


佐野さくらの治療が始まり、
伴奏に合わせて
佐野さくらが『 500マイル 』
を歌います。


佐野さくらが前に立ち、
その後ろで宍戸夏希と神代が
伴奏をしています。


しだいに声が出せなくなる、佐野さくら。


宍戸夏希、気を利かせてアレンジして弾いて
間を持たします。


それにノッタ神代も、
合わせてセッションします。


寂しそうな佐野さくら。


宍戸夏希と神代公平は、
阿吽の呼吸でセッションします。


ノリに乗った神代公平と
宍戸夏希のセッションを、
佐野さくらは見せ付けられます。


やがてセッションは終わり、
これから2番の歌詞をやると、
神代は佐野さくらに言います。


佐野さくらは、
ノリノリの息の合った、
宍戸夏希と神代公平のセッションを
魅せつけられ、
2人の息の合った関係性を
知らされます。


育つ佐野さくらの自主性


2人の関係を見せ付けられた
佐野さくらは、
歌おうとして歌えません。


神代たちは2人で盛り上がりすぎた
ことを謝ります。


佐野さくらは2人に気を使って、
「 2人がすごくて感動した 」
と愛想を振りまきます。


佐野さくらは警戒すると、
愛想を振りまきますが、


この場合はそれだけではなく、
主に神代の想いに
気を使っているようです。


宍戸夏希は「 喉が大丈夫? 」
と聞き、
神代はそれをそのまま受け取り、
「 喉がアレだったら
明日のライブのために今日は休むか? 」
と佐野さくらに提案します。


必死に首を振る佐野さくら、
そして宍戸夏希に挑むような表情の、
佐野さくら。


佐野さくらは「 大丈夫なんで 」
といい、必死に心を落ち着けるのです。


宍戸夏希の嫉妬に
気づいている佐野さくらは、
宍戸夏希の忠告を
自分と神代を引き離すもの
と取ります。


しかしそれは、
佐野さくらの自主性を
育ててもいるのです。

» 「 恋の中 」 は、こちらです。

「 第3話の中盤4・インパクト 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第3話の「 物語の中盤 」の内、
「 過去へのケジメのつけ方 」
についてお送りしました。


