東京大学に入学した、唐木恵子さん。
歌と芝居への情熱が吹き出したようです。
それはやがて幼少時代にあった、
「 歌や芝居を仕事とする羞恥心 」
を溶かしていったようです。
今回のテーマは情熱です。
唐木恵子さんの情熱は、
いかに芽吹き、花開いたのでしょう。
大学時代と出版社時代
東京大学の分科三類に合格した、
唐木恵子さん。
芝居やバンド活動の毎日だったそうです。
抑えていた情熱が吹き出した、
ということでしょうか。
大学卒業後、出版社に就職しました。
しかしその間も、
芝居への情熱は消えませんでした。
社会人サークルの
ミュージカルに出演したり、
テレビドラマに
エキストラとして出演しました。
大学時代と出版社時代。
「この頃から芝居を仕事にしたいと
素直に思えるようになった」と、
後から思い返して言っています。
出版社は、25歳で退社しました。
夢を諦められなかったからです。
女性として芸能界を目指すには、
遅いスタートです。
しかし、
「やりたいことに挑戦もしないまま、
後悔したくない」という思いと、
「この年齢になれば、
親も何も言わないだろう」
という計算があったそうです。