神代公平は、
「 過去にケジメをつけている 」
つもりで、
「 過去を封印して避けていた 」
のでした。


今回は
「 パン粉インパクト 」
についてです。


パン粉インパクトで
佐野さくらの家を出た、
天野空一。


ハラヘリな空一に、
渡辺涼子が手を伸ばします。


マメな天野空一


場所は中村真美の家。


会社の作業着を取り込む、佐野さくら。


天野空一は佐野さくらを心配しつつ、
嫉妬しています。


佐野さくらは強く否定し、


天野空一は「 笑いものになる可能性 」
を告げます。


佐野さくらは「 歌う時は、どもらない 」
といい、
天野空一は「 自己紹介は? 」
と実演します。


空一はずっとタネを捏ねています。


今夜はハンバーグでしょうか。


佐野さくらは、
「 頑張れば、世界が変わるかも 」
といい、
空一は「 どうだかな 」
と憂鬱な表情。


それに怒った佐野さくらは、
「 空一は来なくて良いから 」
と告げ、
切れる空一に、
「 練習するから帰って 」
とギターを取り出します。


空一はマメですね。


空一は料理専門学校に通っています。



そして密かな将来の夢は、
「 佐野さくらと一緒に
小さな洋食屋をすること 」
でしたね。


夢のことは告げずに、
料理の成果を見せるという口実で、
おいしいものを食べさせたいのでしょう、
主に佐野さくらに。


逆切れする佐野さくら


ギターの練習を始める、佐野さくら。



空一、新しくなったギターに気づき、
佐野さくらに問いかけます。


答えない佐野さくら。


空一、佐野さくらの周りをうろうろし、
顔を覗きこみます。


佐野さくら、ボソッと「 壊れた 」。


空一、「 壊れた? 」。


佐野さくら、
激しく「 なんかバッキバキに壊れたわ! 」
といい、
ボソッと「 壊れやすい方だったみたい 」
とつぶやきます。


空一、「 壊れやすい方とかあるのかよ! 」
と突っ込み、


佐野さくら、「 あんの! 」
「 いちいちしつこいんじゃい! 」
と逆切れします。


そして「 おまえ、はよ帰れ! 」
と空一を追い出しに掛かります。


佐野さくら、逆切れしてます。


空一から無理やり取り戻したギター。


それが壊れたことは、
後ろめたかったようです。


その感情を幼馴染の気安さで、
逆切れで誤魔化します。


パン粉インパクト


逆切れした佐野さくらに対して、


空一は、「 メシ作ってやらんけーのー! 」
とキレ、
楽譜にずっとこねていたタネを叩きつけます。


飛び散るパン粉。


佐野さくらの
「 いらんわ!はよーかえれ! 」
を皮切りに、
売り言葉に買い言葉で、
空一は帰って行きます。


空一が帰った後で、
楽譜に付いたハンバーグのタネ?
を口に含む佐野さくら。


いらないといいつつ、
とりあえず味見をする、
佐野さくらでした。


ケンカする場面ですけど、
どこかコミカルな場面です。


ハンバーグのタネをずっと捏ねている空一。


壊れやすい“方”というセリフや
その言い方と突っ込み。


ケンカのクライマックスで、
飛び散るパン粉のインパクト。


そして
料理をいらないといいつつ、
味見してみる佐野さくら。


それらがこの場面を、
コミカルにしていますね。


私は飛び散るパン粉が特に好きです。


パン粉インパクトは、すごいですね。

» 「 天野空一の勘違い 」 は、こちらです。

「 第3話の中盤3・過去へのケジメ 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第3話の「 物語の中盤 」の内、
「 成長と再生のためのエネルギー 」
についてお送りしました。


それは
佐野さくらの成長を支えるエネルギー、
神代公平が再生するために頼るもの
についての話でした。


今回は
「 過去へのケジメのつけ方 」
についてです。


「過去にケジメをつけている」
つもりの神代公平。


しかしそれは、
「 過去から逃げている 」
とも取れる状態でした。


そんな神代の背中を、
笹裕司が押します。


佐野さくらの対抗心


場所はギターショップ。


ギターを受け取りに来たようです。


神代は届け先の住所として、
「 宍戸夏希の住所 」を書きます。


それをチェックする佐野さくら。


ギターを背負ってうれしそうな、
佐野さくら。


場所は病院の扉の外。


神代と佐野さくらは、練習しています。


佐野さくら、扉の側の宍戸夏希に気づきます。


扉は透明ガラスなのです。


佐野さくら、
宍戸夏希の方を見ながら
挑むように演奏します。


神代は宍戸夏希に気づいてないようですが、
まっすぐ前を向いて弾くように
佐野さくらを、たしなめます。


宍戸夏希は目撃し、
そして立ち去ります。


道を2人で歩く、神代と佐野さくら。


佐野さくらは宍戸夏希の診療室で、
宍戸夏希の職業意識に混じる、
嫉妬心に気づきました。


佐野さくらは神代に、
憧れとともに恋愛感情のような想い
を抱いてますので、
宍戸夏希に対抗心を燃やしています。


「過去へのケジメ」のつけ方


場所はクラブ「 S 」です。


神代公平はマスターの笹裕司に
何かを頼んでいます。


笹裕司は「 フューチャリングかな? 」
とかいって、話が噛みあっていません。


神代は、「 俺の名前がいらない 」
と紙を示します。


アマチュアライブの用紙の
プレイヤー欄には、
「 佐野さくらwith神代公平 」の文字。


神代は、自分の名前を外したいようです。


しかし笹裕司は取り合いません。


笹裕司も、
神代をいいかげん前に進ませたい
ようですね。


神代以上に人生経験を積んでますので、
うまい具合にかわしながら、
神代に「 覚悟 」をさせようとしています。


ライブのプレイヤー欄に
自分の名前を載せないということは、
かつてギターを手に取らなかったように
神代なりの「 過去へのけじめ 」
かもしれません。


しかし笹裕司や宍戸夏希から見ると、
それは「 過去へのケジメ 」をつけること
から逃げているように見える、
のかもしれません。


神代公平と佐野さくらのギャップ


そんな笹裕司は、
緊張した佐野さくらの様子を見て、
「 本当に聴いて貰いたい人のことだけを
考えて歌えばよい 」
とアドバイスします。


付け加えて
「 彼氏とか好きな男とかさ。 」
のセリフを聞くと、
佐野さくらは食いつきます。


そして神代の方をチラッと見ます。


神代に、自分の気持ちに気づいてもらいたい
ようですね。


神代は、「 自分に頭突きした人はどう? 」
と振りますが、
佐野さくらは嫌そうな表情。


神代は、気づいていて言っているのでしょうか?


どうもそんな気もします。


自分の職業意識、自分の年齢、自分の過去。


それらのハードルは高いようです。


マスターの笹裕司は、
「 好きなヤツのことを想って歌えば
お客なんかどうでも良くなる 」
と言います。


佐野さくらは食いつきます。

» 「 過去の影、噛みあわない会話 」 は、こちらです。

「 第3話の中盤2・成長と再生 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第3話の「 物語の中盤 」の内、
「 宍戸夏希の嫉妬 」
をお送りしました。


そこでは
職業意識に隠れた、
宍戸夏希の嫉妬がありました。


今回は
「 成長と再生のためのエネルギー 」
についてです。


佐野さくらは、順調に成長しています。


それを支えるモノは何でしょうか?


そして神代が再生し、動き出すために
どういうモノに頼るのでしょうか?


湯浅志津子のカウンセリング


場所は神代が勤める、新宿総合病院です。


由紀さおりさん演じる
湯浅志津子の車椅子を押す、神代公平。


神代は嫉妬が健全な感情だと
話しています。


そこから湯浅志津子の恋の話
になります。


湯浅志津子は結婚している人に恋
をしているようです。


そして湯浅志津子は言います。
「自分の人生にしっかりけじめをつけたいの
次に進むためにもね」と。


神代公平は、音楽と恋に挫折をし、
人生のけじめをつけられずに、
10年以上、前に進めませんでした。


神代はカウンセラーですが、
湯浅志津子をカウンセリングして
ある意味、
自分がカウンセリングを受けています。


前回は恋の話題でした。


今回はさらに発展して、
「 自分の人生にけじめをつけ前に進む 」
ために、恋に決着をつける話です。


湯浅志津子は神代公平の道しるべ
のような役割をしていますね。


神代公平の一種の相談役です。


形は少々特殊ですが。


中村真美は知る


場所は、中村真美の家です。


疲れて眠る佐野さくら。


テーブルの上には、
楽譜、英語の歌の本、
カップ焼きそばの抜け殻、
のど飴、そしてノートPC。


そこへ中村真美が仕事から帰ります。


疲れて眠る佐野さくらを
頑張っているなとうれしそうに眺め、
机の上のものをチェックする、中村真美。


楽譜を眺めて、英語の本を「オッ」と見て、
ノートPCを見ます。


そこには、
陽性転移について書かれたホームページ
が載っています。


中村真美は今回の第3話の始めで、
神代公平がウワサのカウンセラーだと
知りました。


佐野さくらが「デートっぽいこと」
をした相手として、です。


今回は、
患者がカウンセラーに
恋愛のような感情を抱く「陽性転移」
について知りました。


そして「陽性転移」について、
佐野さくらが調べていたこと
も知りました。


このことが今後の物語を、
どこへ導くのでしょうか?

» 「 順調な練習風景 」 は、こちらです。

「 第3話の中盤1・混じる嫉妬 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第3話の「 物語の始まり 」の内、
「 宍戸夏希の嫉妬 」
をお送りしました。


そこでは
嫉妬で彩られた
男性と女性の感覚のギャップ
が見られました。


今回からは「 物語の中盤 」です。


今回は
「 職業意識に隠れた宍戸夏希の嫉妬 」
です。


職業意識に集中して気づかない振りをする、
自身の嫉妬の感情。


その嫉妬は、
佐野さくらに察知されるのです。


宍戸夏希と雑談できる、佐野さくら


場所は宍戸夏希の診療室です。


佐野さくら『 500マイル 』を
ピアノで弾いて遊んでいます。


宍戸夏希は、
「 今日は音楽じゃなくてスピーチの練習 」
と言います。


佐野さくらはピアノの音を聴いて、
「 音良くなった? 」
と聞きます。


それを受けて宍戸夏希は、
耳が良いことを褒め、
自分をネタに雑談をします。


夏希のノーメイクで元彼に謝られた
というエピソードに佐野さくらは、
「 夏希はきれいで、ちゃんとしてる良い女 」
と褒めます。


佐野さくらは、宍戸夏希に対して
じょじょに心を開いてきています。


「 愛想笑い 」の防御はありますが、
宍戸夏希に自分の言葉掛ける
ことはできています。


治療する側とされる側
という人間関係ですが、


宍戸夏希の配慮によって、
佐野さくらとの関係は当初に比べて、
良くなっています。


恋の話、潜む嫉妬


宍戸夏希自身の話題から、
「 好きな人 」の話題になり、
宍戸夏希は「いる」と即答し、
佐野さくらにも話を振ります。


佐野さくらのうれしそうな、
どう話そうか迷っている
という表情を見て、
宍戸夏希は「いるんだ?」
と決めます。


佐野さくらは宍戸夏希に
「 付き合っている人はいるのか 」を聞き、
宍戸夏希は
「この年齢になると
付き合うとか分からなくなる」
と本音をこぼします。


宍戸夏希は佐野さくらの好きな人を聞くと、
佐野さくらはうれしそうに
「 秘密 」と言います。


自身の失敗談で佐野さくらの緊張をほぐす
という当初の目論見から少し外れ、
恋の話題に踏み込んだ宍戸夏希。


言語聴覚士としての宍戸夏希と、
1人の女性としての宍戸夏希が
交錯します。


それは職業意識の中に、
自身の嫉妬を潜ませるのです。


宍戸夏希の仕事、佐野さくらの警戒


宍戸夏希は、佐野さくらが神代に
特別な感情を持っていないか
という核心について聞きます。


深刻そうな顔の佐野さくら。


そこで宍戸夏希は、


「 もしそうだとしても
恥ずかしがることのない自然な感情 」
と伝え、


「 神代が佐野さくらを気にかけるのは、
仕事だから 」


「 たまに仕事上のやさしさを
恋愛と勘違いすることがある 」


と忠告します。


そしてホワイトボードに
「 陽性転移 」「 恋愛転移 」
と書きながら、
「 恋愛のような気持ちは自然に消える
と伝えます。


それを真剣に見ていた佐野さくらでしたが、
宍戸夏希が振り向くと、
見ていないように姿勢を直します。


宍戸夏希は言語聴覚士の仕事として、
「 陽性転移 」または「 恋愛転移 」
となることがある、
と佐野さくらに伝えます。


しかし佐野さくらは、
仕事以外の微妙な感情を
宍戸夏希の態度に感じ取って、
警戒しているようです。


出てきた嫉妬、佐野さくらの警戒


宍戸夏希の「 安心してね 」の言葉に、
佐野さくらは、
「 気持ちが消えなかったら? 」
と聞きます。


宍戸夏希は
「 2人の仲がどうこうなっていないんだから
今まで通りで良い 」
と助言します。


そして「 恋愛だって思い込むとつらいでしょ? 」
と言います。


佐野さくらは顔を歪めて「 別に 」。


宍戸夏希は「 でも彼が困るから 」
と切って捨てます。


宍戸夏希を睨む佐野さくら、
緊迫した雰囲気が漂います。


佐野さくらは、宍戸夏希に警戒しています。


ですから宍戸夏希の言葉を、
ただの治療上の言葉と受け取れず、
宍戸夏希の個人の言葉として受け取ります。


宍戸夏希が雑談で
自分の話題を話していたことも、
影響しているかもしれません。


個人的な感情と仕事上のことの線引きは、
特に心に関わる仕事の場合、
難しいでしょうね。

» 「 佐野さくらの気づかい 」 は、こちらです。

「 第3話の序盤ラスト・嫉妬 」~月9ドラマ 『 ラヴソング 』を観て~

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前回は第3話の「 物語の始まり 」の内、
「 1人もだえる空一 」
をお送りしました。


そこでは
前々回と同じく
男性と女性の感覚のギャップ
が見られました。


今回は、「 物語の始まり 」の内、
「 宍戸夏希の嫉妬 」
をお送りします。


神代の帰宅を迎える宍戸夏希。


神代のちょっとしたことでも、
苛立っています。


共有したい女性と
タスクの完了を優先する男性。


その男女のギャップは
嫉妬で彩られるのです。


宍戸夏希の家


場所は宍戸夏希の家です。


神代が帰宅して、開けてもらいます。


帰って早々、宍戸夏希に怒られる神代。


トイレを立ってして、怒られています。


神代は「 男のプライドは死守する 」と
おもむろに冷蔵庫からビール
を取り出します。


宍戸夏希は切れ気味に「 はい? 」
と威嚇します。


神代は「 座ってします 」と白旗をあげます。


トイレ戦争は、宍戸夏希の勝利のようです。


ノートPCで作業していたらしい宍戸夏希、
手にはビールがあります。


神代と一緒に飲むつもりで待っていた
のでしょうか?


一緒に飲もうとは口に出さずに、
時間を計っているのか、
同じタイミングでビールという
絶妙な距離感。


神代公平と宍戸夏希の距離感
を象徴していますね。


まさに、阿吽の呼吸です。


踏み込む宍戸夏希、かわす神代。


宍戸夏希は神代に、
佐野さくらの治療を続けることになった
ということと、
「 佐野さくらと神代のライブ 」
の話題を振ります。


自分にもライブのことを
知らせて欲しかったようです。


神代は「 わかりましたー 」
と一見すると真面目な返事。


宍戸夏希は大人な対応で
「 (神代は)嫌だったんじゃないの?
ステージに立つの? 」
と聞きます。


神代は「 風向きが変わった 」
の返事。


宍戸夏希は
「 その風は、さくらちゃんから? 」
と遠まわしな言い方をします。


そして
「 クライアントとの距離を気をつけないと
陽性転移されちゃうよ 」
と忠告します。


神代は「 彼女はクライアントじゃないし、
ステージに立てと言ったのは夏希 」
とかわします。


宍戸夏希は「 しちゃってたりして 」
と冗談めかして本気で言います。


重いような微妙な空気が2人に流れます。

» 「 リズム対決 」 は、こちらです。

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